『咲-Saki-』加治木ゆみ役・岡本夏美が麻雀コミック『aki』実写化で主演へ 実在の女流プロ雀士を演じる
映画『女流闘牌伝aki -アキ-]』 岡本夏美 (C)2017花崎圭司・大崎充/竹書房/『aki』製作委員会
「元祖アイドル麻雀プロ」と呼ばれる二階堂亜樹が原案をつとめた麻雀コミック『aki』が、『女流闘牌伝aki -アキ-』のタイトルで実写映画化され、2017年夏に公開されることが決定した。主人公の亜樹は、モデル・女優の岡本夏美が演じることも決まっている。
映画『女流闘牌伝aki -アキ-]』 岡本夏美 (C)2017花崎圭司・大崎充/竹書房/『aki』製作委員会
『aki』は麻雀女流プロ・二階堂亜樹の知られざる過去を描いた物語。二階堂は実家の家業が雀荘であったため、幼い頃から麻雀に親しんできた人物。両親が離婚し、姉妹で父親の親戚に預けられて幼少期を過ごした。二階堂は中学3年生の頃、高校には進学せず雀荘を転々とし、プロデビュー後に「最年少女子プロ」のキャッチフレーズとルックスで脚光を浴び、テレビや雑誌などへも出演。数々の麻雀大会やイベントに出場し、現在も多岐にわたる活躍をみせている。
二階堂亜樹
主人公の亜樹を演じる岡本はティーン向けファッション誌『Seventeen』の専属モデルとして活躍中。2017年には麻雀コミックの実写映画化作『咲 -Saki-』で、鶴賀学園の加治木ゆみを演じて注目されている。『咲 -Saki-』で培った麻雀と演技の経験が、どう活かされるのか注目だ。
岡本夏美
『女流闘牌伝aki -アキ-]』でメガホンをとるのは、多摩美術大学の卒業制作『雲の屑』が東京学生映画祭でグランプリと観客賞をダブル受賞し、『太陽を掴め』が第29回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門に公式出品された新鋭・中村祐太郎監督。
公開決定を受け、主演の岡本、中村監督、そして二階堂のコメントも発表されている。
岡本夏美(アキ役)
アキちゃんは、自分の意思をしっかり持っていて、ただまっすぐ前を向いているなと思いました。
周りに対して、大人に対して、繊細な感情を持っていながら、麻雀の愛をひたむきに信じる力がある。。
共感できる部分も、尊敬できる部分もあります。アキちゃんの感情に寄り添って、表現できたらいいなと思います。
中村祐太郎監督
岡本夏美さんは爆発でした。
彼女の瞳から溢れる活力が、そう僕を確信させました。
若干18歳。春には高校を卒業する彼女が、女流麻雀士二階堂亜樹の激動の10代を演じ、今しかできない女流闘牌伝を作り上げます。
麻雀は孤独な旅のようです。
akiが作ったその軌跡を、岡本さんがどのように辿っていくか、闘っていくか。
その神秘こそ映画体験で、皆様にお届けしたいです。
また麻雀の素晴らしさが少しでも伝わる作品になるよう、一同頑張っていきます!
二階堂亜樹
映画化のお話を聞いたときは、正直とても驚きました。
自分のことを漫画にして頂いただけでも嬉しかったのですが、単行本、ついには映画化ですからね。
10代の頃にはまさかそんな事が自分の人生にあるなんて露ほども思っていなかったかと。
人生って本当になにがあるかわからないものです。
何に焦がれたのか。
何者になりたかったのか。
誰かの何かになれたのか。
まだまだ道半ばですが、そんな半生を物語として、二階堂亜樹に興味がある方はもちろん、無い方にも是非観て頂きたいと思います。
映画『女流闘牌伝aki -アキ-]』は2017年夏、公開。
原作コミック『aki』 (竹書房刊)書影
主演:岡本夏美
監督:中村祐太郎
原作:花崎圭司
作画:大崎充 「aki」 竹書房刊
協力:二階堂亜樹
闘牌指導:麻雀企画集団バビロン
協力:日本プロ麻雀連盟
企画・配給:AMGエンタテインメント
15歳の少女アキ。「本物の人生」そして「本物の麻雀」を目指して突き進む様を描いた麻雀青春録。