下北沢、新宿、渋谷のライブハウスで3日間連続サーキット『TOKYO CALLING 2017』開催決定

アーティスト出演数300組以上、総動員数が約1万人を記録した日本最大級のライブハウスサーキットイベント『TOKYO CALLING』が昨年の開催に続き、今年9月に開催することが決定した。初開催となった昨年同様に、東京は下北沢、新宿、渋谷と日ごとに開催エリアを変え、3日間連続で各ライブハウスをまわる。

出演者は、エントリーにより出演することも可能となっており、プロ・アマ、ジャンルに関係なく誰もがこの大型サーキットイベントへの出場権を掴むことができる。エントリー方法、開始日時は近日中に公式サイトで発表されるので「我こそは」という人は今のうちに練習しよう。

『TOKYO CALLING』は、昨年2016年9月に初めて開催された下北沢、新宿、渋谷の複数のライブハウスを貸し切ってのサーキットで、“日本一のロックシーンを生み出す”という目的のもとに企画されたイベントだ。

東京は日本の中心であり音楽の中心でもあるが、ロック界においては昨今、関西勢の勢いが増すばかり……。関西が盛り上がっている理由には、サーキットイベントやフェスが充実していることがあげられる。個人イベンター、ライブハウス、イベントプロモーター、FM局、テレビ局と、それぞれのイベントやフェスが有機的に絡み合い、バンドが自動的に成長するシステムが関西には少なからずできている。

東京でもそれらに匹敵するようなサーキットイベントを開催しよう！と、大阪『見放題』・名古屋『でらロック』・福岡『TENJIN ONTAQ』という全国屈指のサーキットフェスを東京に集結し、昨年ついに立ち上がったのが『TOKYO CALLING』である。

下北沢、新宿、渋谷のそれぞれ独立したシーンを合体させて、日本一のロックシーンを生み出す。そんな大きな野望を持ち、今後の音楽界を見据えた​イベントに注目が高まる。