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音楽がすっと心に響く、居心地のいいバーを紹介 『よい音楽で、よい時を』#4 eplus LIVING ROOM CAFE&DINING

2017.4.2
特集
音楽

eplus LIVING ROOM CAFE&DINING

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音楽とアートを身近に感じられるライブカフェ。

好きな音楽を雰囲気のよい空間で聴くことができたら、その時間は、より贅沢なものになるだろう。音楽をよりよい環境で聴くために、こだわって作られたミュージックバーやジャズ喫茶などを紹介する特集。第4回目は、渋谷に今年オープンしたばかりのライブカフェ、eplus LIVING ROOM CAFE&DININGをご紹介する。

eplus LIVING ROOM CAFE&DINING

分不相応のジャズクラブ、暗くて狭いライブハウス。そういった環境とは違う、現状の音楽シーンにないもっと身近に音楽やアートを楽しめる場所を作りたかったという。“アーティストが友人を招きもてなすLIVING ROOM”というコンセプト通り、「リビング」と名付けられたメインフロアを中心に、「ダイニング」「パティオ」「メインバー」「テラス・テラスルーム」の6つのエリアが存在する。レザーソファーの座り心地やクッションの肌触り、バーテーブルの椅子の高さにまでこだわり、過ごしやすさを追求した空間が広がっている。

eplus LIVING ROOM CAFE&DINING

居心地のよい空間はもちろん、最大の特徴は、フロア中央に配置されたステージで行われるライブ。CDなどの作品に対価を支払う人が少なくなっている昨今、その活路を見出すために、アーティストが気軽にステージに立てる現場作りを心がけている。毎日のようにアーティストがライブを行っているが、会場代は一切ない。来店者から受け取るチャージやチップは、その日のアーティストにすべて還元。お店と来店者とでアーティストをサポートしていきたいという、イープラス代表取締役社長の橋本行秀氏の強い思いがあるようだ。

店内のいたるところにアートが溢れている。このウォールアートは、agnes b.のウィンドウなども担当したSAYORI WADAの作品。このほかにも、有名な街の写真を合成する写真家、P.M. Kenの作品も飾られていた。


 

グラストンベリー・フェスティバルなどで使用されているマーチンオーディオ社のスピーカーマネジメントシステムを常設。床面積1200平米、座席数300席という広い店内全体に音が届くように設置されている。


 

日本に2台しかないというドリップマシン「Ueshima Dripmaster 5000」で美味しいコーヒーを味わえる。このほかにエノマティック社のワインサーバーを設置するなど、ドリンク提供にもこだわりを感じる。


 

ギャラリーのように作品を発表できる場も提供。この日は、自ら紙で製作した立体模型をカメラで撮影する写真家、Hideo ANZEの作品が飾られていた。


 

多様なスペースがあることでその日の気分にあった過ごし方ができる。自由に席を選ぶことができるので、それぞれで色が違う空間を楽しみたい。


 

食事や会話を楽しんでる人もいれば、ライブを見ながら音楽に集中している人もいる。その自由度は客席とステージが溶け合うように作られているため。居心地がいいだけではなく、音質にこだわり適度なボリュームで楽しめるライブ音楽も、店内に自然と飾られたアートも、気負いなくカジュアルにお客の身近に存在しているということ。それがアーティストとお客の距離を縮めてくれる。これこそが、eplus LIVING ROOM CAFE&DININGの魅力なのだ。
 

取材=木村亮介 写真=SOUSHI SETANI

店舗名 eplus LIVING ROOM CAFE&DINING
住所 東京都渋谷区道玄坂2-29-5 渋谷プライム5F
営業時間 11:30〜24:00(L.O 23:00) 日曜・祝日11:00〜22:00(L.O 21:00)
定休日 不定休
電話番号 03-6452-5424
オフィシャルサイト: http://livingroomcafe.jp/

 

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