伊藤沙莉×須賀健太W主演の映画『獣道』がイタリアでワールドプレミアへ ウディネ・ファーイースト映画祭へ正式出品
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(C)third window films
7月15日公開の映画『獣道』が、第19回ウディネ・ファーイースト映画祭コンペティション部門に正式出品され、ワールドプレミア上映を迎えることが決定した。
ウディネ・ファーイースト映画祭は、イタリアの都市・ウディネで開催される映画祭。東アジアおよび東南アジアの最新作をヨーロッパに紹介することを旨とし、大作からミニシアター系の作品まで幅広いジャンルの良作を選出し。『獣道』が出品されるコンペティション部門は、観客賞、ブラック・ドラゴン観客賞、マイ・ムービーズ観客賞を対象としている。2014年の『永遠の0』が観客賞を受賞したほか、過去にも多くの日本映画が受賞している。
映画祭には、同作キャストの伊藤沙莉、アントニー、内田英治監督が参加を予定。同作の映画祭参加をうけ、同映画祭の日本映画選定担当マーク・シリング氏、内田監督、アダム・トレルプロデューサー、主演の伊藤からのコメントも発表されている。
マーク・シリング (ウディネ・ファーイースト映画祭、日本映画選定担当)
内田監督特有のブラック・コメディである本作は、思わずほくそ笑んでしまうシーンが至る所にちりばめられており、時代錯誤な地方の面白さと偶然に派生する若物達の恋愛が、絶妙に交錯している。
内田英治監督
『下衆の愛』と同様、あまりにも内容がドメスティックすぎて海外映画祭は行けないだろうなぁと思ってました。カルト宗教で育った少女と田舎ヤンキーたちの青春物語なんて誰が見てくれるんだろうって…。でもイタリアのウディネ映画祭でコンペに選出されました。日本固有の文化‟ヤンキー”がイタリアで暴れます!
アダム・トレル プロデューサー
日本でオリジナル作品が少ないから、俺たち(プロデューサー)はサポートしなかったら日本映画が海外で人気なくなっていく。イギリス人だからヤンキー文化は詳しくないけど、内田さんは海外が知らない面白い日本文化の映画を作ったかも!あと、俺は「チャンプロード」雑誌を好きになってきた。
伊藤沙莉
『獣道』は私に沢山の初めてを経験させてくれた、とても深く愛している作品です。その作品を背負って、初めての海外、初めての映画祭に参加できることをとても幸せに思います。
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また、同じタイミングで同作のパンフレット画像も公開。アダム・トレルプロデューサーが触れた暴走族専門誌『チャンプロード』を意識した強烈なデザインとなっている。
映画『獣道』は7月15日(土) シネマート新宿レイトショーほか全国公開。
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(2017年/日本、イギリス/カラー/95分)
出演:伊藤沙莉、須賀健太、アントニー、吉村界人 韓英恵、でんでん、広田レオナ 、冨手麻妙、近藤芳正、松本花奈、大島葉子 、マシューチョジック 矢部太郎、川上奈々美、毎熊克也、篠原篤、森本のぶ、根矢涼香、川籠石駿平、アベラヒデノブ
監督・脚本:内田英治(『下衆䛾愛』)
撮影:伊藤真樹(『リアル鬼ごっこ』)
製作:NAC、サードウィンドウフィルムズ(英) プロデューサー:アダム・トレル
配給:サードウィンドウフィルムズ
宣伝:フリーストーン
公式サイト:http://www.kemono-michi.com
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