スパイダーマン=トム・ホランドが日本に感動「きみたちはすごいファンだ!」『スパイダーマン:ホームカミング』ジャパンプレミア
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トム・ホランド
8月7日(月)、新宿・歌舞伎町のシネシティ広場にて『スパイダーマン:ホームカミング』ジャパンプレミア・レッドカーペットイベントが開催され、来日した主演のスパイダーマン/ピーター・パーカー役トム・ホランド、ジョン・ワッツ監督がレッドカーペットに登場した。
本作は2016年に公開された『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』をはじめとする、マーベル・コミックの映画化作品と世界を共有する‟マーベル・シネマティック・ユニバース”作品の最新作。『シビル・ウォー』で描かれた空港バトルを終えたスパイダーマン/ピーター・パーカーが日常に戻り、葛藤しながらもスパイダーマンとして成長する感動のストーリーが繰り広げられる。
この日の東京は台風の接近により午後から雨予報となり、「レッドカーペットは雨天中止」とのアナウンス。来日したトム・ホランドとジョン・ワッツ監督に会うべく集結したファンたちは、一様に晴れを願い続けていた。すると、開始前にはほんのりと青空がのぞくほどに!
会場には提灯、さらにステージ横には神輿が控え、「夏祭り」といった様子が満載。
入場時間が来ると、スパイダーマン・コスチュームのファンたちが一斉に登場。レッドカーペットは一気に華やかなムードに!
こうして、いよいよレッドカーペットがスタート。MCの声に合わせ、神輿が登場!
有名な『スパイダーマン』のテーマに合わせ、華麗に響き渡る和太鼓がファンの熱気をさらにヒートアップさせていく中、レッドカーペットを一回りしたスパイダーマンが舞台へ登壇。轟音のスモーク内へ消えたと思うと、トム・ホランドへ変身。会場のボルテージは最高潮に!
絶叫が響き渡る中、トムはジョン・ワッツ監督と共にレッドカーペットへ。新進気鋭のワッツ監督は現在36歳、今回の『スパイダーマン:ホームカミング』を監督することは、まさに大抜擢といえるもの。レッドカーペットを心から楽しんでいる様子。
カーペット脇には、トムと共に来日した弟のハリー、トムの親友で俳優のハリソン・オスターフィールドの姿も。
順調にインタビューに応えていると、ここでついに大粒の雨が! 限界までサインをするトムの姿を見つめるファンたちの絶叫が響いていた。
残念ながらカーペットは中止となったものの、ステージに戻ったトムは「本当にごめんね、こんなに雨が降ってしまって、残念でしかたないよ。君たちはすごいファンだ!」と感動しきりの様子。続けて日本でプレミアをする時の定番ともいえる、法被を着て和太鼓のパフォーマンスをすることに。叩き方を一発で覚えたトムは、ワッツ監督と見事な演奏を披露した。
こうして、レッドカーペットを終えたトムとワッツ監督はTOHOシネマズ新宿・劇場内での舞台挨拶へと移動。座席のファンの中に、たくさんのスパイダーマン・コスチューム姿のファンたちを見つけると「僕も5年前までは、ベッドルームでスパイダーマンのコスプレをしていた。普通の日々だったんだ。今でも"この状況は夢なんじゃないか"って思うんだよ」と感動の面持ちでコメント。ワッツ監督も「"大いなる力は大いなる責任を伴う"」と『スパイダーマン』作品群における最大のテーマを引用し、上映前の劇場内を感動に包んでいた。
まさに「夏」といった、気まぐれな天気に襲われた『スパイダーマン:ホームカミング』ジャパンプレミア。強いライトに照らされた雨がキラキラと輝くレッドカーペットには、ドラマチックな光景が広がっていた。濡れながらもサインを続けたトムは、大きな喜びをファンにプレゼントしたようだ。
映画『スパイダーマン:ホームカミング』は8月11日(祝・金)より全国ロードショー。
取材・文・撮影=村田由美子
(C)Marvel Studios 2017. (C)2017 CTMG. All Rights Reserved.
原題:Spider-Man: Homecoming
監督:ジョン・ワッツ(『コップ・カー』)
キャスト:トム・ホランド(『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』『白鯨との闘い』)、ロバート・ダウニーJr.(『アイアンマン』『アベンジャーズ』)
マイケル・キートン(『バットマン』、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』)、マリサ・トメイ(『レスラー』)、ジョン・ファヴロー(『アイアンマン』)
ゼンデイヤ、トニー・レヴォロリ(『グランド・ブダペスト・ホテル』)、ローラ・ハリアー、ジェイコブ・バタロン
公式サイト:Spiderman-Movie.JP
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