“明暗逆転”で停電を描く、劇団四季「ブラックコメディ」8年半ぶりの上演決定

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2017.2.11
「ブラックコメディ」過去公演より。(撮影:上原タカシ)

「ブラックコメディ」過去公演より。(撮影:上原タカシ)


劇団四季「ブラックコメディ」の上演が決定した。4月から5月にかけて東京・自由劇場にて公演を行う。

2008年以来8年半ぶりに自由劇場にて上演される本作は、イギリスの劇作家ピーター・シェーファーによる喜劇。留守中の隣人宅から数々の調度品を無断で借用した主人公の若い彫刻家は、フィアンセの父親と大富豪の美術コレクターを自宅に招き、富と愛する女性を手に入れようと企てる。ところが突然停電が起こり、次から次へと招かざる客が訪れて……。

ピーター・シェーファーは物語の要である停電というシチュエーションを、“明暗逆転”の演出で表現。停電時は照明を点け、電気が点いているときは舞台は暗くする手法で、登場人物たちの本音や嘘を浮き彫りにする。四季会員向けは3月5日に発売。一般販売は3月11日に開始する。

劇団四季「ブラックコメディ」

2017年4月~5月(予定)
東京都 自由劇場

ステージナタリー
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