須賀健太と伊藤沙莉のキスシーンも　内田英治監督が地方都市の‟黒い青春“描く『獣道』予告編

須賀健太と伊藤沙莉がW主演する、内田英治監督の映画『獣道』が7月15日に公開されることが決定した。あわせて、同作の予告編とビジュアルも解禁されている。​

『獣道』は、宗教団体やネグレクト、少年犯罪、性産業などに翻弄される地方都市の若者の“黒い青春”を、 実話をベースに描いたブラックコメディ。伊藤は、親の愛を知らずに育ち、自分の居場所を求めて宗教施設や風俗の世界へ身を転じていく少女・愛衣を演じ、須賀は愛衣に恋する少年・亮太を演じる。

公開された予告編では、「この街では、毎日誰かが壊れていく。そして、誰かが救われていく」というナレーションとともに、カツアゲ、乱闘、性産業、宗教施設といった場面が次々と映し出され、若者たちの異様なエネルギーに満ちた激しい日常が描かれている。吉村界人演じる不良・佑二の狂気を漂わせた表情や、アントニー（マテンロウ）演じる番長・堅太の存在感にも注目だ。そのほか、でんでん、矢部太郎、広田レオナ、近藤芳正ら、怪優たちの役割も気になるところ。

一方で、伊藤演じる愛衣と、須賀演じる亮太のキスシーンも登場。宗教施設からヤンキー一家、そして中流家庭へと生きる環境を変え、姿も変化していく愛衣と、亮太のラブストーリーも、同作の見どころ。

なお、同作は1月24日からクラウドファンディング・プラットフォーム・MotionGalleryにて配給宣伝資金を募集していたが、多数の応援により4日間で目標金額を達成。これにともない、募集期間を短縮して2月16日（木）の24:00で終了することが決まった。

映画『獣道』は7月15日（土） シネマート新宿レイトショーほか全国公開。