舞台『あたっくNo.1』へ出演する俳優・高野洸に直撃インタビュー
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高野洸、武子直輝
昭和16年、極秘任務のために潜水艦に乗艦することになった男たちの青春を描いた舞台『あたっくNo.1』。幾度も再演を重ねてきた本作、新たなキャスト陣を迎えての公演がスタートした。
上演に先駆けて、俳優の武子直輝がゲネプロに潜入。友人でもある高野洸の熱演を目の前にして興奮さめやらぬまま、自らインタビューを行った。
高野洸、武子直輝
高野:さっきまで衣装だったから、こうやって話すと恥ずかしいね!
武子:イヤ、本当に泣きました! リズミカルで楽しい舞台って思ってたら……やられて。客席にも泣いている方が目立ってたよ。でも、こんな時代(注:設定は昭和16年)を演じるのは、難しくなかった?
高野:うん、自分が生きたことない時代だし、経験で演技を膨らますことができないしね。自分と同年代の男を演じているのに、考え方も言葉遣いも全く違うから。
武子:戦時中っていう特殊な時代だからね。
高野:だから原作はもちろん、その時代のことを扱った番組や本を読んで、想像をいっぱいして「自分はこの役をこう演じよう!」って補っていったかな。
武子:でも、僕から見たらなんとなく洸を思い起こす役柄でもあったよ。
高野:そうかな? でも確かに自分の意見をまずは言う、っていうのは、Dream5でも役者としてもあったかな。演じてて違和感もそんなになかったし。
高野洸、武子直輝
武子:稽古中はどんな雰囲気だった?
高野:最初は探り合いだったけど(笑)、みんなこの『あたっくNo.1』というゴールに向かって行くわけだし、みんなで高め合って、いっぱい稽古して、本当にこの潜水艦に乗り合った仲間なんじゃないかっていう繋がりができたと思う。
武子:こんなすごい舞台の稽古はハードだったと思うけど、稽古中の癒しアイテムは何だった?
高野:……つぶつぶ入り、オレンジジュース(笑)。トロピカーナとかリッチな味の。
武子:あんなかっこいい衣装着て、つぶつぶ! 読者のみなさん、この舞台取材のまとめは”つぶつぶ”です!
高野:つぶつぶで終わりにしないで! (笑)
――ここで突如、盟友・高野の晴れ舞台に駆けつけたモデル・大原優乃が登場。
大原:劇中の敬礼ポーズ、ちょっと変わってたよね。
高野:あれは、潜水艦内という狭い中のための敬礼で、肘を身体に密着させる特殊なやり方なんだ。
武子:では最後に、この『あたっくNo.1』に敬意を表して、敬礼ショットで締めましょう。
高野洸、武子直輝、大原優乃
『あたっくNo.1』公演は6月11日(日)まで。
音楽:三沢またろう
キャスト:
岩谷翔吾(THE RAMPAGE)
太田将煕(劇団プレステージ)
岡森 諦(扉座)
近藤頌利(劇団Patch)
瀬下尚人(THE CONVOY)
高野 洸
戸谷公人
橋本真一
藤原 樹(THE RAMPAGE)
水谷あつし
諒太郎
(五十音順)
博品館劇場(〒104-8132 東京都中央区銀座8-8-11)
6月2日(金)~6月11日(日)
http://hounangumi.net/