5年振りの舞台出演となる栗山千明&人生初のワンショルダーを着用した溝端淳平『ミッドナイト・イン・バリ～史上最悪の結婚前夜～』製作発表記者会見

 

6月末、東京・東宝本社にて『ミッドナイト・イン・バリ～史上最悪の結婚前夜～』製作発表記者会見が行われ、栗山千明、溝端淳平、浅田美代子、中村雅俊、脚本を担当する岡田惠和、演出を担当する深川栄洋が出席した。

 

結婚式を明日に控えた加賀美幸子（栗山）と木暮治（溝端）のカップル。バリ島で式を挙げるためコテージに滞在しているが、外は暴風雨。幸子の気持ちは揺れ、フリーターである治への不満が爆発してしまう。幸子の母親である敏子（浅田）はこの結婚に賛成ではなく、やめるように促す。そこに遅れて到着した治の父親である久男（中村）だが、その能天気ぶりにさらなる混乱を招くことに。やがてそれぞれの過去が明かされていく……。

 

 

製作発表記者会見ではこの会見のためだけに用意されたバリ風の衣装で登場。こちらは洋服ではなく、煌びやかな布を巻いた格好の衣装。

 

 

5年振りの舞台出演となる栗山は「それぞれ欠点がある役どころなんですけど、その欠点がとても人間らしく愛されるキャラクターとして、描かれているストーリーだと思います。脚本が本当におもしろいからこそきちんと演じて、みなさんに楽しんでいただけるように務めたいと思います。どうぞお楽しみになさってください」と作品について紹介。

 

 

ドラマ、舞台、バラエティーとマルチな活躍を見せている溝端は「この作品は4人の濃密な会話劇です。欠落しているものがあるけどとってもチャーミングな4人の話で、気楽に見て楽しんで、笑いながら帰っていただけるような舞台になるんじゃないかなと思っております」とのこと。

 

また、バリ風の衣装については「ワンショルダーは人生で初めて着たので女性の気持ちがわかりました。ブランケットが欲しくなりますね」と感想を述べた。

 

 

18年振りの舞台出演となる浅田は「18年振りということで本当に緊張しています。個性豊かな4人の話なので台本だけでも楽しいんですけど、その後に付け加えられる演出でどうなるのか。稽古もとても楽しみです」と心境を語った。

 

 

歌手としても俳優としても活躍している中村は「舞台経験はあまりないので、今回の舞台は非常に緊張しております。台本をいただいて読んだときにあまりにもおもしろいストーリーで、笑えたり最終的には感動する内容でした。台詞の量が多いですけど、頑張りますのでよろしくお願いいたします」と挨拶。

 

『ミッドナイト・イン・バリ～史上最悪の結婚前夜～』は、東京・シアタークリエにて9月15日（金）～9月29日（金）まで、その後全国で上演される。