SILENT SIRENが自身最大規模の全国ツアーをスタート 1,200人を前に誓う「みんなに新しい景色、“新世界”を見せたい」

6月10日、SILENT SIRENが全国ツアー『5th ANNIVERSARY SILENT SIREN LIVE TOUR「新世界」』を埼玉県・戸田市文化会館よりスタートさせた。

『5th ANNIVERSARY SILENT SIREN LIVE TOUR「新世界」』は、昨年末に東名阪で開催された『2016 年末スペシャルライブ Dream on!』以来となる、全26公演を巡る自身最大規模のツアー。同時に、ユニバーサルミュージック/EMI Recordsへのレーベル移籍後初の全国ツアーでもある。今年11月にメジャーデビュー5周年を迎える彼女たちが、さらなる高みを目指す強い意志と決意を滲ませるツアーだ。

 

すぅ（Vo&G）の「やってきました、ツアー初日！　みんな行けるかー！」の言葉とともに、荒波を乗り越えて突き進む航海をイメージしたセットが組まれたステージに登場。すぅ、あいにゃん（B）、ひなんちゅ（Dr）、ゆかるん（Key）の4人は、オープニングからパワフルなパフォーマンスを展開した。それに呼応するように、満員のオーディエンスも激しい盛り上がりを見せ、そのやりとりはしょっぱなからクライマックスのような熱さだ。

 

「フジヤマディスコ」や「あわあわ」、この日がライブ初披露となった「Kaleidoscope」などレーベル移籍後の楽曲を筆頭に、新旧織り交ぜたキラーチューン満載のセットリストは彼女たちの幅広い音楽性を次々と見せつけていく。アグレッシブな演奏でロックな表情を見せたかと思えば、キュートでポップな振り付けを交えて会場を心地良くひとつにまとめてみせる。ガチンコ勝負のゲーム対決を行う恒例の“サイサイコーナー”で4人の親しみやすいキャラクターをさらけ出したかと思えば、曲に込めた思いを真摯に伝えた後に最新バラード「AKANE」で感動的な光景を繊細に描き出していく。楽しさからせつなさまで、あらゆる感情をそこにいるすべての人たちと共有しながら、SILENT SIRENはラストまでエモーショナルに突っ走った。

 

すぅは「今回は、これからの私たちのバンド人生において大切なツアーになると思います。みんなに新しい景色、“新世界”を見せたい！　もっともっといいところへ行って、いい景色を一緒に見ましょう！」と会場に集まった1,200人のサイファミ（サイサイファミリー＝ファン）に力強く誓っていた。

SILENT SIRENはこの後、全国各地を巡りながら11月13日、14日に控える日本武道館2daysのファイナル公演を迎える。また、ツアーと並行して夏には自ら主催の『サイサイフェス』をはじめ、たくさんのイベント出演も決定している。