シンクロ少女が『未亡人の一年』を6年ぶりに再演
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「未亡人の一生」舞台写真 2011年11月 於・王子小劇場
シンクロ少女の17回目の本公演『未亡人の一年』が、2017年3月8日(水)より下北沢ザ・スズナリで開幕する。シンクロ少女は、2004年に旗揚げ。脚本・ 演出を手掛ける名嘉友美が主宰する。劇場はもとよりスタジオやギャラリーでの公演を含め、年1~3回のペースで公演を行っている。 作風は、「愛」「性」「嫉妬」「欲」などをテーマに、話し言葉を中心に小説的に構成された脚本で、異なる空間や時間の会話を同時進行で見せる演出が特徴。近年は、登場人物の心情や状況を表現するために映画音楽や洋楽を歌うという表現方法を取り入れ、シンクロ少女の特徴を確立してきた。
過去公演では、『めくるめくセックス』で2009年度佐藤佐吉賞「優秀作品賞」「優秀助演男優賞(武子太郎)」、『性的敗北』で2010年度佐藤佐吉賞「最優秀脚本賞」、『少女教育』で2012年度佐藤佐吉賞「ゴールデンフォックス賞」「優秀作品賞」「優秀脚本賞(名嘉友美)」「優秀助演女優賞(松本みゆき)」を、それぞれ受賞した。
今回上演の『未亡人の一年』は、2011 年に王子小劇場初演作品の再演。今回ザ・スズナリでの公演を考えた時、劇場の構造と演出案がマッチしたための、6年ぶりの再演となる。 キャストは当時の劇団員以外を一新。 脚本も少しリライトしながら、よりパワーアップした『未亡人の一年』 を目指すという。
シンクロ少女の劇団員は、名嘉友美、泉政宏、横手慎太郎、中田麦平、田中のり子の5人。 毎公演、劇団員以外の俳優も招くが、今回は、吉岡そんれい、石黒麻衣(劇団普通)、野田慈伸(桃尻犬)、諫山幸治(ブラジル) 、伊達香苗(MCR)、堂本佳世、三澤さき(ゲンパビ)、川崎桜が客演する。
作・演出:名嘉友美のコメント
未亡人と、その周囲の人々の「後悔」にまつわる物語。「なんでこうなっちゃったんだろう」という思いに囚 われた人たちのお話です。愛の生活を送る母と娘、男と女 が、不運に見舞われながらもそれぞれの不幸 と戦います。
≪名嘉友美(なかともみ)≫
日本映画映像学科卒。録音ゼミに在籍中の 2004年にシンクロ少女を旗揚げ。2011年には劇団化。全ての脚本と演出を務める。役者として外部に客演もする。「愛」「エロ」に特化していた当初に比べ、近年はそういった感情をテーマにした演出に音楽を取り入れ、独特のスタイルを構築している。映画大好き人間。
■出演:泉政宏、横手慎太郎、中田麦平、田中のり子(以上、シンクロ少女) 吉岡そんれい、石黒麻衣(劇団普通)、野田慈伸(桃尻犬)、諫山幸治(ブラジル) 伊達香苗(MCR)、堂本佳世、三澤さき(ゲンパビ)、川崎桜
■舞台美術:坂本遼
■音響:田中亮大(Paddy Field)
■照明:南香織(LICHT-ER)
■宣伝美術:郡司龍彦
■制作:会沢ナオト
■会場:ザ・スズナリ 〒155-0031 東京都世田谷区北沢 1-45-15 03-3469-0511
■料金(全席指定・日時指定・税込)
指定席:前売 3,500 円/当日 4,000 円 学生 3,000 円 (前売・当日とも/要学生証) 自由席:前方自由席 3,300 円 (枚数限定) ★平日昼割…各前売料金より 300 円引き (前売のみ)
■問い合わせ
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TEL:090-6000-3959(アイザワ)
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