シド ソロ活動で新たな一面を見せた二人のフロントマンが今こそ語る、バンドへの熱い思い【マオ&明希編】

2017.8.8
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シド/L⇒R:明希(Ba)、マオ(Vo) 撮影=大塚秀美

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2回にわたって掲載するシド最新インタビュー、その第2回に登場するのはマオ(Vo)と明希(Ba)。シドとしての単独公演がなかった約1年7か月の間にも、二人は積極的にソロ活動に取り組み、新たな一面をファンに見せてくれていた。そして5月12、13日、復活の日本武道館公演を経て、ニューシングル「螺旋のユメ」、そしてニューアルバム『NOMAD』のリリース、全国ホールツアーへ。バンドをリードする二人のフロントマンが今こそ語る、シドへの熱い思いを感じてほしい。

今まで通りの安定したシドを出しても、ファンのみんなは“いいよね”ってなるとは思うんですけど、待たせたぶん、それじゃ足りない。

――先日の、久々の単独公演となった日本武道館2DAYSには、どんな手ごたえがありました?

明希:自分としては、心から楽しいなっていう思いと、上がっちゃうという緊張とはまた違う、張りつめた緊迫感がありましたね。若い頃は“行ってまえ!”みたいな、突撃隊みたいな気持ちが自分の中にあったと思っていて、そういうところは今後も消えないでずっとあるとは思うんですけど、今はそれよりも、わりと“徹したい”というか。

――徹したい?

明希:ベースという楽器に。そういう思いがここ数年で出てきて、そういうところが新たな自分というか、ベーシストとしてのこれからというものが見えた2DAYSだったのかな?って、今は思いますね。あと、サウンド的にもものすごく見直して臨んだ2日間だったので。それまでは、自分の音って完成されていると思っていて、でも2016年にソロをやった時に、自分のプレーやサウンドのクオリティを見直して、まだまだ全然上はあるなと。まだ自分の音を追い込めてないなと思って、根本から見直して、一本一本のライブという勝負の場所にそれを持って行けたというところでは、納得の行く……と言うと語弊があるかもしれないですけど、ちゃんと考えて、やろうとしたことが具現化できた2日間だったなというのは、振り返ると思いますね。

――マオさんは、武道館にはどんな思い出が?

マオ:下準備をじっくりやらせてもらったので、あんまり不安とかはなかったし、過去曲が多いこともあって、気負わずにステージに立てたんですけど。逆にステージに出た時の……もちろんお客さんがいっぱい集まってくれてたのは知ってたんですけど、その熱量にあらためてびっくりしちゃって。登場するまでは、いつもより冷静に臨めてたんですけど、登場してすぐに、お客さんの熱量と声援の量に、ビクッ!としちゃって。そういう体験ってあんまりなかったんで、“うわ、すごい気持ちいいな”って、完全にスイッチを、ファンのみんなが押してくれたというか。もしあのまま冷静な感じでライブをやっていたら、それはそれでクールないいライブになったかもしれないですけど、あの熱量に対して、俺も熱量で返すというライブには、もしかしたらならなかったかもしれない。

――ですね。

マオ:そういう意味では、セットリストがどうとか演出がどうとかは、すごく大事なんですけど、それより何よりあの感じが大事だったんだなって、久々に思い出しましたね。

――明希さん、初日のMCで「昨日は9時間半たっぷり寝た」と言ってましたが。

明希:そうそう(笑)。空いていた時期も、この日に向かっていろいろイメージしたり、練習したり、充実した日々だったので。だからしっかり眠れたんじゃないかな。

――その、武道館に至る日々の話を。単独公演がなかった間に、何を考えて、何をしてきたのか。振り返って思うことは?

明希:ざっくり簡単に言うと、キッズに戻れた1年というか、音作りにしろライブにしろ、初心に戻れた気がしますね。なんでソロをやったか?というのも、もっと自分の内にある音楽をどんどん出していきたいという、そこには自分の感性のみで作り上げていく世界があって、今思ったことを今やりたいということで始まったものだったので。それをしたことによって、自分のことをものすごく客観的にとらえることもできたし、そのうえで、何もかもをよりバンド単位で考えるようになったというか。曲だったりアイディアだったり、“シドってこうだよね”というものを、より深く考えられるようになったということはありますね。

シド/マオ(Vo) 撮影=大塚秀美

アルバムもツアーも、お互いがすごく待ってたものだと思うので。最高の形で再会を果たして、次に進んで行けたらなと思います。(マオ)

――マオさんも、休まずにソロ活動を続けていましたけど、そこで得たものは何だと思いますか?

マオ:ソロは、明確に歌のスキルアップと、あらためてファンの方の近くに会いに行くということで、ソロならではのフットワークの軽さを生かした活動がしたかったので。ひたすらそれをやりまくった1年だったので、自分が思ったことをやれたという達成感もすごくありました。あとは単純に、ファンのみんながすごく喜んでくれたので、それはやっぱりうれしかったですね。“ソロはこういうもの”という一つの場所が、徐々に見つかった感じもあるし。

――自ら“箸休め”と称してますけど。

マオ:そうですね。いい箸休めになってくれてたらうれしいです。休憩というか、仕事帰りにちょっと見に行こうか、とか。バンドだとどうしても、何日も前から準備して“行くぜ!”っていう感じになると思うんですけど、そうじゃないものがあってもいいのかな?と思うので。

――ちなみに、お互いのソロの感想って、けっこう言い合うんですか?

明希:ちょいちょい。

マオ:明希がソロで出てるイベントに、俺がゲストで出たことがあって。客席で見たんですけど、新鮮でしたね。“おお~、歌ってる”って。お客さんも同じ気持ちだと思ったから、これは楽しいぞと。明希のソロは、まだ見たことない人もいると思うけど、見たことない人は、初めて見た時の“わー、明希が歌ってる”という新鮮さを、まだ味わえてないのはもったいないと思いますね。そこから、好きになってくれる人は好きになってくれるだろうし。

――さっきゆうやさんも、マオさんのソロを見てすごく不思議だったって言ってましたよ。背中のマオくんじゃなくて、正面のマオくんを初めて見たって。

マオ:ああ、確かに。だからみんな新鮮ですよね。

――そうしたソロの成果があって、復活の武道館があって、そしてニューシングル「螺旋のユメ」へ。今回は明希さんの作曲で、書き下ろしという形ですか?

明希:まあ、そうですね。普段から曲は作っているので、片鱗になる部分はある程度あったんですけど。タイアップの話をいただいて、『将国のアルタイル』というアニメの世界観にもっと寄り添えるように、さらにメロディやリズムにアレンジを加えて行って、こういう形になりました。

――アニメの世界観は非常に複雑で緻密な、壮大なストーリー。どういうふうに解釈して、曲を作っていったんですか?

明希:僕が曲を作る時は、もちろん物語は大事ですけど、ストーリーやキャラクターというよりも、初めに見て目に飛び込んで来る絵の世界観から連想することが多いんですよ。たとえば、舞台が中東風だったり、犬鷲がいたり、キービジュアルの絵を見ながら、ハマる曲を作るという感じですね。“この人たちが動いているバックで流れているオープニング曲を”というイメージから、どんどん広げていく。そのあとですね、ストーリーをじっくり感じるのは。そういう感じで作っていきました。

――曲のスピード感や、メロディの流れとかも、そうやって決めていく?

明希:そうですね。疾走感がある曲がいいなと思ったので、いろいろアレンジで工夫したり、音色で変えて見たり、という感じです。

――マオさん、明希さんが持ってきたこの曲の第一印象は?

マオ:一番最初に聴いた時から、いいメロディだねっていう話をしていたので、それが新曲に選ばれたことがうれしかったです。アニメの原作を読ませていただいてから、歌詞を書き始めたんですけど、アニメの世界観をかなり意識したものに仕上がりましたね。

――最後の、<僕らはきっと大丈夫>というフレーズとか、迷わず、強く生きてゆくメッセージがある。ポジティブな言葉だと思います。

マオ:そうですね。そういうふうに受け取ってもらえたらうれしいです。

――アニメの世界観に、言葉を引っ張りだしてもらった感覚もありますか?

マオ:今回、アニメサイドの方から“こういった感じで書いてほしい”というものがわりと具体的に来ていたので。でもその中で、広げるのはこちら次第のところがあるので、それが楽しかったです。決められた範囲内で、どれだけ俺は精一杯やれるか?というチャレンジだったりしたので、アニメサイドの方にこれを聴いてもらって、「いいですね」と言ってもらえた時には達成感がありました。

シド/L⇒R:明希(Ba)、マオ(Vo) 撮影=大塚秀美

――疾走感あるストリングスのフレーズが印象的な曲ですけど、このアレンジは最初からあったんですか?

明希:ありましたね。ざっくり言うと、ハードロックサウンドとストリングスという組み合わせが俺は元々好きで、シドの曲にはわりとあるんですけど。いなたさをあまり出さずに、バンドとストリングスがもっと組み合わされる感じができないかな?と思って、ドラムのキックだけ打ち込みにしたんですよ。そうすると、一風変わった洗練されたような雰囲気に、俺には感じられて。そこに対してベースがどんどんうねっていって、ギターはメインで刻む曲ではなくて、ところどころに散らばってる。ストリングスは一番人間味あふれる楽器というか、強弱が激しい楽器なので、ストリングスがメインになると、こういう感じのエモさが出るというか。そこを狙って作ってみました。

――ドラムのキックだけエレクトリック・ドラムの音色に変えた話は、さっきゆうやさんも言ってました。すごく面白がってましたよ。

明希:ゆうやはすごく柔らかい人なので。逆に「ここはこうでしょ」っていう強さももちろんあるんですけど。「どういうふうにしたい?」っていう話をした時に、「キックは打ち込みの音にしたいんだよね」って言ったら、「いいよ、やってみよう」って。元々エレドラをリズムトラックに用いた曲は、何曲かシドにあるので、やったことはあったんですね。録りは難しかったとは思いますけど。

――そういうギミックも含めて、構成も音色も緻密に組み立てられた曲だと思います。

明希:そうですね、転調もしてるし。

――そうそう。最初に聴いた時、<守りたいものがある>のセクションがすごくキャッチーで、てっきりそこがサビだと思っていたら、そのあとの<大空へと羽で描いた螺旋のユメ>のところで一気に展開が開けて、あ、ここがサビだったのか!と。面白いですよね、この曲の構成は。

明希:そうなんですよ。A、B、サビという流れをやめようと思って、<守りたいものがある>から<迷わない>の部分にフックになるようなメロディが来たらいいなってずっと思っていて。そこに的を絞って、そこをすごく中東寄りのアレンジにしてみようと。

――ああ~。それでああいう、ちょっと妖しい感じのアレンジになっているのか。

明希:リズムを聴くと、キャラクターの世界観が見えてくるように。だからそこにシタールを入れたり、うしろのほうにうっすらと鉄の笛を入れたり。ドラムのリズムは、キック、スネア、ハットという普通の形ではなくて、金属をカンカン叩くような音で「鉄っぽい感じがいいです」って言って、何ていう名前の楽器かわからないですけど、そういう感じのトラックを自分のプラグイン(ソフト)から探して、打ち込みを作ったりとか。そういう感じでしたね。

――そして、大サビというか、メジャーコードでバッと開けていくパートがあって。

明希:Bメロ、Bダッシュみたいなパートがあってから、サビに行く。うまくフックになるものが作れたなと思っていたら、そこにすごくいい歌詞が来たので“おっ”と思いましたね。初めて歌詞を見た時には。

――非常にドラマチックな曲で、バンドの好調ぶりがよくわかりますけど、この勢いに乗って、9月6日にニューアルバムがリリースされることが発表されました。レコーディングはあと少しだそうですね。

マオ:あと1曲ですね。

――現時点ではタイトルも収録曲も未定ですけど(*のちにタイトルは『NOMAD』に決定)、どんな作品に仕上がっているのか、今言える範囲で教えてもらえれば。

マオ:オリジナルアルバムは久しぶりだし、新曲がドバッと出るのも久しぶりなので。そういう期待感で待っててくれる人が多いぶん“ああ、シドだね”じゃなくて、“え、これもシド?”というものがないとな、とは思っていて。普通に今、今まで通りの安定したシドを出してもファンのみんなは“いいよね”ってなるとは思うんですけど、待たせたぶん、それじゃ足りない。だし、自分たちも時間が経ったぶんそれぞれがやれることも増えたので、それを詰め込んだアルバムということですね。

――今までのどの作品にも似ていない?

マオ:似てる似てないに関しては、受け取り手によると思うんですけど。似てないと思います!

シド/明希(Ba) 撮影=大塚秀美

今すぐツアーをやりたいぐらいにウズウズしてるというのが正直な気持ち。初日から“おおっ!”というものを見せてやろうと思ってるので。(明希)

――楽しみです。明希さんは、現時点でのアルバムの手ごたえは?

明希:サウンド面で言うと、間違いなく今までの中で一番洗練されたサウンドなんじゃないかなと思います。自信もあるし、細かいところまでみんなで話して、詰めていったんで。録り方も、自分が作った曲に関しては各々がイニチアチブを取って進めて行くんですけど、チューニングの仕方から注文をつけたり、細部にわたってマジでこだわって作ってるんで、そういうところが反映してると思います。まだ1曲もミックスしてないんですけど、楽しみですね。そういう新鮮なシドを、ファンのみんなもワクワクして待っていてほしいなと思います。間違いなく、本当にいいアルバムなんで。自分の中で、ロックというものとポップスというものがちゃんと作れた気がするんですよ。メロディのキャッチーさとか、ポップスとしてちゃんと作ったものと、ハードにロックに作ったものと、自分の中ではきれいに分かれていて。1曲にどっちの要素も入れるというよりは、“この曲は本当にポップスをやろう”と思ってデモを作ったりしたので、住み分けがちゃんとできていて、ものすごく清々しいんですよね。作っていた時の手ごたえも含めて。まあ本当の手ごたえは、発売してからなんでしょうけど、現段階ではそういう気持ちですね。

――そして、9月23日からは全国ホールツアーがスタート。アルバムからの曲をたっぷりと、新曲三昧になるという予想をしています。

マオ:新曲は多いですね。でもその中に定番も入れていきたいし、曲数的にも、ボリュームのあるものにしたいです。

――どんな気持ちで臨むツアーになりますか?

マオ:アルバムのツアーなので、アルバムをお披露目するという、大きな意味合いがあるんですけど、それよりもっと大きなものとして、久しぶりに直接みんなのところへシドが会いに行くということが、待っていてくれた人たちのために一番大きいと思っていて。“こんなに待ったのにこれかいな”ってならないように、“本当に待ってて良かった”というライブをしなきゃいけないと思ってます。俺らも時間を空けて良かったと思いたいし、みんなも待ってて良かったって思えるような、そういう熱量で来てくれればそれが一番いいと思いますね。

明希:今すぐやりたいぐらいにウズウズしてるというのが、正直な気持ちです。本当に楽しみだし、アルバムもほぼ完成して、これからミックスが終わって、マスタリングが終わって、すぐリハーサルに入って、あっという間だと思うんですけど、本当に楽しみですね。初日から“おおっ!”というものを見せてやろうと思ってるので、頑張ります。

――さっき、ゆうやさんは、「早めに練習を始める」と言ってましたよ。アルバムの曲は、すごく難度が高いからと。

明希:じゃ俺もそうしよう(笑)。早く取りかかった者勝ちなので、俺も早めにやっておこうと思います。

――最後に、マオさん。ファンの皆さんへのメッセージを。

マオ:アルバムもツアーも、お互いがすごく待ってたものだと思うので。最高の形で再会を果たして、次に進んで行けたらなと思っているので、引き続き応援よろしくお願いします。


取材・文=宮本英夫 撮影=大塚秀美


>>シド インタビュー【Shinji&ゆうや編】バンドが描く新しいビジョン、そしてメンバーの知られざる胸の内とは?

 
リリース情報
シングル「螺旋のユメ」(TVアニメ「将国のアルタイル」オープニングテーマ)
2017年8月2日発売
【初回生産限定盤(CD+DVD)】KSCL-2943/2944 ¥1,500+税

初回生産限定盤

【通常盤初回仕様(CD)】KSCL-2945 ¥800+税

通常初回

【期間限定通常盤(アニメ盤)(CD+DVD)】KSCL-2946/2947 ¥1,500+税

アニメ盤

※収録内容、特典など詳細はオフィシャルサイトへ http://sid-web.info

iTunes:https://itunes.apple.com/jp/album/id1258095953?at=10lpgB&ct=4547366323337_al&app=itunes
レコチョク:http://recochoku.com/s0/rasennoyume/
Mora:http://mora.jp/package/43000001/4547366322088/


アルバム『NOMAD』
2017年9月6日発売
【初回生産限定盤A(CD+DVD)】KSCL-2951/2952 ¥3,611+税
【初回生産限定盤B(CD+写真集)】KSCL-2953/2954 ¥3,611+税
 【初回仕様限定盤(CD)】KSCL-2955 ¥2,870+税
※詳細後日発表

 

ライブ情報
SID TOUR 2017 「NOMAD」
9/23(祝・土) 松戸・森のホール21           開場16:00/開演17:00
9/24(日) 松戸・森のホール21    開場15:00/開演16:00
10/1(日)福岡市民会館 開場17:00/開演18:00
10/8(日)厚木市文化会館 開場17:00/開演18:00
10/12(木)オリックス劇場           開場17:30/開演18:30
10/15(日)新潟テルサ   開場17:00/開演18:00
10/21(土) ベイシア文化ホール(群馬県民会館)開場17:00/開演18:00
10/27(金) 東京国際フォーラム ホールA 開場17:30/開演18:30
11/3(祝・金)神戸国際会館 こくさいホール  開場17:00/開演18:00
11/4(土)ロームシアター京都 メインホール   開場17:00/開演18:00
11/7(火)大宮ソニックシティ 開場17:30/開演18:30
11/11(土)日本特殊陶業市民会館 フォレストホール  開場17:00/開演18:00
11/12(日) 日本特殊陶業市民会館 フォレストホール           開場15:00/開演16:00
11/21(火)中野サンプラザホール   開場17:30/開演18:30
11/23(祝・木)東京エレクトロンホール宮城  開場17:00/開演18:00
11/25(土)わくわくホリデーホール(札幌市民ホール) 開場17:00/開演18:00
 
料金】
¥7,300(全席指定・税込)
※4歳以上有料
 
一般発売日】
松戸~群馬公演 2017年8月26日(土)
国際フォーラム~札幌公演 2017年9月30日(土)

 

 

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