『ビリー・エリオット』出演の吉田鋼太郎、益岡徹、柚希礼音、島田歌穂からコメント到着
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ミュージカル『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』の日本初演キャストが12月18日、発表された。本サイトでの既報通り、主役ビリーには長期オーディションを経て、加藤航世くん 木村咲哉くん 前田晴翔くん 未来和樹くんの4名が選ばれた。
加藤航世、木村咲哉、前田晴翔、未来和樹
また、大人キャストには、お父さん役に吉田鋼太郎、益岡徹(Wキャスト)、ウィルキンソン先生役に柚希礼音、島田歌穂(Wキャスト)、おばあさん役に久野綾希子、根岸季衣(Wキャスト)、ビリーの兄トニー役に藤岡正明 中河内雅貴(Wキャスト)、ビリーのボクシングの先生役に小林正寛、大人になったビリー役に栗山廉(Kバレエ カンパニー)、大貫勇輔(Wキャスト)らが決定した。
このうち、お父さん役の吉田鋼太郎、益岡徹、ウィルキンソン先生役の柚希礼音、島田歌穂からコメントが届いたので紹介する。
■吉田 鋼太郎 (お父さん役 Wキャスト)
吉田 鋼太郎
【コメント】昨年ミュージカルに初めて挑戦し、この作品でまたミュージカルに出演できることを嬉しく思っています。 ミュージカルの素晴らしいところは、音楽が始まった瞬間にその作品世界に引きこまれていくところです。 エルトン・ジョンの音楽の素晴らしさはもちろん、父の子供に対しての愛情からくる頑固さ、心温まるストーリー、そしてビリーを演じる少年たちの純粋に芝居に取り組む姿は必ず胸をうたれることと思います。そして、吉田鋼太郎、歌います! ので是非そこも楽しみにしていてください。
【プロフィール】97年、劇団AUNを結成。数々のシェイクスピア作品に出演、演出も手がける。『タイタス・アンドロニカス』『オセロー』『アントニーとクレ オパトラ』『ヘンリー四世』に主演他、数々の蜷川幸雄演出作品に出演。近年は舞台のみならず「花子とアン」「MOZU」「東京センチ メンタル」などドラマでも活躍中。2015年芸術選奨演劇部門文部科学大臣賞受賞。2016年10月には『彩の国シェイクスピアシリー ズ』の2代目芸術監督に就任。
■益岡 徹 (お父さん役 Wキャスト)
益岡 徹
【コメント】撮影で京都にいる時にオーディション合格の知らせを受け、この作品でミュージカルに初めて出演できることが非常に嬉しいです。映画『リトル・ダンサー』で受けた感動を、今度は自分を通て生の舞台でお届けできる喜びと共に大きな責任を感じています。父と息子の確執、兄弟の思い、親が子供の未来への扉を開いていくという普遍的なメッセージは、お客様の心に必ず伝わると信じています。
【プロフィール】仲代達矢の主宰する無名塾に入塾し、数々の舞台に出演。舞台・映画・テレビと幅広く活躍。主な出演作に舞台『出口なし!』『アート』『かもめ』『ヘッダ・カーブレル』『炎の人』『一人二役』、映画『マルサの女2』『釣りバカ日誌15~19』『ガマの油』『K-20怪人 二十面相・伝』、TV「翔ぶが如く」「ウェルかめ」「京都地検の女」「臨場2」「果たし合い」「石川五右衛門」ほか多数出演。
■柚希 礼音 (ウィルキンソン先生役)
柚希礼音
【コメント】大好きなこの作品に参加できることがとても嬉しく、その反面、自分にとってはすごく挑戦の多い役なので、しっかり稽古を積んで、お客様が何度も見たいと思って頂けるような作品にしたいと思っています。ビリー・ エリオットは、家族愛、師弟愛など沢山の愛が詰まっている作品です。今回決定したビリー役の少年たちを はじめ、カンパニー全員でお客様に最高の感動をお届けできるように創り上げていきたいと思います。
[プロフィール] 1999年初舞台。2009年宝塚歌劇団星組トップスターとなり、6年に渡りトップを務めた。主な主演舞台に『ロミオとジュリエット』『オーシャンズ11』『太陽王~ル・ロワ・ソレイユ~』『眠らない男・ナポレオン-愛と栄光の涯てに-』など。2010年には、 第65回文化庁芸術祭賞演劇部門新人賞、2012年には第37回菊田一夫演劇賞を受賞。2015年5月同劇団退団。退団後は、 ワールドプレミアミュージカル『プリンス・オブ・ブロードウェイ』に唯一の日本人キャストとして出演の他、『ミュージカル バイオハザード-ヴォイス・オブ・ガイア-』などがある。2017年1月からは、主演舞台『お気に召すまま』、3月には『REON JACK2』が控えている。
■島田 歌穂 (ウィルキンソン先生役)
島田歌穂
【コメント】 実際にブロードウェイで観劇して大感動した「ビリー・エリオット」。その舞台に立たせていただけることに、これまでの私のミュージカル人生すべてを賭ける!というほどの大きな喜びと幸せを感じています。ウイルキンソン夫人の強さを、自分の中にあるエネルギーを最大限に引っ張り出して表現したいです。 これだけふんだんなショーナンバーがありながら、これだけ心の奥深くにしみる人間ドラマが描かれている… この作品ならではの素晴らしさだと思います。 必ず勇気を持って帰っていただける作品です。是非ご期待ください。
【プロフィール】1974年、子役デビュー。1987年「レ・ミゼラブル」で脚光を浴び、出演回数は1,000回を超えた。同作の世界 ベストキャストに選ばれ、英国王室主催の御前コンサートに出演。更には、参加したベストキャストアルバムが米国にてグラ ミー賞を受賞。主な出演作品は「ウエストサイド・ストーリー」「飢餓海峡」「三文オペラ」など多数。女優、歌手として、舞台やコ ンサートなどに幅広く活躍。芸術選奨文部大臣新人賞、菊田一夫演劇賞、紀伊國屋演劇賞個人賞、読売演劇大賞優秀女 優賞など受賞多数。大阪芸術大学教授。
<ストーリー>
1984年、炭鉱労働者たちのストライキに揺れるイギリス北部の町ダラム。 主人公ビリーは、炭鉱労働者の父と兄、祖母の4人暮らし。幼い頃に母親は他界してしまい、父と兄はより良い労働条件を勝ち得ようとストライキに参加しているため、収入がなく生活は厳しい。父はビリーに逞しく育って欲しいと、乏しい家計からお金を工面し、ビリーにボクシングを習わせるが、ある日、バレエ教室のレッスンを偶然目にし、心を奪われたビリーは、少女達と共にレッスンに参加するようになる。ボクシングの月謝を使って家族に内緒でバレエ教室に通っていたが、その事を父親が知り大激怒。バレエを辞めさせられてしまう。 しかし、踊っているときだけはツライことも忘れて夢中になれるビリーは、ダンサーになるという夢を捨てられない。そんなビリーの才能を見出したウィルキンソン夫人は、彼の夢を叶えたい一心でまるで我が子のようにバレエを無料で特訓させ、イギリスの名門「ロイヤル・バレエスクール」の受験を一緒に目指す。一方、男手一つで息子を育ててきた父は、男は逞しく育つべきだとバレエを強く反対していたが、ある晩ビリーが一人踊っている姿を見る。それは今まで見たことの無い息子の姿だった。 ビリーの溢れる情熱と才能、そして”バレエダンサーになる”という強い思いを知り、父として何とか夢を叶えてやりたい、自分とは違う世界を見せてやりたい、と決心する。11歳の少年が夢に向かってひたむきに突き進む姿、家族の愛、親友との絆、亡き母親への想い、祖母の温かい応援。度重なる苦難を乗り越えながらビリーの夢は、家族全員の夢となり、やがて街全体の夢となっていく・・・
発表会見より
2017年2月7日(火)12:00 ~ 2月21日(火) 18:00 7・8月公演分【プレイガイド最速 座席選択先着先行】 e+受付