解散を発表したイエローカードの最後の来日公演、いよいよ今週開催
-
ポスト -
シェア - 送る
2016年6月、イエローカード(YELLOWCARD)が、ラスト・アルバムのリリースと、それに伴うワールド・ツアーを最後に解散することを発表した。
イエローカードは、1997年にフロリダ州ジャクソンビルで結成された。現在のメンバーは、ライアン・キー(ヴォーカル/ギター)、ショーン・マッキン(ヴァイオリン/ヴォーカル)、ライアン・メンデス(ギター/ヴォーカル)とジョシュ・ポートマン(ベース)の4人。2001 年に『ワン・フォー・ザ・キッズ』でインディーズ・デビューし、2003年に発表したメジャー・デビュー・アルバム『オーシャン・アヴェニュー』で大ブレイクを果たした。ライヴ・バンドとして定評があり、ヴァイオリニストが在籍するロック・バンドとしても一躍注目を浴びた。フジロックやサマーソニックなどのフェス出演を含め、幾度となく来日公演を行っている。
約20年の活動期間中、活動休止(2008年〜2010年)、メンバー・チェンジやレーベル移籍などの出来事があったが、彼らは状況の変化をその都度ポジティブなものと捉え、前進し続けてきた。また、バンドの特徴的なサウンドに新たな要素を取り入れるなど、音作りの面でも果敢にチャレンジし、常に聴き手を新鮮な高揚感で満たしてくれた。長年ドラムを務めたロンギニュー・パーソンズⅢが脱退した後にリリースされた2014年のアルバム『リフト・ア・セイル』は、苦難を乗り越え、新しいアプローチをとり、これまでで最も大きくサウンドが進化した作品だったように思う。
昨年9月にリリースされた『イエローカード』は、メンバーのライアン・キーとライアン・メンデスがプロデュースを務め、『オーシャン・アヴェニュー』以降、全てのオリジナル・アルバムを手掛けているニール・アヴァロンがエグゼクティヴ・プロデューサー、ミキサーとして参加している。最後のアルバムになることを意識しながら作り上げたという今作では、自分たちらしさを追求し、フィナーレを飾るにふさわしい作品にするべく、精一杯の想いを込めたという。
いよいよ、最後の来日公演が近づいてきた。ありったけのパワーを注ぎ込んで繰り広げられる彼らのライヴ・パフォーマンスには、毎回心を揺さぶられる(今回、ショーンのバック宙は見られるだろうか?)。メンバーと共有できるかけがえのない瞬間を噛み締めながら、存分に楽しもうではないか。
YELLOWCARD『THE FINAL WORLD TOUR』
2017/2/28(火)大阪 梅田 CLUB QUATTRO
OPEN 18:00 / START 19:00
Guest: LIKE TORCHES
2017/3/2(木)東京 新木場 STUDIO COAST
OPEN 18:00 / START 19:00
Guest: LIKE TORCHES
◾️詳細ページ: http://www.smash-jpn.com/live/?id=2545
発売日:2016.10.01
価格:2,130円(税別)
品番:EKRM-1347
<収録曲>
1. Rest In Peace
2. What Appears
3. Got Yours
4. A Place We Set Afire
5. Leave A Light On
6. The Hurt Is Gone
7. Empty Street
8. I'm A Wrecking Ball
9. Savior's Robes
10. Fields & Fences
11. What Appears (Acoustic)
12. The Hurt Is Gone (Acoustic)
- イープラス
- Yellowcard
- 解散を発表したイエローカードの最後の来日公演、いよいよ今週開催