青山テルマ “恋”がテーマの新作&「恋愛は自分を映す鏡」という自身の恋愛観をトーク
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青山テルマ
デビュー10周年イヤーを飾る、2017年第1弾作品「My Only Lover」を2月8日にデジタルシングルとしてリリースする青山テルマ。今作は、フランス化粧品メーカー『GUERLAIN』(ゲラン)の人気商品・メテオリット30周年コラボレーションソングとなっている。今作は恋愛ソングとなっており、バレンタインも近いということで、本インタビューでは楽曲、そして恋愛についてたっぷりと語っていただきました。取材班も思わず共感してしまった為になる恋愛トークは必見です。
――今作は、フランス化粧品メーカー『GUERLAIN』の“メテオリット”を意識して作られた楽曲なんですよね?
そうですね。メテオリットの為にメテオリットをイメージして作った1曲なんです。なので、最近の青山テルマにはなかったポップな楽曲になったと思います。純粋に“青山テルマ”として作る、いつもの楽曲よりもポップ色の強い楽曲になっているもので。自分としては、久々にここまでのドポップをやったなぁって感じですね。
――どういうところから楽曲作りはスタートしていったんですか?
今回は3曲プリプロして、GUERLAINさんに聴いて頂いて選んでもらったんです。メテオリットを纏った女性をイメージして楽曲選びをしました。
――歌詞にも、“メテオリット”というワードが出てきますもんね。
そうなんです。今回歌詞を書かせていただいているんですけど、コラボレーションソングということで、メテオリットにイメージを寄せて書き始めたんです。なので、いつもの私の歌詞よりも言葉が女の子っぽくなっていて、ガーリーでキラキラしていて。メテオリットを使う20代から40代くらいの女性をイメージして、恋をテーマに書いたんですよ。私は未婚で、みんなの幸せを祝ってばかりなんですけど(笑)、この歳になると周りが結婚したり出産したりと幸せなニュースが多いので、“自分の恋も真剣に頑張ってみよう”って多くの女性たちが思ってもらえる曲にしたいなと思いながら歌詞を書いたんです。
青山テルマ
青山テルマ
――歌詞の主人公は、仕事が充実して幸せな毎日だけど、仕事を優先するあまり、恋することを少し遠ざけてしまったっていう感じなのかなと思ったんだけど、そこには等身大の青山テルマと重ねた部分があったりするの?
そうですね。最近思うことを書いていった感じだし、私自身の気持ちでもあるんですけど……私自身の性格よりも、ちょっと可愛こぶってるかな(笑)。
――じゃあ、もっと青山テルマ自身の本音で書いたとしたら、どんな歌詞になると思いますか?
もっと原色な感じで、色に例えたら黄色かな(笑)。今回はメテオリットをイメージしてパステルピンクな感じで……自分もこんな感じになれたらいいなっていう希望もあって書いたんですよ(笑)。ミュージックビデオのイメージもまさにそうで、普段は着ない洋服で女の子らしい雰囲気で撮影したんです。スタイリストさんもメイクさんも全部GUERLAINさんの方に任せて、完全に私がメテオリットのイメージに染まったって感じだったので、すごく楽しかったです。実際の私は、この歌詞の主人公みたいに恋に対して臆病で奥手ではなく、自分の気持ちを秘める事なく、好きな人には面と向かって「好き!」って言えちゃうタイプなので、ちょっと違うんですよ。たしかに、歌詞の中にあるように“こんな私でも……”って思うことはあるけど、相手に重くない感じで直接“好き”を伝えちゃうタイプなんです。この歌詞の主人公はちょっと控えめですけど、私は自然と漏れちゃうタイプなので(笑)。
青山テルマ
――漏れちゃうんだね(笑)。バレンタインの思い出とかある?
アメリカから帰って来て、バレンタインが女の子のイベントであることに驚いたというか、めんどくさいなぁって(笑)。アメリカって、男子が女子に何かしてあげる習慣だったりするんですよ。特に告白する日っていう感じでも、チョコレートをあげる日っていうことでもなく、何かしてあげる日なので女子は楽なんです(笑)。
――そうなんだ!
そう。だから、日本に帰って来て高校生の時は、みんなにチョコレート作ってましたよ。好きな人だけに作るとバレちゃうから、たくさん作ってみんなにもあげたり。でも、1番上手に出来たチョコを好きな人にあげてたっていう(笑)。
――じゃあ、高校生の頃は“好き”を秘めてたってこと?
ん~、最初は秘めるんだけど……どうせ漏れちゃうんですよね(笑)。あと、告白をするということを一大イベントにしたことがなくて。そうした方が緊張もしないし、構えないし、すごくいいと思うんです。だって、告白することがすべてだ!って思ったら、フラレちゃったときショックが大きいじゃないですか。構えずに、普通に好きだったら好きって言えばいいし、言ってダメならしょうがないし。サラッと「好き~!」って言った方が相手も構えないし。
――でも、真意が伝わらないかもじゃない?
うんうん。特に私、昔から男友達が多いから、女として見られることが少なくて……告白しても「友達としか思えないから無理!」って言われちゃう事は多かったりするかな。
――それ辛いね。
そうなんです……でも、“ま、いっか、友達で!”ってなりますね(笑)。
青山テルマ
青山テルマ
――じゃあ先生。告白するときは、具体的にどんな感じにしたら良いのか、これを読んでくれてる女の子たちに伝授して頂いてもよろしいでしょうか?
あははは。まず、自分のコンプレックスと自分の1番の売りのポイントを理解して、相手にアピールすることかな。例えば私だったら“特別に美人ではないけど、一緒に居たら絶対に楽しい!”とか。“ここは絶対にあの子には負けない”っていう部分を最大限にアピールする。一緒に居て楽しいってすごく大事なことだと思うから。それでもダメなら、“あ、コイツセンスないな”と思って、その人に興味なくなっちゃうかな(笑)。フラレてもいいじゃん! また頑張ればいいんだし。経験ですよ、何ごとも。
――でも、なかなか立ち直れないんじゃない?
(きっぱりと)いや、立ち直れって話だし(一同笑)。
――確かに(笑)。
フラレたらね、もう一回よ~く考えてみたらいいんです。“なんでこの人が好きなんだろ?”、“どこが好きなんだろ?”、“なんで好きになったんだろ?”、“どうしてこの人じゃなくちゃダメなんだろ?”って。そうやって考えてみると、そこまででもないんですよね。
――恋すると舞い上がっちゃいますもんね。
そう。でも、まぁちょっと落ち着けと。客観的に見ることも大事だからね。だから、フラレてみるのもいいんです。失恋を恐れて告白しないなんてのはダメ! 恐れなくていいから、まずは告白してみたらいいと思います。告白や、恋がすべてじゃないから! そこが人生のすべてじゃないので、そこにすべてをかける必要なんてなくて。でも、まず前に進むには告白しなくちゃ始まらないでしょ? だから、まずは怖がってないで、あたって砕けたらいいんです。だから、告白は絶対に面と向かって直接するべき。どうしても恥ずかしい場合は手紙とか。
青山テルマ
――今はLINEとかで告白する人もいるみたいだし。
ですね。今、“告白を一大事にしない”って言ったけど、それとこれとは違うんです……伝わるかな、この違い。まだ、ガラ携のメールだったときは、30分くらいかけて1文字1文字を考えて打ってたと思うんです。“ハートの絵文字はちょっと重いから星マークにしとこうかな?”とか、すっごい迷って迷って一生懸命書いてませんでした? 好きな人の電話番号聞くのってすごくドキドキしたし、すごく困難なことでもあったけど、LINEのアドレスを聞くのってすごく簡単だったりしますよね。なんかね、そこは違うと思うんです。付き合う時もそうだし、別れを切り出すときもLINEでって、絶対に違う。別れもせめて電話にしようよって思います。昔なんて、ドキドキしながら好きな人の家に電話かけて、「すみません。●●くんいらっしゃいますか?」とか言ってたのに、今の子たちはそういう経験きっとないですよね? それって、ある意味すごく不幸だと思うんです。
――テルマちゃん、随分と昭和だね。
私、昭和大好きなんです! そういう、ちょっと昔の奥ゆかしくて、もどかしい感覚っていうのかな、そこは大事にしていくべきだと思うんです。今なんて、LINE交換、はいポンポン、スタンプ送ります、はいトントン!みたいな(笑)。便利だから、もちろん私もやってるけど、でも、告白とか別れとかはそれじゃダメだと思う。でも、今って全部がLINEで繋がってますよね。LINEしてて、電話しようと思ったら、電話番号知らないってこと結構ありません?
――あ、それあるあるかもね!
ですよね。“LINEだけで繋がってるんだ……”って思っちゃうと、すごく違和感があるし、なんか寂しい気がする。そう思うと、今の子たちって、昔にはなかった生きづらさがあるんだろうなって思っちゃったりもします。
――そういう世の中の変化が、歌詞の変化に繋がっていたりする?
昔は“LINE”って歌詞に出てくることはなかったけど、今の歌詞にはあったりしますよね。そういう意味では、無意識に私も使うワードは変化しているのかも。でも、私、昭和の歌詞ってすごく好きなんです。すごくあったかいというか、人間らしいというか……すごく心に響くんですよね。届かない尊さのような、もどかしさもあって。そういうのがすごく好きだから、私いまだに手紙書くんですよ。好きな人とかできたら、絶対に手紙書きたい!って思います。字から伝わる温度ってあると思ってて。メールやLINEでも気持ちは伝わるのかもしれないけど、小さい事を忘れがちというか。だからいまだにアナログ好きなんです。
青山テルマ
青山テルマ
――なるほど。でも、本当にそうだよね。
うん。だから、逆に今の時代だからこそ手紙にしてみたりするのもすごくいいと思う。告白でも、そっちの方がちょっと特別感あっていいと思うよ。いっぱいいい恋愛してほしいな、失敗してもいいから。失敗したら落ち込むけど、落ち込んでいいから、ひたすら頑張る。落ち込んで傷ついたら友達に相談したり、占いとかも行っちゃう! 旅に出るのもいいかもね。とにかく、ひたすら頑張る! 自分磨きも頑張る。私は恋愛で傷ついも、恋愛を諦めようと思ったことはないから。頑張ってる自分が好きだなので。失敗を自分で笑えるくらいハッピーでいたいなって思います。
――素敵。でも先生……自分にスパルタですね(笑)。
そう(笑)。やっぱりね、ウジウジしてたらウジウジした人としか出逢えないからね。その時の自分に合った人としか出逢えないんですよ。一緒に居る人は、自分の鏡だから。恋愛は自分を映す鏡だと思う。自分がなりたい自分になればそういう人が現れる、そういうものだと思います。私は、彼が居ないときは、いつも声に出して妄想してて(笑)。例えば、友達と居るとき「今頃、テルマのまだ見ぬ彼は残業してるかな?」とか(笑)。これから出逢うであろう恋を想像する時間を妄想するのもすっごい楽しい!
――そういう時友達はなんて?
「そんなの、知らねぇよ!」って呆れてます(笑)。
――あははは! ホントに面白い(笑)。
いや、ウケを狙ってるんじゃないですよ(笑)。いたって真剣! そうやって、毎日を楽しみながら頑張ってたら、いつか素敵な恋が向こうからやって来るものだからね。
――素敵な恋愛講座、ありがとうございました! 最後に、今日のスケートリンクでの撮影はどうだった?
思った以上に滑れなくなっててビックリしました! 昔はもうちょっと滑れたのに……。でも、平日の昼間だったら空いてるし、デートコースにはいいと思う。ほら、自然と手を繋げると思うし、距離も縮まるんじゃないかな? オススメのデートコースだと思うので、是非行ってみてください!
取材・文=武市尚子 撮影=菊池貴裕
撮影協力=三井不動産アイスリンク for TOKYO 2020(開催日時:2017年1月5日(木)~3月5日(日) 営業時間:11時~22時(受付21時まで))
~メテオリット30周年コラボレーションソング~
2017.2.8配信
「My Only Lover」
【日時】2017年3月4日(土)17:30 開場 / 18:00 開演
【先行詳細】
1次プレオーダー:1/16(月)21:00~1/26(木)18:00
2次プレオーダー:1/28(土)12:00~2/5(日)18:00
※受付期間内に、受付URLへアクセスし、エントリーを行ってください。
※お申込みにはe+(イープラス)の会員登録(無料)が必要です。
※先着順ではありません。受付期間内にお申込みください。
お申込み多数の場合抽選となります。
放送日:2月13日21時~放送
2月13日(月) 20:00 ~より放送
-視聴方法-
まずは、「LINE LIVE」のスマートフォン用アプリをダウンロード。
iPhone https://lin.ee/goCPbh2/dtzb/ta
Android https://lin.ee/4C8u0Ln/dtzb/ta
アプリダウンロード後、以下のページにアクセスし予約ボタンを押すと視聴予約ができます。
https://live.line.me/channels/21/upcoming/880062
配信が始まると通知が届きます。
番組内では、青山テルマが師と仰ぐお笑い芸人であり恋愛マスターのくじら氏をお招きし、皆さまのリアルな恋愛相談にお答えします!
みなさんからの質問を募集中!(※質問フォームはスマートフォンのみの対応となります。)
詳細はコチラ
http://lineblog.me/livepress/archives/13113177.html