櫻井孝宏、中井和哉、梶 裕貴、瀬戸麻沙美がアニメ『劇場版 はいからさんが通る 前編 〜紅緒、花の17歳〜』出演　設定画も一部解禁に

11月11日に公開されるアニメーション映画『劇場版 はいからさんが通る 前編 〜紅緒、花の17歳〜』のキャストとして、櫻井孝宏、中井和哉、梶 裕貴、瀬戸麻沙美が声の出演を果たすことが発表された。

『はいからさんが通る』は、1975年から1977年まで『週刊少女フレンド』（講談社刊）にて連載された大和和紀原作による少女漫画。1978年にはテレビアニメシリーズ（全42話）が放送され、その後、1987年には南野陽子・阿部寛主演の劇場実写映画版も公開。1979年、1985年、2002年にもTVアニメ化されるなど、長きにわたって親しまれてきた。同作の連載40周年を記念して、前後編の新作劇場アニメーションとして2017年に装いも新たに上映される。なお、後編では旧テレビアニメシリーズでは未完となった原作のラストエピソードまでを初めて完全アニメ化。劇中では、大正時代を舞台に、女学校に通う17歳のじゃじゃ馬娘・花村紅緒（早見沙織）と伊集院忍少尉（宮野真守）の恋の行方を描く。

今回、早見、宮野につづいて追加キャストとして出演が発表されたのは、櫻井孝宏、中井和哉、梶 裕貴、瀬戸麻沙美の4名。櫻井が、紅緒が入社した出版社・冗談社の社長・青江冬星を、中井が伊集院の部下・鬼島森吾を、梶が紅緒の幼なじみで歌舞伎の女形・藤枝蘭丸を、瀬戸が紅緒の親友・北小路 環をそれぞれ演じる。

なお、紅緒、伊集院をふくむそれぞれの設定画も以下のように公開されている。

青江冬星：CV櫻井孝宏

紅緒が入社した出版社「冗談社」の社長であり、『冗談倶楽部』の編集長。豊かな長髪も目をひく美男だが、女性が苦手で触れられるとじんま疹が出てしまう。ひょんなことから、紅緒を編集者として雇うことに。

鬼島森吾：CV中井和哉

伊集院の部下で、ともにシベリアに出兵した軍曹。満州に残って馬賊となり、一団は“黒い狼”と呼ばれて恐れられる存在に。左頬に十字の傷がある隻眼のワイルドな容貌で、ぶっきらぼうななかに優しさを持つ。

藤枝蘭丸：CV梶 裕貴

紅緒より一歳年下の幼なじみ。歌舞伎の女形役者の美少年。穏やかな性格ゆえ子どもの頃から紅緒に翻弄されているが、実は彼女に片思いをしている。紅緒の許婚の登場に一大決心をして……！

北小路 環：CV瀬戸麻沙美

紅緒と同じ女学校に通っている親友。美しさと聡明さを併せ持ち、華族のお嬢様でありながら進歩的な思想に傾倒している。女性として誰よりも自立心が強く、紅緒のよき相談相手であり、お手本にしている人。

アニメーション映画『劇場版 はいからさんが通る 前編 〜紅緒、花の17歳〜』は2017年11月11日（土） 公開。