龍 真咲、宝塚トップからシンガーへ 6,000人を魅了した世界を巡る豪華絢爛ステージ『龍 真咲 コンサート2017』
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『龍 真咲 コンサート2017』 撮影=田中聖太郎
8月26日(土)、27日(日)の2日間、龍 真咲が渋谷・Bunkamuraオーチャードホールにて『龍 真咲 コンサート2017』を開催。計3公演で6,000人を動員した。
昨年9月に、惜しまれつつ宝塚歌劇団を卒業した元男役トップスター龍 真咲。8月23日にはファーストアルバム『L.O.T.C 2017』をリリースしている。『龍 真咲 コンサート2017』は、そのアルバムを携えた本格的なコンサートだ。
『龍 真咲 コンサート2017』 撮影=田中聖太郎
オープニングでは、神秘的な照明と映像の中、豪華絢爛な衣裳に身を包んだ龍がステージ2階へ艶やかに登場。ステージ中央ではダンスと殺陣の摩訶不思議な世界が繰り広げられた。龍はステージ上で早替えをし、シックなドレスでダンサーを従え「コパカバーナ」で会場をラテンの世界へ誘う。数曲歌った後、今宵初のMCで、「皆さんを歌で世界各地へお連れします!」と宣言し、日本の世界へ。アニメソングをメドレーでつないで場内を盛り上げる。そうかと思えば場面はまたもや変わり、龍は白と黄色の素敵なコスチュームに身を包み、華麗なダンスでステージを縦横無尽に駆け巡る。その後も様々な世界を旅し、「ゴッドファーザー愛のテーマ」で世界めぐりは幕を降ろした。
『龍 真咲 コンサート2017』 撮影=田中聖太郎
すると、場面は一転。今回のコンサートのために新たに撮り下ろされたレスリー・キー氏によるショートムービーがスクリーンに映し出される。龍が宝塚の世界から、J-POPのシンガーとして生まれ変わり、渋谷の駅からオーチャードホールまで駆け込んでくるという内容の映像が流れる。さらに、スクリーンそのままの妖艶な雰囲気を帯びた龍がステージに再登場する演出も。そして、会場は一気にアルバム『L.O.T.C 2017』のイメージへ。前半とは異なり、龍はステージセンターにスタンドマイクを置いて歌い始め、“魅せる”ステージから“聴かせる”ステージを展開。ここからアルバム収録曲をMC無しで全曲披露し、本編は終了した。エンターテイナー龍 真咲の魅力のすべてが表現された極上の空間となった。
『龍 真咲 コンサート2017』 撮影=田中聖太郎
前半と後半の魅力の異なるステージは、宝塚からのファンに、そして新しいファンへも、これから音楽の世界J-POPシンガーとしての道を進んでいくというメッセージを伝え、そして何より、龍 真咲自身の強い覚悟を感じさせた。龍は今後について「ここオーチャードホールでのコンサートを新たな“龍 真咲”のスタートにできればと思います!」と熱く語っている。
アルバム『L.O.T.C 2017』(えるおーてぃーしーにーぜろいちなな)
M2「Silly game」 作詞:濱名 琴/作曲:orange spotting/編曲:南田健吾
M3「Get by me」 作詞:濱名 琴/作曲:岡本武士/編曲:南田健吾
M5「Miss you always」 作詞:濱名 琴/作曲:田中隼人/編曲:山﨑佳祐
M6「Long Island Icetea」 作詞:濱名 琴/作曲:岡本武士/編曲:山﨑佳祐
M7「ヒーロー」 作詞:濱名 琴/作曲:長沼 良/編曲:小山 寿
iTunes Store、レコチョク他、各配信サイト、 また LINE MUSIC、Apple Music、AWAなど主要定額制音楽ストリーミングサービスでも配信中
日程:2017年9月10日(日) 16:00スタート
会場:兵庫・阪急西宮ガーデンズ 4階スカイガーデン・木の葉のステージ
会場:吉野山「金峯山寺」蔵王堂前 特設ステージ