来日直前! EDMキング、ハードウェルのスゴさを振り返る!!
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2017年5月21日(日)「Wired Music Festival 2017」の来日を記念でベストアルバム『SINGLES COLLECTION』をリリースしたハードウェル。彼の歩んできた道のりや作品、スゴさをまとめて振り返ります。
2017年5月21日(日)にナガシマスーパーランド(三重県)で開催されるedmusicfestival.jp/" target="_blank">『Wired Music Festival 2017』に出演するハードウェル。その来日を記念して、お馴染みの名曲から最新ヒットまでを網羅したベストアルバムhardwell.jp/news/detail.php?id=1048235" target="_blank">『SINGLES COLLECTION』をリリース!
このアルバムの国内盤ライナーノーツ(解説)をEDM MAXX編集部が担当。というわけで、ここではその解説原稿からの一部を紹介しつつ、ハードウェルの人気の秘密を解剖!
彼の大ファンの人はもちろん、よく知らない人もこれさえ読めば今日から”ハードウェル博士”間違いなし(笑)!
ハードウェルこそが、EDMを世界に広めたナンバーワンの立役者!
「EDMって何?」って聞かれた時に、ハードウェルを聴かせると「そっか、こーゆーのか!!」と一発で理解してくれることが少なくない。
EDMといえばハードウェル、ハードウェルといえばEDMというのを実感する瞬間でもあるけれど、彼のようなビッグ・ルーム系と呼ばれるアンセム調は、やはりEDMならでは。
もちろんトランスやテクノの影響も多分にあるし、他のジャンルも入り混じっているけれど、ひとつのスタイルとしてこれほど分かりやすく突出したサウンドを打ち出すDJは他には見当たらない。
クリーンでメタリックでマスキュリン(男性的で)でフューチャリスティック、しかも徹底的にアンセム調で突っ走る。二番煎じのリピート作がないうえ、一貫して拘りや美学が聴こえてくる。
だからこそ世界ナンバーワンDJとしてEDMシーンをここまで引っ張り、世界に広めることができたに違いない。
スーパースターDJは切手やフィギュアになるほど人気
そのスーパースターぶりは、2014年に本国オランダでハードウェルの顔写真をイラスト化した切手まで販売されたほど。
その際に一緒に切手になったのが、ティエスト、アーミン・ヴァン・ブーレン、アフロジャック、ダッシュ・ベルリンというオランダを代表する4人のDJ。
改めてオランダのEDMシーンの層の厚さを感じると同時に、ひとりひとりが独自のスタイルを持っているのを再確認。DJを切手やフィギュアにしちゃうオランダって国も、やはりスゴイのひと言!
天才DJは、なんと14歳でレコード契約をゲット!
ハードウェルことロバート・ファン・デル・コーピット(本名Robbert van de Corput、1988年生まれ)がDJになったのはティエストを観たのがきっかけ。
10歳の時に観たMTVオランダのDJドキュメンタリー番組。その中で取り上げられていたのがティエストやアーミン・ヴァン・ブーレンの姿。すぐさま彼らの虜になり、DJに魅せられたという。
その後、15年近く経ってから、自宅の寝室に貼ったポスターを眺めては憧れていた先輩スターたちと一緒に切手になったのだから、ハードウェルにとっても感激ひとしおだったはず。
その番組を観た2年後、早くもハードウェルという名でDJ活動をスタート。その2年後には14歳で最初のレコード契約を獲得、というから早熟どころの話じゃない天才少年!
スタジオでは究極の完璧主義!
「すべての工程を自分でやるんだ。スタジオ作業に関しては、異常なほど拘りを持っている。すべてのクリエイティヴ・コントロールを自分でやりたいんだ。
何年も掛けて自分のサウンドを作り上げてきたわけだし、そこは譲れないよ。楽曲作りに関しては、僕自身が決めたハードルを絶対に下げないこと。そこが大切。
僕は100%完成したと思えるまでリリースしないんだ。仲のいいDJや僕のレーベル”Revealed Recordings”のチームの意見を聞くこともあるよ。第三者の耳を通じて聴いた意見は大切だからね」
彼の主宰するレーベル“Revealed Recordings”(リヴィールド・レコーディングス)といえば、今やW&Wやダニック、シック・インディビデュアルズをはじめ強力なリリースを続投。日本でもedm.jp/profile/" target="_blank">“avex EDM”を通じて次々と紹介されている。
ハードウェルが強力に肩入れするダニックは、六本木&大阪のクラブとレジデント契約を結ぶなど、日本との関係もますます親密に!
ベストアルバムで名曲&最新曲を復習!
アルバムhardwell.jp/news/detail.php?id=1048235" target="_blank">『SINGLES COLLECTION』には、彼の名曲やコラボ曲、最新曲までを網羅。ぎっしり22曲入り。
ゼッドからアフロジャックまで、EDMシーンで引っ張りだこのマシュー・コーマをボーカルに迎えた“Dare You Ft. Matthew Koma”。まだまだ若いハードウェルだけど、若かりし頃を懐かしんだ“Young Again Ft. Chris Jones”。
ハリソンとコラボした”Sally”は「彼とイビサで会って、いろいろ話しているうちにお互いがロック好きだと分かったんだ」と語っている、ハードウェルのロック好きな一面が炸裂した楽曲。
同じくイビサで出会ったクレイグ・デイヴィッドとは昨年、“No Holding Back Ft. Craig David”で共演。今年に入ってから発表された“Party Till The Daylight”も絶好調!
W&Wとの抜群の相性の良さを見せつける“Get Down”。リル・ジョンも参戦した“Live The Night”。ジェイ・ショーンをゲストに迎えた爽やかなR&B路線の”Thinking About You”は、動画再生回数が1,700万超え!
などなど、ハードウェルの名曲〜最新曲までぎっしり22曲入り。
ちなみに「Wired Music Festival 2017」には、ハードウェルのレーベル“Revealed Recordings”からKill The Buzzも来日決定。こちらも見逃せない!
Text by EDM MAXX編集部