“酸欠少女”さユり、新宿駅にこだました儚くも凛とした声「ここに歌いにきました」
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さユり
1stアルバム『ミカヅキの航海』を5月17日に発売し、5月16日付オリコンデイリーアルバムランキングで1位を獲得するなど、勢いを増し続ける”酸欠少女”さユり。アルバム収録曲は「平行線」「ミカヅキ」「それは小さな光のような」など“ノイタミナ”でのアニメED曲や、RADWIMPS・野田洋次郎が楽曲提供&プロデュースした「フラレガイガール」、モード学園CM曲「十億年」など豪華なラインナップとなっている。
現代特有の悩みを抱える10代中心の“酸欠世代の象徴”として、その歌声と活動が注目されているさユりは、5月19日(金)18:30より、新宿駅新南改札外「Suicaのペンギン広場」にて弾き語りライブを開催。ライブには、2000人にもおよぶファンが駆けつけ、さユりとファンがこの一夜の”当事者”となる感動のライブが繰り広げられた。
さユりは、かつて路上ライブをしていたころのまま、裸足でアコギを背負いながら登場すると、ギターケースからアコギを取り出しその場の空気をじっくりと感じとるように準備を始めた。
「さユりと申します。ここに歌いにきました」
静かだが確かな想いをこめた言葉が放たれると、1曲目にRADWIMPS・野田洋次郎、楽曲提供&プロデュース「フラレガイガール」を歌い始める。
夕闇の新宿の空と光り輝くビル群をバックに、10代最後につくった「birthday song」、モード学園CM曲「十億年」と、1stアルバム『ミカヅキの航海』収録曲を続けて披露。集まったファンも儚くも凛とした歌声に聴き入り、最終的にさユりが歌を重ねるにつれて、そこに集まっていた“当事者”の想いがひとつになっていった。
そして、さユり本人による「みんな笑うために生きてるんだと思います。それぞれのこの先の道が温かくなるように祈りをこめて、歌います」というMCの後、デビューシングル「ミカヅキ」を歌い始める。
MVでも歌っている“酸欠少女” さユりの原点の地・新宿の夜空に、「それでもの先」への想いを言葉に乗せ、歌に乗せ、叫ぶように歌い切り、涙と笑顔と大歓声の中、ライブは終了した。
ライブ後も新宿駅新南改札外「Suicaのペンギン広場」にこだましたさユりの歌声を心に焼き付けるように、その場を離れないファンで会場はあふれ、新宿の特別な一夜は幕を閉じた。
さユり「ミカヅキの航海」特設サイト