山岸凉子展に『日出処の天子』など原画約200点 荒俣宏の講演会も
2017.4.15
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©山岸凉子
展覧会『山岸凉子展「光-てらす-」-メタモルフォーゼの世界-』が、5月27日に京都・京都国際マンガミュージアムで開催される。
1947年に北海道で生まれ、1969年に漫画家デビューした山岸凉子。ソビエト連邦のバレエ学校を舞台にした『アラベスク』や、伝説を交えながら厩戸皇子の生涯を描いた『日出処の天子』で知られるほか、ホラー漫画や神話を題材にした作品など、幅広い作風で制作を行なっている。
同展では山岸による、初期から現在までの原画約200点を展示。新たに出展される『日出処の天子』の原画30点以上をはじめ、『アラベスク』『舞姫―テレプシコーラ』、現在連載中の『レべレーション ―啓示―』といった作品や、読み切り作品、短編作品などの原画が並ぶ。また資料や雑誌なども出品される。
初日の5月27日には担当研究員の倉持佳代子によるギャラリートークを実施。また期間中には、新たに同館の館長に就任した荒俣宏による講演会『荒俣館長が語る!山岸凉子の世界』が行なわれる。詳細は京都国際マンガミュージアムのウェブサイトで後日発表される。