蒼井優、阿部サダヲ、松坂桃李、竹野内豊が演じる“全員最低”な物語が明らかに　映画『彼女がその名を知らない鳥たち』予告編

10月28日(土) 公開の映画『彼女がその名を知らない鳥たち』から、予告編と場面写真が公開された。

『彼女がその名を知らない鳥たち』は、沼田まほかる原作の発行部数20万部を超える同名ミステリー小説を蒼井優、阿部サダヲのW主演で映画化した作品。メガホンを『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』の白石和彌監督がとる。主演の二人にくわえ、松坂桃李、竹野内豊ら実力派の俳優陣が“全員最低なのにまぎれもない愛の物語”を描き出していくという。登場するのは、蒼井優演じるクレーマーで自分勝手な女・十和子や、阿部サダヲ演じる不潔で下劣、そのうえ十和子に異様な執着を見せる男・陣治、松坂桃李演じる一見誠実そうな風貌ながらとにかく薄っぺらな水島、竹野内豊演じる十和子の昔の恋人で、自身の出世や保身のためなら女を道具に使うことも厭わない黒崎など、強烈なキャラクターばかりだ。

公開された予告編では、自堕落な生活を送る“嫌な女”十和子と、彼女を取り巻く“最低な男たち”の姿が生々しく映し出されていく。陣治は十和子に毛嫌いされながらも、執拗に追いかける異常ともいえる姿を見せる。また、水島は家庭があるにも関わらず、十和子とねっとりとした濡れ場を展開。また、結婚話を隠して十和子を利用していた昔の男・黒崎が5年前から失踪していたことを刑事に告げられ、呆然とすると十和子のようすも収められている。そして、陣治は黒崎の失踪を知りながら、十和子にその事実を黙っていた事が発覚する。

(C)2017 映画「彼女がその名を知らない鳥たち」製作委員会

(C)2017 映画「彼女がその名を知らない鳥たち」製作委員会

(C)2017 映画「彼女がその名を知らない鳥たち」製作委員会

到着した場面写真でも、十和子が散らかり放題の部屋で不機嫌な表情で電話をかける姿や、怒りに震えながら陣治に土下座をさせる様子など、登場人物の"最低”ぶりが明らかに。複雑に絡みあった人間関係は、どんな結末を迎えるのか。

(C)2017 映画「彼女がその名を知らない鳥たち」製作委員会

(C)2017 映画「彼女がその名を知らない鳥たち」製作委員会

(C)2017 映画「彼女がその名を知らない鳥たち」製作委員会

(C)2017 映画「彼女がその名を知らない鳥たち」製作委員会

映画『彼女がその名を知らない鳥たち』は10月28日(土) 新宿バルト９他全国ロードショー。