窪田正孝の登場にアメリカのファン1,000人が熱狂「My name is Masataka Kubota.」『東京喰種 トーキョーグール』L.A.ワールドプレミア

2017.7.5
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アメリカ・ロサンゼルスの『ANIME EXPO』に参戦した窪田正孝

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現地時間7月3日(火)アメリカ・ロサンゼルスの『ANIME EXPO』にて、映画『東京喰種 トーキョーグール』のワールドプレミア上映が行われた。同イベントには、主演の窪田正孝や、萩原健太郎監督、永江智大プロデューサーが参加している。

石田スイ原作『東京喰種 トーキョーグール』は、現代の東京を舞台に人肉を喰らうことで生きる人の姿をした“喰種”(グール)の物語を描いたコミック。週刊ヤングジャンプ(集英社)で2011年から連載が始まり、2014年からは『東京喰種トーキョーグール:re』(トーキョーグール アールイー)として連載中。コミックスは累計1,800万部を超え、2014年にはアニメ化、2015年からは舞台・ゲーム化されるなど、様々なメディアで人気を博す作品となった。『東京喰種』はその初の実写映画化作で、主人公の金木研(カネキ)を窪田が、ヒロインの霧嶋董香(トーカ)を清水富美加が演じている。

『ANIME EXPO』は、例年およそ10万人が訪れる、アメリカで最大級のアニメ・ゲームの祭典。3日目となる同日の推移から、例年を上回る来場者数が見込まれている。日本でもおなじみのアニメやゲームの、実に400以上の企業ブースが出展され、コスプレやカラオケなども楽しめるイベント。実写映画のワールドプレミア上映は本作が初となる。世界中にファンを持つ『東京喰種 トーキョーグール』は、37の国と地域でコミックが刊行されている。2015年にアメリカで発売されたコミック第1巻は、NYタイムズのマンガベストセラーランキング1位を10回獲得し、1位も含めて80週ランクインする人気ぶりだ。『ANIME EXPO』でのワールドプレミアでは、1,000人の東京喰種ファンが世界初となる上映を堪能。主演の窪田らが登壇すると、会場はさらなる熱狂に包まれていた。会場となったアメリカ・ロサンゼルスの高級ホテル・JW Mariottは、19:30の開映にも関わらず早朝から長蛇の列ができるほどの盛況ぶりで、入場できなかった人も出るほど。その中には、窪田が演じている主人公カネキや、蒼井優が演じるリゼのコスプレをしたファンの姿も。

上映前には、窪田、萩原監督、永江プロデューサーが登壇。萩原監督は「ここロサンゼルスに『東京喰種』のワールドプレミアとして来られることがものすごく嬉しいです。みなさんに映画を楽しんでもらえることを祈ってます。今日は来てくれてありがとう。」と英語で挨拶。窪田は「Hello. My name is Masataka Kubota.」と話し始めたものの、「僕はあまり英語が話せません」と正直なコメント。続けて、「みなさん東京喰種は好きですか?僕も東京喰種LOVEです。世界に誇る漫画を皆さんの手でもっと広めていただければ嬉しいです」と続けた。永江プロデューサーは、「この映画はキャスト、スタッフのグールLOVEが詰まった映画。最後までそのLOVEを見逃すことなく見ていただければ嬉しい」とアピールしていた。その後の上映中には拍手も起こり、クライマックスのアクションシーンでは盛大な歓声が聞こえるなど、作品は世界初の上映を見届けるファンたちにも好評だった。

また、上映終了直後には、割れんばかりの拍手と歓声が沸き起こり、緊張の面持ちだった窪田が思わず顔をほころばす一幕も。さらに、上映後舞台挨拶には、窪田が劇中衣装でマスクを装着して登壇。突然のサプライズに、会場のファンのボルテージは最高潮に達した。さらに窪田は「Thank you very much!」と英語でコメント。初参加となったANIME EXPOの印象を聞かれると、窪田は、「先ほどブースを回って、みなさんそれぞれのコスプレで、作品を愛してる気持ちとか、役になりきれる瞬間を持っていることをすごく身近に感じられました。でも、どうか人だけは食べないでください(笑)。そして僕は八重歯がありますが、喰種(グール)ではありません!」とコメントし、会場を笑わせた。萩原監督は、グールのコスプレイヤーを見て、「こんなにも作品を愛してくれていて、その中に入りたい、という愛がすごく伝わって来ました。もともと日本だけでなく世界中のグールファンに喜んでもらいたいという思いで作りました。だからこうやってみなさんがグールのいろんな格好をして、こんなに暖かい声援を受けられることが嬉しいです。思い描いていた夢よりも幸運な状況です」と感慨深げ。永江プロデューサーは「一番驚いたのは、皆さん愛が強い。僕は今日までカネキは窪田さんだけだと思っていたけど、今日だけで三十人くらいカネキに会えました。みなさんそれぞれ愛があるので、本当にカネキに見えました。あと印象的だったのは、みんなラストのシリアスなシーンで笑っていましたが、まさかあそこで笑うとは、ということ」と驚いていた。これを受け、窪田が「ザッツシリアス!」と話すと、会場は再び笑いに包まれていた。

『ANIME EXPO』『東京喰種 トーキョーグール』ワールドプレミア

最後には、観客にもペーパークラフトのマスクが配られ、会場に集まった1,000人のファンと窪田が一つの写真におさまるフォトセッションも実施し、盛況のワールドプレミアを締めくくった。

『東京喰種 トーキョーグール』は、現地時間7月7日(金)にドイツ・ベルリンでのヨーロッパプレミア、そして7月10日にはジャパンプレミアを控えている。なお、ヨーロッパプレミアには萩原監督が登壇。ジャパンプレミアには窪田と、鈴木伸之大泉洋蒼井優ほか主要キャストと監督が登壇予定だ。

映画『東京喰種 トーキョーグール』 は7月29日全国公開。

作品情報
映画『東京喰種 トーキョーグール』 
 

PG12
窪田正孝
清水富美加 鈴木伸之 桜田ひより 蒼井 優 大泉 洋
村井國夫 / 小笠原 海 白石隼也 相田翔子 栁 俊太郎 坂東巳之助佐々木 希 浜野謙太 古畑星夏 前野朋哉 ダンカン  岩松 了
原作:石田スイ「東京喰種トーキョーグール」(集英社「週刊ヤングジャンプ」連載)
監督:萩原健太郎 脚本:楠野一郎 音楽:Don Davis
製作総指揮:大角正※「角」は真ん中の棒飛び出る
企画プロデュース:吉田繁晃
プロデューサー:永江智大 石塚正悟
撮影:唐沢悟
照明:木村匡博
美術:原田恭明
装飾:三浦伸一
監督補:杉山泰一
助監督:髙橋正弥
アクション監督:横山誠
VFXスーパーバイザー:桑原雅志
特殊造型・デザイン:百武 朋
コスチュームデザイン:森川マサノリ
音楽プロデューサー:茂木英興 宮地洋佑
サウンドデザイン:浅梨なおこ
録音:渡辺寛志
編集:大関泰幸 武田晃
衣裳:遠藤良樹
ヘアメイク:橋本申二
キャスティング協力:田端利江
ラインプロデューサー:樋口慎祐 小坂正人
アソシエイトプロデューサー:落合香里
制作プロダクション:ギークサイト
制作協力:松竹撮影所 松竹映像センター
企画/配給:松竹
公式サイト:http://tokyoghoul.jp/
(C)2017「東京喰種」製作委員会 (C)石田スイ/集英社
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