『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』日本公開が決定『コープスブライド』のスタジオライカが幻想的な日本をストップモーションで描く
映画『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』 (C)2016 TWO STRINGS, LLC. All Rights Reserved.
ストップモーションアニメ『KUBO and the TWO STRINGS(原題)』が、『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』として、11月18日(土)から日本で公開されることが決定した。あわせて、日本版予告とポスタービジュアルが解禁されている。
『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』は、『ティム・バートンのコープスブライド』や『コララインとボタンの魔女』で知られるスタジオライカが制作した長編アニメーション映画。日本を舞台に、三味線の音色で折り紙に命を与えて操る少年・クボの冒険を描いた物語だ。本国アメリカで昨年2016年に公開された同作は、アカデミー賞長編アニメーション部門&視覚効果部門や、ゴールデン・グローブ賞、そして「アニメ映画界のアカデミー賞」と称されるアニー賞にノミネート。英国アカデミー賞アニメ映画賞を受賞している。
メガホンをとるのは、ライカのCEOでもあり、次回作に『トランスフォーマー』シリーズ最新作も控えた、トラヴィス・ナイト監督。また、ボイスキャストとして、サル役でシャーリーズ・セロン、クワガタ役でマシュー・マコノヒー、レイフ・ファインズ、ルーニー・マーラらが参加している。
公開された予告編では、隻眼の少年・クボが“闇の魔力”に襲われ、自分をかばおうとした母を失くしてしまうところから物語がスタート。追手から逃れながら、道中で出会った面倒見の良いサルと、弓の名手であるクワガタとともに、仇を討とうとする姿が描かれる。一方で、命を狙われる理由が母がかつて犯したある罪にあることなど、勧善懲悪ではない、日本の寓話をベースにした深淵な世界観も垣間見える映像となっている。中世の日本をイメージしたような独特の美術や、1秒間の映像のために24枚の写真を撮影しながら作り上げた精緻の極みともいえる圧倒的なストップモーションの美しさにも注目だ。
また、同作は劇場公開前に、第30回東京国際映画祭にて特別招待作品として上映されることも決定している。
映画『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』は、11月18日(土)新宿バルト9ほか全国ロードショー。
(2016/アメリカ/カラー/シネスコ/5.1chデジタル)
監督:トラヴィス・ナイト
声の出演:アート・パーキンソン(クボ)、シャーリーズ・セロン(サル)、マシュー・マコノヒー(クワガタ)、ルーニー・マーラ(闇の姉妹)、レイフ・ファインズ(月の帝)
原題:Kubo and the two strings
字幕翻訳:石田泰子
【ストーリー】
三味線の音色で折り紙に命を与え、意のままに操るという不思議な力を持つ少年・クボ。幼い頃、闇の魔力を持つ祖父に狙われ、助けようとした父親は命を落とした。その時片目を奪われたクボは、最果ての地まで逃れ母と暮らしていたが、更なる闇の刺客によって母さえも失くしてしまう。 追手である闇の魔力から逃れながら、父母の仇を討つ準備を進めるクボは、道中出会った面倒見の良いサルと、ノリは軽いが弓の名手のクワガタという仲間を得る。やがて、自身が執拗に狙われる理由が、最愛の母がかつて犯した悲しい罪にあることを知る。
公式サイト:http://gaga.ne.jp/kubo
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