あなたの「1995年」はどんな年でしたか? 劇団チャリT企画『1995』

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2015.9.15
座・高円寺 冬の劇場22/日本劇作家協会プログラム 劇団チャリT企画第28回公演『1995』

座・高円寺 冬の劇場22/日本劇作家協会プログラム 劇団チャリT企画第28回公演『1995』

劇団チャリT企画の第28回公演「1995」上演決定!

劇団チャリT企画の第28回公演「1995」(イチキューキューゴ)が、12月9日(水)~13(日)座・高円寺1にて上演される。

1995年。年明けすぐに阪神淡路大震災が起き、その後地下鉄サリン事件が発生、未曾有の災害・事件が立て続けに起きた年。一方、PHSサービスが開始され、WINDOWS 95が発売されたのもこの年。インターネットはまだ「ピューヒョロヒョロヒョロ~」(ダイアルアップ回線)という黎明期。いろいろな意味で日本社会にとってターニングポイントだったこの1995年をモチーフに、20年後の今、その時代を描きながら、現代ニッポンを笑い飛ばすコメディが誕生する。

劇団チャリT企画とは、1998年に主宰・楢原 拓(chari-T)を中心に早稲田大学演劇研究会 (鴻上尚史、白井晃、堺雅人らを輩出) を母体として結成された。旗揚げ当初より、時事ネタや社会問題などのシリアスな題材を「バンカラ・ポップ」と称する独特なセンスで軽妙に笑い飛ばしたコメディ作品を発表。一見、不真面目・不謹慎を装いつつも風刺と批評性に富んだその希有なスタイルは「ふざけた社会派」として小劇場の中でもひときわ異彩を放っている。

さて、今年5月「イスラム国がやってくる!?アラ!アラ!アッラー!」を上演、その約半年後となる12月に、劇団チャリT企画が送る「1995」は…

2006年9月15日。地下鉄サリン事件をはじめとするいわゆる「オウム事件」の首謀者とされるオウム真理教の教祖・麻原彰晃こと松本智津夫被告の死刑判決が確定。裁判中から被告には不規則な言動が現れ、弁護士との意思疎通も図れなくなり、訴訟能力や詐病の有無が問題となっていたのだが

2015年3月20日。事件から20年。麻原の死刑確定を当然のものとして一刻も早い刑の執行を待ち望む事件の遺族、後遺症に苦しむ被害者。一方、同じ被害者の立場でありながら、何一つ事件の核心が明らかにならないまま松本死刑囚を葬り去ることに異議を唱える遺族や弁護士。

麻原裁判を巡るこれらの対立を軸に、事件当時大学生であった事件とはまったく無関係の一人の青年の20年も絡めながら、事件がもたらした社会的変化や日本人の心性を炙り出す。

出演は、松本大卒、内山奈々、岡田一博、鳥越勇作(椿組)、芦原健介、大石洋子(俳協)ほか。

かなりシリアスな題材をどうコメディに昇華するのか。キャストとスタッフの真価が問われる舞台となるだろう。

公演情報

座・高円寺 冬の劇場22/日本劇作家協会プログラム
劇団チャリT企画第28回公演『1995』

公演日時:12月9日(水)~13(日)
会場:座・高円寺1
作・演出:楢原 拓(chari-T)出演:松本大卒、内山奈々、岡田一博、鳥越勇作(椿組)、芦原健介、大石洋子(俳協)、吉村公佑(劇団B級遊撃隊)、松本寛子、土田 卓(弾丸MAMAER)、熊野善啓、川端さくら(乙女装置)、小杉美香、志水衿子(ろりえ)、室田渓人、青野竜平(新宿公社)、三科喜代、宮坂公子(演劇倶楽部『座』)、笠井幽夏子(俳優座)、日向翔梧、鈴山紗丘、渡部康大、赤本 颯、加藤 唯

公式WEBサイト:http://www.chari-t.com/

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