名フィル次期音楽監督・小泉和裕氏がいよいよ登場
2015.9.3
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2016年に50周年を迎える名古屋フィルハーモニー交響楽団。50周年記念グッズの販売等で徐々に盛り上がりをみせている。さらに4月から3シーズンに渡って小泉和裕氏が音楽監督に就任することが決まるなど50周年に向けて着実に準備が進んでいる。名フィルが音楽監督のポジションを設けるのは1998年4月から2003年3月まで5シーズン務めた小林研一郎氏(現桂冠指揮者)以来、13シーズン振りとなる。
その小泉和裕氏は9/4、5の名フィル第427回定期演奏会に音楽監督就任発表以来、初めて登場する。『アート・オブ・ヴァリエーション』と題し、ベートーヴェンの《英雄》をメインにプログラムを構成。この演奏会のリハーサル最終日となる9月3日の午後4:00より名フィルの練習拠点である名古屋市音楽プラザでマスコミや音楽関係者を対象とした記者会見の開催が決定。対象はマスコミや音楽関係者のため、質問をすることはできないのだが一般の方で会見の様子を見学をしたい人を募集。応募者の条件はないものの、応募多数の場合は抽選となりTwitterやFacebookのアカウントやブログを持っている人を優先的に当選させるという。さらに義務ではないがインターネット上で情報発信をお願いしたいと呼びかけている。市民が記者となり情報発信をしていく…まさに地域密着を目指す名フィルらしい企画だ。
すでに募集は終了しているため応募はできないが、9月3日の市民記者たちの会見速報を楽しみに待ちたい。また、小泉氏の《英雄》も聴き逃せない。
イベント情報
日時:2015年9月4日(金)・5日(土)
会場:愛知県芸術劇場 コンサートホール
出演:小泉和裕(指揮/次期音楽監督)、アルトゥール・ピサロ(ピアノ)、名古屋フィルハーモニー交響楽団
公式サイト:http://www.nagoya-phil.or.jp/