カンヌを騒がせた謎のアニメーション『SUSHI POLICE』がティザーサイトを公開

9月16日、謎に包まれたアニメーション『SUSHI POLICE』のティザーサイト（断片的な情報のみのサイト）がオープンした。

『SUSHI POLICE』は、2015年のカンヌ国際映画祭のフィルムマーケットで「The Hollywood Reporter 」誌が選ぶポスター賞（THE 2015 CANNES POSTER AWARDS）を受賞し、国内外で大きな話題となった作品。

2006年に日本政府が創設を試みた、正しい日本食店を認証する制度「海外日本食レストラン認証制度」をめぐる「スシポリス事件」を元に製作された。当時、ワシントン・ポスト等の海外メディアが「スシポリスがやって来る！」と一斉にバッシングを展開したため、日本政府は実施を見送っている。

ティザーサイトでは、カンヌ国際映画祭で公開されたポスタービジュアルが公開中。ただし、国籍不明の都市に、メガネをかけた3人の男がたたずむのみで、いまだ作品の内容は謎に包まれたまま。国内での放映・公開予定や本作のあらすじなどは、少し更新されていく予定だという。

なお、同作は9月19日から開催の「京都国際マンガ・アニメフェア2015」の特別企画展「RIMP-A NIMATION 琳派400周年×『NEWTYPE』30周年 琳派オマージュ展」に選出をされている。未公開作品ながら、カンヌ映画祭での話題性の高さから、日本の伝統産業や食文化を海外に発信する架け橋としてコラボレーションが実現したという。 9月19日は1日限定でティザーサイトが金色カラーの琳派バージョンとなる予定。