ピンク・フロイド『ザ・ウォール』ライヴ演出をオマージュする企画がクラウドファンディングで始動　ライヴ絶響上映前での実現なるか？

6月21日、音楽映画『ピンク・フロイド ザ・ウォール』の“ライヴ絶響上映”が東京・Zepp DiverCityと大阪・Zepp Namba(OSAKA)で開催される。その東京公演では、特別企画『白ダンヴォール・プロジェクト』の実施を目指し、現在クラウドファウンディングにて資金を募っている。

音楽映画『ピンク・フロイド ザ・ウォール』は、1979年に発売されたピンク・フロイドのコンセプト・アルバム『ザ・ウォール』を、アルバムのストーリーそのままに映画化した作品。『小さな恋のメロディ』の脚本や、『ミシシッピー・バーニング』などの監督アラン・パーカーがメガホンをとっている。

『白ダンヴォール・プロジェクト』は、1980-81に行われた『ザ・ウォール』ライヴの演出をオマージュした疑似演出を、音楽映画『ピンク・フロイド ザ・ウォール』の上映前に行う企画。ライヴ絶響上映時に投影される映像とほぼ同じ画面サイズ(タテ6m×ヨコ11m)のダンボールの白壁“ダンヴォール”を作成し、倒壊させるというものだ。

ただし、このプロジェクトの実行には、白壁の製作などに35万円以上の資金が必要。６月7日現在、クラウドファウンディングサイト“MotionGallery”にて、同プロジェクト実行のための制作基金を募っている。クラウドファウンディングは、1口500円から参加可能。口数によって限定イベントＴシャツや、6月7日に発売を開始したロジャー・ウォーターズの新作アルバム『Is This the Life We Really Want?』の非売品プロモグッズ、イベント参加の証である記念グッズなどがリターンとして贈呈される。

クラウドファウンディングは、6月14日(水)23時59分までを期限。35万円以上の資金が集まらなければ、企画は白紙となる。また、クラウファンディングの申し込みとともに、白壁(ダンヴォール)を制作するボランティアスタッフも35名限定で募集。ダンボールを縦に連結した高さ約６ｍの柱を、横に約11ｍ並べる作業には、20名以上のボランティアスタッフが必要とのこと。詳しくはMotionGalleryの『白壁(ダンヴォール)プロジェクト』ページ（https://motion-gallery.net/projects/tear_down_the_wall）を確認しよう。

さかのぼること37年前、1980年にピンク・フロイドのライヴを夢見た方、最近ピンク・フロイドを知った方など、興味のある方は参加してみてはいかがだろう？