ミュージカル『メリー・ポピンズ』日本上演決定! ディズニー×C・マッキントッシュ最強タッグ作品

2017.8.23
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ミュージカル『メリー・ポピンズ』が、2018年3月~東京・東急シアターオーブ、同年5月~大阪・梅田芸術劇場で日本語上演される。主人公の家庭教師メリー・ポピンズ役を、濱田めぐみ平原綾香がダブルキャストで演じる。

ミュージカル『メリー・ポピンズ』は、パメラ・トラバースの小説を基に、ウォルト・ディズニー自身が自らの手で製作し世界的に大ヒットした映画「メリー・ポピンズ」(1964年全米公開。アカデミー賞5部門受賞。※ちなみに、この映画製作秘話は映画「ウォルト・ディズニーの約束」に詳しい)を、ミュージカル舞台化した作品。2004年に英ウエストエンド初演、2006年に米ブロードウェイ初演。その後世界10か国以上で10年以上に渡って上演されてきた。シャーマン兄弟作曲による「チムチムチェリー」「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」をはじめとする劇中ナンバーは名曲揃い。そして、ミュージカル舞台版の振付は、鬼才マシュー・ボーンが手掛けている。

オリジナル・プロダクションはディズニーとキャメロン・マッキントッシュという最強タッグによる共同製作。マッキントッシュは、『レ・ミゼラブル』『ミス・サイゴン』『キャッツ』『オペラ座の怪人』など世界的大ヒット作を次々と世に送り出した英国の天才プロデューサーであり、今年2017年11月ロンドンで開幕の『ハミルトン』ロンドン版も彼が手掛けている。

2018年日本版の主催・企画製作は、ホリプロ/東宝/TBS/梅田芸術劇場の4社。東京と大阪で、のべ約17万人を動員する日本最大級の公演となる。

日本オリジナルキャストは、全キャスト本国スタッフによるオーディションを経て決定した(役柄によっては2年以上の期間を要したという)。メリー・ポピンズ役には(ダブルキャスト)、濱田めぐみ&平原綾香。また、バート役には(ダブルキャスト)、大貫勇輔&柿澤勇人。

なお、2018年は映画「メリー・ポピンズ」の約50年ぶりとなる新作続編映画「メリー・ポピンズ・リターンズ(原題)」の全米公開(12月)も予定されている。 

ミュージカル『メリー・ポピンズ』出演者のコメントが届いたので紹介する。

メリー・ポピンズ役・濱田めぐみ
オーディション開始から合格までの道のりが、今まで受けてきた作品の中で一番時間を要し、大変な作品でした。 
映画として全世界から愛され、各国で、舞台でも演じられているメリー・ポピンズ。 
この作品が 御覧になる皆様にとって、そして関わる皆様にとって 大切な大切な出逢いになりますよう、誠心誠意全力で努めさせていただきます。よろしくお願いします。 
 
メリー・ポピンズ役・平原綾香
まさか、傘で空を飛べる日がくるなんて、思ってもみませんでした。 映画でメリー・ポピンズを演じたジュリー・アンドリュースさんとは、いろいろとご縁があり、以前は「サウンド・オブ・ミュージック」の歌とセリフの吹き替えを担当させていただいたことがあります。家庭教師役ともご縁があるみたいです。 映画版の、聡明なメリーのイメージが強かったのですが、ミュージカル版は、聡明さに“笑い”の要素も加わるの で、すごく面白いミュージカルになりそうです!
ちなみに、メリー・ポピンズは宇宙人なんですって!知りませんでした……。 そういうことなら、私も“Jupiter”なので、ある意味、ハマり役かもしれません。 
 
バート役・大貫勇輔
出演が決まった時はとにかく、本当に嬉しかったです。長い期間のオーディションを経て、このバートという役を演じることができ、とても興奮しています。 この作品は家族の愛や子どもの成長を、夢や希望、ユーモアで優しく明るく描いていて、観ていてあたたかい気 持ちにさせてくれるミュージカルだと思います。 
僕の舞台人生全てをかけるつもりで稽古も本番も臨みます。 そして、誰よりも楽しんでこのバートの役を演じ切りたいと思います! 
 
バート役・柿澤勇人
人生で初めてNYに降り立ったその日の夜に観た作品が『メリー・ポピンズ』でした。時差ボケを吹っ飛ばすほどのエネルギー、会場にいる老若男女みんなが笑顔で帰って行く光景に圧倒された、印象的な作品でした。 数年後の今、自分がまさか『メリー・ポピンズ』の煙突掃除夫役のバートで出演することになるとは想像も出来ませんでした。今の自分にとっては新たな挑戦の作品です。 子供から大人まで全ての人が幸せになる作品になると信じています。必死に汗を撒き散らして踊る柿澤を観に、そして心が満たされる作品を体験しに劇場までお越しください。 
お待ちしております。
 
ジョージ・バンクス役・駒田  一
36 年前、まだ 17 才。劇団のコンサートで「チムチムチェリー」「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」を歌った。物凄くドキドキし、物凄くワクワクした事を今でも覚えています。 シャーマン兄弟の素敵な音楽。素敵な作品。ミュージカルの素晴らしさを教えてくれた『メリー・ポピンズ』。 今回それがなんと父親役。36年前には想像もしなかったなぁ。 オーディションは大変だったけれど、既に稽古をしてるみたいで楽しかったです。合格した時はホッとするのと 同時に、背筋がピンとし、足がつりました。今は36年前とは違うドキドキワクワク感がある。 悩んで苦しんでそして楽しくなるように頑張りますね! 
うん、足がもつれないように。 
 
ジョージ・バンクス役・山路和弘
子供の頃、好きだった叔父に連れられ見た映画「メリー・ポピンズ」。 傘をさし、風に乗って飛んで行く姿が目に焼き付いています。 ネット上などで、この舞台の映像を見ると、おーっ!飛んでる飛んでる! それに、あの装置はどうなっているんだろうと気になるところです。 皆さんお楽しみに、という前に、今、一番楽しみにしているのは私の様です。
 
ウィニフレッド・バンクス役・木村花代
ウィニフレッド・バンクス役として日本初演オリジナルキャストに選んで頂き、また素晴らしいキャスト・スタッフの皆様と共演できる事は、私の人生の中で大きな転機であり神様からの最大のプレゼントだと思っております。合格の通知をいただいた時は正直、嬉しすぎて号泣しました。 長いオーディション期間の中で海外スタッフの方々から役についての細かいディスカッションを何度も受け、バンクス夫人が自分の中でどんどん愛おしい存在になって参りました。 誰からも愛されるキャラクターを持ち前の明るさで大胆にエネルギッシュに演じて参りたいと思います。 
 
ウィニフレッド・バンクス役・三森千愛
小さいころから大好きで、いつも見ていた映画「メリー・ポピンズ」。傘をさして空を飛べるか挑戦してみたり、メリーにお手紙を書いた子供の頃。長いオーディションを経てこの大好きな大好きな作品の日本初演にウィニフレッド役で出演が決まったときは、 興奮が抑えられず思わず叫んでしまいました。
今は楽しみであると同時に身の引き締まる思いでおります。メリーに逢える。バンクス家の子供たちよりも楽しみにしているのは母の私かもしれません。皆様の心に残る素晴らしい作品となるよう全身全霊でつとめさせていただきます。
 
バードウーマン/ミス・アンドリュー役・島田歌穂
あまりに沢山の名曲が詰まっていて、何度も映画を見返してきた大好きな「メリー・ポピンズ」。 ブロードウェイで舞台版を観た時の感動は忘れられません。その舞台に立たせていただけることは夢のようです! 思いきり意地悪に、思いきり温かく、大切な二役への挑戦、頑張ります!
 
バードウーマン/ミス・アンドリュー役・鈴木ほのか
名曲「鳩にエサを」を唄う心優しい謎の女バードウーマン、冷徹で圧倒される存在感の、いつかは演じてみたかったディズニーの悪役ミス・アンドリュー。 この対極の二役を同時に演じられる事を、心から感謝しています。 
 
ブーム提督/頭取役・コング桑田
イエス!やったね~
オーディションに通って足かけ3年。やっとこでした~で、決まってから数ヶ月。まだ発表できずに、やっと公表! イエス!本当にやったね~ オーディションを受けた仲間との会話で黙っているのは 辛かったす。 解禁ってこんなにも気持ち良いとは。 あ!ダブルキャストで。パパイヤさん、初めましてです~ カタカナ&苗字枠よろしくお願いします。
お稽古までもう一度、『メリー・ポピンズ』映像をチェックしたり、膝を鍛えたりしますが、駒田一さんとの共演ですから、肝臓鍛えておきます。 
皆さん、劇場でお会いしましょう。お楽しみに! 
 
ブーム提督/頭取役・パパイヤ鈴木
ミュージカルってやっぱり楽しいですよね! 特に『メリー・ポピンズ』はファンタジー溢れる作品なので、キャストもゲストの皆さんも夢のような体験ができると思います。 キャストに選ばれた時は、嬉しさと期待と不安で少し混乱しましたが、今は夢に向かってまっすぐ突き進んでいます。 
ダンサーになってから今年で35年が経ちました。今までやって来た事を最大限に活かし、皆さんに楽しいひと時を過ごしてもらえたら、これ以上嬉しい事はありません。このミュージカルがこれから先、何十年と続くような名作になるよう、頑張っていきます! 応援よろしくお願いします! 
 
ミセス・ブリル役・浦嶋りんこ
ミセス・ブリル役に決まったと聞いた時……正直なところホッとしました。長期に渡るオーディションだったので…笑 そのオーディションで、とても難しい役どころだと思いましたから、果たして短い審査時間の中で、役に起用出来る可能性を認めてもらえたのか、不安でした。合格の知らせを頂いた時はガッツポーズです! 決まった!となれば後はぶつかるだけ!です! 素敵な物語に年齢問わず入り込めるよう、丁寧に大胆に演じられればと思います! 
皆さま 劇場でお待ちしております!! 
 
ミセス・ブリル役・久保田磨希
何者にもなれると思っていた子供の頃、空想するのが大好きだった子供の頃。 憧れて欲しかったものは、煙突のある家、面白い大人、そして、空を飛べる傘。 まさに、『メリー・ポピンズ』の世界です。 何度、晴れた日に傘をさしてジャンプしたことでしょう。その、『メリー・ポピンズ』が舞台化される! その、『メリー・ポピンズ』に自分が出演する! 
嬉しさ100%と怖さ100%のせめぎ合いです。 オーディションを受けたものの、正直、まさか受かるとは思ってもいませんでした。 私にとっては初めてのことずくめで、その上、このキャスト・スタッフ陣。凄すぎて身震いするほどですが、やりきります!どうぞ、お楽しみに!! 
 
ロバートソン・アイ役・小野田龍之介
遂に超大作『メリー・ポピンズ』が日本初上陸。この作品は、様々なジャンルにおいて非常に高いパフォーマン ス能力が必要とされる作品だと思います。そのカンパニーの一員になれたこと、携われること、非常に嬉しく光栄に思います。そして念願のディズニー作品。僕は昔からディズニーが大好きで、ずーーーっと関わりたかったので本当に嬉しいです。しかもキャメロンカンパニーとのタッグ!このタッグに携われるのは本当に幸せです。皆様に楽しんでいただける最高の開幕を目指して、気合い入れて稽古に取り組んでいきたいと思います。 
 
ロバートソン・アイ役・もう中学生
オーディションを受けて出演が決まったときは、うれしさ・幸せとご一緒に、「どうしよう…大丈夫かな…。」とゆう気持ちになりました。ちょうど、ご連絡いただいたとき、「コント えりあし」とゆうネタを楽しんで作っていたときだったので、「(おこがましいのですが)今のまま、楽しく出させていただこう!」と。
『メリー・ポピンズ』は、す・べ・て、が魅力的な作品です。 長野の実家で野菜を育てていて、夏には、キュウリ、ナス、トマトなどなどたくさんの野菜が採れます。その隙間に、フワッとシソがなります。そのシソのように、「にぎやかに!そして、うまみアップ!」を目指して日増しに学んでゆきたいです。 
 
あらすじ
たくさんの問題を抱えた一家、バンクス家。
バンクス夫妻の子供たち、聞き分けのないジェーンとマイケルには、新しい家庭教師が必要で、両親、とりわけ父親のジョージ・バンクスは、しつけに厳しい人物を探していました。 そこに現れた謎めいた女性、メリー・ポピンズ!
次々と巻き起こる事件を通じて、バンクス一家は、彼女こそが完璧な家庭教師だと気づいていきます。子供たちはメリー・ポピンズに導かれ摩訶不思議で、忘れられない冒険の数々を体験しますが、 彼女の不思議な力に巻き込まれるのは、ジェーンとマイケルだけではなかったのです――――。 
 


ミュージカル『メリー・ポピンズ』世界での上演履歴 

2004年9月18日〜11月6日 イギリス・ブリストル   ヒッポドローム劇場(ワールドプレミア) 
2004年12月15日〜2008年1月12 日 イギリス・ロンドン   プリンス・エドワード劇場 
2006年11月16日〜2013年3月3日 アメリカ・NY  ブロードウェイ   ニュー・アムステルダム劇場 
2008年6月4日〜2009年4月18日 イギリス UK ツアー 
2009年3月11日〜2013年6月2日 アメリカ  US ツアー 
2008年10月18日〜2009年3月14日 スウェーデン ヨーテボリ   オペラハウス 
2009年8月11日〜2010年5月8日 フィンランド ヘルシンキ・シティ劇場 
2009年9月 ハンガリー ブダペスト 
2010年4月〜2011年8月28日 オランダ  スヘフェニンゲン フォルティス・サーカス劇場 
2010年7月14日〜2011年4月1日 オーストラリア  メルボルン ハー・マジェスティー劇場 
2010年11月 チェコ共和国  ブルノ
2011年4月〜12月17日 オーストラリア  シドニー  キャピトル劇場
2011年11月 エストニア  タルトゥ  ヴァネムイネ劇場 
2011年12月30日〜6月 オーストラリア  ツアー 
2012年10月18日〜12月30日 ニュージーランド  オークランド  シヴィック劇場 
2012年11月14日〜2013年8月11日 メキシコ  メキシコシティ 
2013年2月22日 アイスランド  レイキャヴィーク・シティ劇場 
2014年10月1日〜2016 年1月31日 オーストリア   ウィーン   ロナハー劇場 
2015年10月13日〜2017年1月14日 イギリス UK ツアー 
2017年8月11日〜2018年1月28日 ドイツ  シュトゥットガルト   ステージ・アポロ劇場
 
 
公演情報
ミュージカル『メリー・ポピンズ』
 
<東京公演>
■会場:東急シアターオーブ
■会期:2018年3月~

 
<大阪公演>
■会場:梅田芸術劇場 メインホール
■会期:2018年5月~

 
■公式ホームページ:http://marypoppins2018.jp
■公演に関する問い合わせ:ホリプロセンター 03-3490-4949
(平日 10:00-18:00 /  土曜 10:00-13:00 / 日祝・休)

 
■出演キャスト:
メリー・ポピンズ=濱田めぐみ/平原綾香
バート=大貫勇輔/柿澤勇人
ジョージ・バンクス=駒田一/山路和弘 
ウィニフレッド・バンクス=木村花代/三森千愛
バードウーマン/ミス・アンドリュー=島田歌穂/鈴木ほのか
ブーム提督/頭取=コング桑田/パパイヤ鈴木 
ミセス・ブリル=浦嶋りんこ/久保田磨希 
ロバートソン・アイ=小野田龍之介/もう中学生

*上記キャストはダブルキャストになります。
五十嵐耕司 石川剛 大塚たかし 風間無限 工藤広夢 斎藤准一郎 高瀬育海 田極翼 丹宗立峰  照井裕隆  長澤風海  樋口祥久  三井聡 武藤寛 
青山郁代 石井亜早実 エリアンナ 岡本華奈 工藤彩 熊澤沙穂 小島亜莉沙 髙田実那 中西彩加  般若愛実 藤咲みどり 
(50音順)
  • イープラス
  • 島田歌穂
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