歌唱シーン盛りだくさんの「スタミュ」で杉江大志「舞台ならではの良さを」

2017.4.1
レポート
舞台
アニメ/ゲーム

ミュージカル「スタミュ」ゲネプロより、左から杉江大志演じる星谷悠太、丘山晴己演じる鳳樹。 (c)ひなた凛/スタミュ製作委員会 (c)ミュージカル「スタミュ」製作委員会

ミュージカル「スタミュ」が、本日4月1日に東京・Zeppブルーシアター六本木で開幕。これに先がけ、昨日3月31日にゲネプロと囲み取材が行われた。

本作は、テレビアニメ「スタミュ」を原作としたミュージカル。音楽芸能分野の名門校・綾薙学園を舞台に、学園の花形・ミュージカル学科への入科を目指す生徒たちの奮闘が描かれ、脚本を大和田悟史、演出を吉谷光太郎が担当する。

杉江大志演じる星谷悠太ら、team鳳キャストによるアナウンスののち、開演を告げるブザーが会場に鳴り響く。舞台冒頭では、ダンサーとしても活動する鳳樹役の丘山晴己が、しなやかな踊りで観客を魅了。原作アニメの楽曲が多く盛り込まれたミュージカルパートでは、team鳳による「星瞬COUNTDOWN」「☆☆永遠★STAGE☆☆」など、ユニットソングやキャラクターソングが次々と披露される。このほか辰己琉唯(櫻井圭登)らが所属するライバルユニット・team柊や、学園のトップに君臨する華桜会によるパフォーマンスにも注目したい。

囲み取材に応じたのは、team鳳役の5人と鳳樹役の丘山。今作が舞台初主演となる杉江は「自分の好きなことに打ち込んで、全力で壁にぶつかっていく高校生たちの青臭さや、ひたむきさ、若さを感じてもらえたら」と見どころを語り、那雪透役の山中翔太は「星谷くんの力によって、team鳳が一つにまとまっていきます。お客さんも一緒に青春を感じてください!」と観客に呼びかける。

天花寺翔役を演じる鈴木勝吾は「僕たち自身も楽しみながら演じているので、その気持ちがお客さんにも届けばいいなと思います」と真摯に回答。テレビアニメ版同様、月皇海斗役を演じるランズベリー・アーサーは「超えなければいけないハードルがたくさんあった」と苦労を明かし、「持てる力を全部注いできました。それがどうなっているかは、ぜひ劇場で確認してくださいね」と照れくさそうに語った。

鳳樹役の丘山は本作について、「『夢を諦めない』ということが描かれている作品。観に来ていただいた方には、幸せな気持ちになって帰ってもらいたいです」とコメント。また先日大学を卒業した高橋は「4月は新しい出会いがある季節」と前置きし、「新生活を楽しんでもらえるような作品にしたい」と抱負を述べる。そして杉江が「舞台だからこそ表現できる『スタミュ』の良さを伝えられるようがんばります」とアピールし、取材を締めくくった。東京公演は4月9日まで。大阪公演は15・16日に大阪・森ノ宮ピロティホールにて行われる。

ミュージカル「スタミュ」

2017年4月1日(土)~9日(日)
東京都 Zeppブルーシアター六本木

2017年4月15日(土)・16日(日)
大阪府 森ノ宮ピロティホール

原作:ひなた凛
演出:吉谷光太郎
脚本:大和田悟史

出演:杉江大志、山中翔太、ランズベリー・アーサー、高橋健介、鈴木勝吾、櫻井圭登、北川尚弥、丹澤誠二、高野洸、星元裕月、畠山遼、丘山晴己、滝澤諒、釣本南、TAKA / 山本哲平、高士幸也、山内涼平、澤邊寧央、新開理雄、帯金遼太

(c)ひなた凛/スタミュ製作委員会 (c)ミュージカル「スタミュ」製作委員会