『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』50公演達成でビリー役5人の少年がカーテンコールに全員集合
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左から 加藤航世(13)、木村咲哉(11)、前田晴翔(12)、未来和樹(15)、 山城力(11)
7月25日に開幕したミュージカル『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』が、8月31日12時45分の回をもって、50公演を達成した。これを祝い、通常は交互出演で主役のビリー役を演じる、加藤航世(13)、木村咲哉(11)、前田晴翔(12)、 未来和樹(15)、山城力(11)の5人が終演後のカーテンコールで舞台上に全員集合した。
ビリー5人全員が衣裳を着て壇上に上がることは初日以来だったため、割れんばかりの拍手と歓声があがり、一人ずつが自分の言葉で今の心境を述べると、観客は微笑ましさに笑みを浮かべた。また50回公演を記念し、全公演に出演するシングルキャストを紹介する一幕もあった。
50回目の公演のキャストは、ビリーが加藤航世、ビリーの父が益岡徹、ウィルキンソン先生が柚希礼音だった。この公演では、吉田鋼太郎と益岡徹がダブルキャストでビリーの父親役を、柚希礼音と島田歌穂がダブルキャストでビリーのバレエの先生であるウィルキンソン先生役を演じている。
本作は映画「リトル・ダンサー」を、エルトン・ジョンの作曲でミュージカル化した作品。舞台は1984年、炭鉱ストライキに揺れるイギリス北部の街。そんな中、一人の少年がバレエと出会い、その才能をバレエ教師に見出される。先行きの見えない毎日を乗り越えながら夢に向かって歩み始めた少年の姿は、いつしか周囲の人々の心に変化を与えていく……。2005年にロンドンで開幕以来、全世界で主要な演劇賞を総なめにし、のべ1000万人以上を動員してきた。日本での上演は今回が初めてとなる。
主人公ビリー・エリオット少年の役は、1346人の応募者から1年以上に渡るオーディションを経て選ばれた。このミュージカルが上演されるどの国においても、ビリー役を演じるにはバレエ、タップ、機械体操、歌、芝居など、あらゆる要素が求められる。現在上映中の映画「スパイダーマン:ホームカミング」でスパイダーマン役を演じている人気俳優のトム・ホランドも、かつてビリー役を演じたことが知られている。
7月19日にプレビューが開幕した日本初演の『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』は、7月25日から10月1日まで東京公演(TBS赤坂ACTシアター)、10月15日から11月4日まで大阪公演(梅田芸術劇場メインホール)。プレビュー含め、全126公演の大規模公演となる。 主催はTBS、ホリプロ、梅田芸術劇場、WOWOW、MBS(大阪公演のみ)。なお、同作品は2017年11月より隣国・韓国において韓国版の公演も予定されている。
本日8月31日、50公演を迎えて5人のビリーからコメントが届いたので、ここに紹介する。
加藤航世(かとう こうせい 13歳)
「一回一回上手になろうと頑張っているうちに、あっという間に時が経ちました。今までもこれからも、 バレエが一番うまいビリーだと言われ続けるよう頑張りたいです。ビリーを演じるのはこれが最後になると思うので、悔いのないよう頑張ります 」
木村咲哉(きむら さくや 11歳)
「8月10日に誕生日を迎え、11歳になりました。共演者やスタッフ、お客様からも祝っていただき最高の1日になりました。 去年の夏は虫取りをしていましたが、今年はビリーとして舞台に立ち充実しています。千秋楽まで、一回一回の公演を大切にして、頑張ります 」
前田晴翔(まえだ はると 12歳)
「オーディション期間は長かったですが、稽古の時間や、本番が始まってからはあっという間でした。ビリーが嬉しかったり、怒ったりすると、自分も同じように気持ちになるので、演じなくともビリーでいられます。これからも努力して、進化していきたいです」
未来和樹(みらい かずき 15歳)
「まだ始まったばかりなのに、これまでと同じ回数をやったらもうこの公演が終わってしまうと考えると、今から淋しく感じます。だからこそ、ビリーが終わった後に、もっと頑張ればよかったと思うことがないように、一回一回の公演を大切に頑張りたいです 」
山城 力(やましろ りき 11歳)
「初日はとても緊張しましたが、2度、3度舞台に出るうちに楽しめるようになってきました。遅れてデビューした自分のために、開幕後も毎日稽古をしてくださった皆さんに感謝しています。この50回公演を励みに、これからもどんどん進化していきたいです」
★アフタートークイベントの開催が決定
ミュージカル 『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』
<プレビュー公演>
■公演期間:2017年7月19日(水)~7月23日(日)
■会場:TBS赤坂ACTシアター
■料金(全席指定、消費税込):S席12,500円、A席8,500円
<東京公演>
■公演期間:2017年7月25日(火)~10月1日(日) 全100回(プレビュー公演含む)
■会場:TBS赤坂ACTシアター
料金(全席指定、消費税込):S席13,500円、A席9,500円
<大阪公演>
■公演期間:2017年10月15日(日)~11月4日(土) 全26回
■会場:梅田芸術劇場 メインホール
■料金(全席指定、消費税込):S席13,500円、A席9,500円、B席5,500円
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ホリプロ
<キャスト>
加藤航世 木村咲哉 前田晴翔 未来和樹 山城 力/吉田鋼太郎 益岡徹/柚希礼音 島田歌穂
久野綾希子 根岸季衣/藤岡正明 中河内雅貴/小林正寛/栗山廉(Kバレエ カンパニー) 大貫勇輔
森山大輔 家塚敦子 大塚たかし 加賀谷真聡 北村 毅 佐々木誠 高橋卓士 辰巳智秋 橋本好弘 羽鳥翔太 原慎一郎 丸山泰右 横沢健司 木村晶子 小島亜莉沙 竹内晶美 三木麻衣子 秋山綾香 井上花菜 出口稚子
古賀 瑠 城野立樹 持田唯颯 山口れん 香好 佐々木琴花 夏川あさひ
遠藤美緒 大久保妃織 小野梓 久保井まい子 佐々木佳音 高畠美野 近貞月乃 並木月渚 新里藍那 堀越友里愛 小溝 凪 笹川幹太 山城 力 岡野凜音 菊井凜人 桜井 宙
<ロンドンオリジナルスタッフ>
■脚本・歌詞:リー・ホール
■演出:スティーヴン・ダルドリー
■音楽:エルトン・ジョン
■振付:ピーター・ダーリング
■美術:イアン・マックニール
■演出助手:ジュリアン・ウェバー
■衣裳:ニッキー・ジリブランド
■照明:リック・フィッシャー
■音響:ポール・アルディッティ
■オーケストレーション:マーティン・コック
<日本公演スタッフ>
翻訳:常田景子
訳詞:高橋亜子
演出補:甲斐マサヒロ
振付補:前田清実
音楽監督補:鎮守めぐみ
歌唱指導:山川高風
照明補:大島祐夫
音響補:山本浩一
衣裳補:阿部朱美
ヘアメイク:前田節子
擬闘:栗原直樹
演出助手:西祐子、伴・眞里子
舞台監督:徳永泰子
技術監督:小林清隆
プロダクション・マネージャー:金井勇一郎
<コーチ協力>
バレエコーチ:K-BALLET SCHOOL
タップコーチ:Higuchi Dance Studio
アクロバットコーチ:コナミスポーツクラブ
■主催:TBS / ホリプロ/ 梅田芸術劇場 /WOWOW/MBS(大阪公演のみ)
■Billy Elliot the Musical worldwide is produced worldwide by Universal Stage Productions, Working Title Films and Old Vic Productions and is based on the Universal Pictures/Studio Canal film.
■特別協賛:大和ハウス工業株式会社
■協賛:Obagi イープラス 極東証券 こだま印刷 ジェイワールドトラベル