BEGIN、リリース記念のフリーライブに4500人が集結 “マルシャ”のリズムで健康に
BEGIN (C)アミューズ
6月3日(土)にBEGENが越谷レイクタウンアウトレット駐車場野外特設ステージでフリーライブを開催した。これは5月24日に発売したニューアルバム『ビギンのマルシャ ショーラ2』の発売に伴うリリース記念として開催されたもので、会場には約4500人が集結した。
「マルシャ ショーラ」とは、“マルシャ”というサンバの起源と言われている音楽のスタイルを意味する言葉と、“ショーラ”という沖縄の方言で「〜しましょう」という言葉を合わせたもの。『ビギンのマルシャ ショーラ2』は、誰もが馴染みのある日本の名曲、ヒット曲、スタンダード曲をマルシャのリズムに合わせてカバーし、世代を超えて楽しめるようなノンストップ・メドレーを収録したアルバムになっている。
「マルシャ ショーラ」には、沖縄で活躍するダンサー・宮城姉妹が考案した誰にでも簡単にできる公式のダンスがある。ダンスをしながらライブへ参加すればもちろんそれなりの運動量になるのだが、ダンスをしなくてもマルシャの2拍子のリズムに合わせてその場で足踏みをするだけで25分間で約3000~4000歩も歩いたことになる。そのため、「みんなで音楽で楽しく健康になろう!」が、この「マルシャ ショーラ」のテーマでもあるのだ。
2年前におこなわれた『ビギンのマルシャ ショーラ』第1作リリース時にも、越谷レイクタウンでライブが行われたが、この時は終始雨が降っていた。しかし今回は、沖縄の空を彷彿とさせるような晴天。
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ステージに登場したボーカルの比嘉栄昇は「こんにちはBEGINです。今日はマルシャ演奏を1時間くらいやると思います。皆さんはビートに、リズムに身を任せて下さい。今日は先輩達の歌をたくさんやります。最後まで宜しくお願いします」と語りかけ、マルシャについて会場に集まった観客に説明する。
「今回のライブを(ダンスを交えてライブに参加したとして)歩数計で図ったところ、7~8,000歩になります。キツくなったら遠慮なく座って休んでください」
そうしてスタートしたライブの1曲目は「上を向いて歩こう」。続けて「青春サイクリング」「さらば青春」「ジュリアに傷心」「銀河鉄道999」「夏の終り」までノンストップで披露する。
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比嘉は「体の動かし方がわからない方は、とにかくサビに来たら両手を上げて左右に振りましょう。それだけで運動量が上がるはずです」と改めてマルシャの楽しみ方をレクチャーし、「すでに4000歩くらいいってますから、この後は枝豆食べてもビール飲んでも大丈夫ですよ!」と笑いを交えながらリズムにのる。
ライブ後半戦は「星空に両手を」「恋の季節」と続いたところで、「そろそろ俺たちの曲もやりたいと思います! 島人ぬ宝!」と声をあげると、待ってましたとばかりに会場の盛り上がりは最高潮へ。
一気にテンションが高まり「笑顔のまんま」「勝手にシンドバッド」では観客と共に大合唱、最後はマルシャのオリジナル楽曲である「バルーン」で幕を閉じた。
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写真= (C)アミューズ