星野源は締め切り破り、スガは退職理由「プラージュ」舞台挨拶で“最大の罪”告白

2017.8.1
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音楽

左から星野源、石田ゆり子、スガシカオ。

星野源が主演を務める連続ドラマ「連続ドラマW プラージュ ~訳ありばかりのシェアハウス~」の完成披露試写会および舞台挨拶が、本日7月31日に東京・東京国際フォーラム ホールD7にて行われた。

舞台挨拶には星野のほか、メインキャストである石田ゆり子、仲里依紗、眞島秀和、中村ゆり、渋川清彦、スガシカオ、監督の吉田康弘が登壇。まずはキャスト陣が、挨拶と共に自身の役柄の説明する。思わぬことで前科者となってしまう主人公・吉村貴生を演じた星野はのどかな口調で「こんばんはー」と口にしたのち、「僕もやっと完成版を昨日観まして。皆さんにこうやって観ていただいて、とっても今日楽しみにしてきました。役の説明は……あんな人です。おバッカって感じですね。これから貴生がどう変わっていくのか楽しみにしてください」と述べた。正体不明の野口彰に扮する眞島は、「スガさんと一緒の空間にいるのが不思議で。ずっとスガさんの曲を聴いていたので……」とスガのファンであることを明かし、緊張の面持ちのスガを見やった。

演技に初挑戦したスガは「役者という仕事を初めてやらせていただきました。百戦錬磨の先輩に囲まれ、源ちゃんにはセリフの覚え方を、ゆり子さんには振り向き方を教えてもらって」と言いながら、「今、第5話までDVDが配られているんですが、僕は怖くて観てません」と告白。しかし「役者という仕事が面白くて、自分に返ってくるものが多くて。放送を(皆さんと)一緒に……緊張しながら観たいと思います」と照れ笑いした。

ひと通り挨拶が終わったあとは、ドラマの内容にちなんで男性キャストの過去を振り返ることに。司会者が「最大の罪を告白してください」と呼びかけると、星野は「なんでドラマの話じゃないの?」とツッコミを入れながらも、「締め切りを守らなくなりました」と懺悔する。「今年の目標が無理をしないなんですけど、早速締め切りに……。締め切りって守らない前提で設定されてるので」と言い訳をして、「怒られたくないので、かわいげのある範囲で。楽をして生きていきたい」と述べた。すると観客から拍手が起き、星野は「罪を犯したのに拍手をもらうなんて!」と驚いていた。そして、スガが「ミュージシャンになる前に、会社員をやってたんですけど、『ミュージシャンになるんで会社員辞めます』って言えなくて」と言うと、客席から「え?」という声が。続けてスガが「父親の会社に就職するので、会社員辞めますって。当時係長だったんですけど……」と述べると、司会者は慌てたように「もう時効ですね!」と話を切り上げた。

舞台挨拶の中盤では原作者の誉田哲也がステージに上がり、「ついこの前、全話観せていただきまして、最後まで楽しませていただきました」と太鼓判を押す。そして役者初体験のスガに向かって、「安心してくださいスガさん、素敵でしたよ」と言葉をかけた。

30分にわたる舞台挨拶の最後に、登壇者が1人ひとり作品をアピール。スガは「素晴らしい作品になっていると信じています。この先、僕は役者の予定はありませんので『プラージュ2』がありましたら、ぜひお願いします」と監督に熱い視線を送る。また石田は「スガさんが初めて役者をしてます。それが素敵なんです!」とスガをべた褒め。スガ本人が「やめてよー!」と照れるも、石田は現場でのスガのチャーミングな様子を語り続けた。そして星野は「思ったよりもコメディと言うか。話ごとに魅力が違って、本当に素晴らしいです。4話の冒頭とかすごいヤバいんです。すごいんです! WOWOWでしかできないショットが!」と観客に煽り続ける。さらに「さまざまなエンタテインメントの魅力が詰まった全5話になってます」とアピールした。

そして話が終了したかに思えたそのとき、スガが「源ちゃん脱いでるの! 源ちゃんの裸初めて見た」と言い出し会場を沸かせる。星野が「僕は役者のほうではわりと脱がされるんで(笑)。スガさんは?」と問うと、スガは「僕は止められました。『スガさんはいいです』って」と少し残念そうな表情に。星野は「なんで!」と自分だけ脱がされることに不満を漏らしながら、「WOWOWに入ってください」と観客に呼びかけていた。

「連続ドラマW プラージュ ~訳ありばかりのシェアハウス~」は8月12日(土)にWOWOWにて放送開始。第1話は無料放送なので、気になる人はチェックしてみよう。

WOWOWプライム「連続ドラマW プラージュ ~訳ありばかりのシェアハウス~」

初回放送:2017年8月12日(土)22:00~23:00
(以降、毎週土曜22:00~23:00)