大森靖子が出産前最後に出演したライブ「生誕祭」の模様が到着
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9月18日に新宿ロフトにて行われた大森靖子の『大森靖子メジャーデビュー1周年&生誕祭』。出産を間近に控えているため、当分はそのステージを観ることができないことが予想され、さらに彼女のメジャーデビュー一周年と誕生日とトピックスが重なった今回のライブ。親交の深いアーティストたちが集い、大森靖子「らしい」様々な要素が詰め込まれた、濃いステージが展開された。公式より届いたライブレポートでその様子に迫る。
以下、公式より
大森靖子がメジャーデビュー日にして自身の誕生日でもある9月18日に「大森靖子メジャーデビュー1周年&生誕祭」を新宿ロフトにて開催した。彼女のメジャーデビュー1周年&誕生日を祝うべく、
満員のオーディエンスでフロアが溢れるなか、19時の開演とともにぱいぱいでか美がステージに登場。「大森靖子の弟子、ぱいぱいでか美です」と自己紹介したあと、早速楽曲を披露していく。途中のMCでは「GLAYくらい売れても、あらゆる女子から人気がでても、弟子は私だけ!」と大森靖子への愛をオーディエンスにアピール。「大森さん観に来て、こんなアッパーな人間が出てくるとビックリしますよね」と気遣いをみせるシーンも。ぱいぱいでか美のパフォーマンス終了後、ステージに登場した大森靖子から「なんか歌うまくなってたね!」と褒められ、素直に喜ぶぱいぱいでか美。
ふたりのやりとりのあと、大森靖子が夏の魔物をステージに呼び込みトークを展開。
そして、大森靖子が夏の魔物に楽曲提供したという「どきめきライブ・ラリ」を大森靖子と夏の魔物のスペシャルバージョンで披露。さらにステージにキクイの戦艦を呼び込み、キクイの戦艦が大森からもらったエステの無料券でエステにいった話など、ゆるいトークを7人で展開していく。
続いてのアクトはジョニー大蔵大臣(水中、それは苦しい)。「今年42才になるのですが、ジミヘンやジャニス・ジョップリン、ジム・モリソンなどJがつく人が27才で死んでいるので、ボクもJがつくから27才で死ぬのかとビクビクしながら過ごしていたら、28才になれてホッとしました。そして、そのまま今にいたります。」と、先ずはオープニングトークで場内の笑いを引き出す。その後も「高校教師というドラマを見て先生になりたかったのですが、ボクの生徒は大森靖子だけです。」などと次々にオーディエンスを笑わせていく。数多くの笑いでフロアを沸かせたジョニー大蔵大臣のあと、ステージに登場したのは直枝政広(カーネーション)だ。「直枝です。よろしくお願いします。」とひと言あいさつしたあと、「ANGEL」を披露。直枝政広の歌声が今までとは異なったフロアの空気を作り上げていく。大森靖子が再度ステージに登場すると直枝政広がカネーションとは別に組んでいるユニットSoggy Cheeriosの「ぼくはイノシシ」を直枝と大森のふたりで披露。さらにステージに塚本舞を呼び込み、直枝、大森、塚本の乙女座3人による「エンドレスダンス」が披露される。
そして、直枝が「これ拷問なんだよ(笑)」とバンドアレンジではなく直枝のギター1本で大森が歌う「絶対絶望絶好調」が披露されると、オーディエンスも音数の少なさを補うべくハンドクラップなどで盛り上げていく。直枝政広がステージを去ったあと、大森の髪形や衣装をまねた根本宗子がステージに登場し、ギターを抱えて(演奏はしていない)「新宿」を歌いあげる。
続いてステージに登場したトリプルファイヤーは独特の世界観でフロアをつつみ、MCでは「大森さんはいい人なんで」と、大森のいい人話を少しだけ披露。
そして、いよいよ本日の主役、大森靖子の登場だ。暗転したステージに浮かび上がるように姿を現すとおもむろに1曲目の「呪いは水色」を歌いあげる。続けざまに「あまい」を披露したあと、「友だち発表会みたいなライブですね」と最初のあいさつをする。「卒業前、最後のライブです。みたいなライブをよく観るんですが、さすがに出産前最後のライブだと想う。そして、28才になって最初のライブ。28才になれると想っていなかった」と胸中をオーディエンスに告げる。その後も「夏果て」「君と映画」「ハンドメイドホーム」と続けざまに楽曲を披露していく。大森靖子の歌声とアコギの音色だけしかフロアには響いていないなか、大森の合図のもと静寂を切り裂くように「絶対彼女」のサビを歌う女子の歌声と、「絶対彼女」のサビを歌う男子による歌声が交互に鳴り響く。
さらに「デートはやめよう」では女子も男子も「エロいことをしよう」と大合唱。これには大森も「無茶苦茶楽しかったです。すごいダメな感じで“エロいことをしよう”と吐き出してくれて、すごい気持ちよかったです!」と嬉しさを伝える。
そして、この日最後の曲となった「キラキラ」を披露したあと、「また逢いましょう」の言葉を残して大森靖子がステージを後にした。
彼女の盟友とも言える、直枝政広(カーネーション)、ぱいぱいでか美、キクイの戦艦、ジョニー大蔵大臣(水中、それは苦しい)、大内ライダー&成田大致(夏の魔物)、トリプルファイヤー、塚本舞、根本宗子、といった面々、そして、多くのファンによって祝われた「大森靖子メジャーデビュー1周年&生誕祭」は無事に終演をむかえた。
大森靖子は来月出産を控えていることからも、彼女のライブを生で体感できる次の機会までは暫く期間を要するかもしれない。それまでは来月10月7日に発売されるLIVE DVD&Blu-ray「▼爆裂!ナナちゃんとイくラブラブ洗脳ツアー▼~ノスタルジック 中野サンプラザ~」を鑑賞して大森靖子を堪能し、彼女の復帰を楽しみに待とう。
「▼爆裂!ナナちゃんとイく ラブラブ洗脳ツアー▼~ノスタルジック中野サンプラザ~」
[DVD] ¥5,940(税込)AVBD-92250
[Blu-ray] ¥6,696(税込)AVXD-92252
【収録内容】
[DVD]
01. PINK
02. 秘めごと
03. 夏果て
04. デートはやめよう
05. 魔法が使えないなら
06. 絶対絶望絶好調
07. きゅるきゅる
08. イミテーションガール
09. ノスタルジックJ-pop
10. あまい
11. エンドレスダンス
12. 子供じゃないもん17
13. 君と映画
14. おまけ▼~スーパーフリーポップ~
15. KITTY'S BLUES
16. キラキラ
17. 歌謡曲
18. さようなら
19. 呪いは水色
20. 絶対彼女
21. 少女3号
22. あたし天使の堪忍袋
23. 春の公園
24. 焼肉デート
25. 新宿
26. 音楽を捨てよ、そして音楽へ
<アンコール>
27. マジックミラー
28. ミッドナイト清純異性交遊
[Blu-ray]
※LIVE映像はDVDと共通
(Blu-ray 限定特典映像)
01.さっちゃんのセクシーカレー(弾き語り)
02.マジックミラー(弾き語り)