マイラバ、佐藤浩市&本田翼主演作で11年ぶり映画主題歌

2015.9.1
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音楽

「起終点駅 ターミナル」メインビジュアル (c)2015 桜木紫乃・小学館 / 「起終点駅 ターミナル」製作委員会

11月7日公開の映画「起終点駅 ターミナル」の主題歌として、My Little Loverが新曲「ターミナル」を提供したことが明らかになった。

「起終点駅 ターミナル」は、直木賞作家の桜木紫乃による同タイトルの小説を原作としたヒューマンドラマ。北海道釧路市を舞台に、かつて恋人を目の前で亡くしひっそりと暮らす男性弁護士・鷲田完治と、彼が弁護を担当した女性・椎名敦子の2人が交流を深め、それぞれの人生が動き出して行くさまを描く。完治役を佐藤浩市、敦子役を本田翼が演じる。

主題歌の「ターミナル」は映画の劇伴も手がけた小林武史が映画のために書き下ろした曲で、My Little Loverのデビュー20周年プロジェクトのリードシングルとなるナンバー。CDリリース日などは後日発表される。My Little Loverが映画主題歌を担当するのは、今回の作品と同じ篠原哲雄監督がメガホンを取った2004年公開の「深呼吸の必要」以来11年ぶり。

この曲についてakkoは「この映画にとって、よき脇役となれますように」とコメント。また、篠原監督は「My Litle Loverの楽曲、akkoさんの透き通った歌声が、必死で生きてきた彼らとその未来に優しくエールを送ってくれました」と、曲の魅力を語っている。

My Little Lover akkoコメント

絶望的なことが起こるのに、心の中の小さな灯火がずっと温かい。
重苦しいのに、なぜか瑞々しさのようなものを感じる。
それはそれぞれの終わりと始まりが、これからもずっと続いていく予感がしたからかもしれません。
私はこの世界に凛とした姿で寄り添いたい、そんな想いで主題歌を歌いました。
この映画にとって、よき脇役となれますように。

篠原哲雄監督 コメント

ずっと心を閉ざしてきた男とたったひとりで生きてきた女が出逢い、最果ての地からそれぞれ旅立っていく。My Little Loverの楽曲、akkoさんの透き通った歌声が、必死で生きてきた彼らとその未来に優しくエールを送ってくれました。
「深呼吸の必要」以来、二度目の奇蹟に感謝致します。