ヤマハの3連覇か、ホンダが阻止か “真夏の祭典”「鈴鹿8耐」7月30日に決勝
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“鈴鹿の夏”がまたやってくる。通称“鈴鹿8耐”、『2016-2017 FIM世界耐久選手権最終戦“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース 第40回記念大会』が、7月27日(木)から三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで開催。30日(日)に決勝を迎える。
第40回という記念の大会となる今年の8耐。昨年はヤマハのワークスチームであるYAMAHA FACTORY RACING TEAMが、2015年に続く2連覇を達成。エース・中須賀克行、アレックス・ローズに加え、マイケル・ファン・デル・マークの3人態勢で3連覇に挑む。
一方、ライバルのホンダは、サテライトトップチームのMuSASHi RT HARC-PRO.Hondaがエース・高橋巧、MotoGPに出場しているジャック・ミラー、中上貴晶がタッグを組み、ヤマハの3連覇絶対阻止に万全の態勢を敷いた。
世界耐久選手権の最終戦でもある鈴鹿8耐だが、こちらではSuzuki Endurance Racing Teamに、ポイント1点差でGMT94 Yamahaが追う展開。年間チャンピオンを争う上でも、熱いバトルが見られそうだ。
なお、観戦者のためにさまざまなイベントを行うのが鈴鹿8耐の特徴。29日、30日には音楽フェス「8フェス」が開催され、森友嵐士(T-BOLAN)や175R、アイドルグループPassCodeなどが出演する。
そのほか、冠スポンサーのコカ・コーラが特設ステージを開設し、ライダートークショーやサーキットクイーンの撮影会を実施。レース場エリアには特設バーベキューエリアが設けられ、バーベキューをしながらレース観戦ができる
日没後となるゴール時には、グランドスタンド席の観客にライトスティックが配られ、幻想的な雰囲気のなかでゴールの瞬間を迎える。とにかく真夏の鈴鹿にドラマがないわけがない。猛暑、オイル漏れ、体調不良、転倒……、さまざまなアクシデントを乗り越えたライダーに勝利の女神は微笑む。