androp、“音楽の力を伝えたい”単独ツアー開幕

2015.9.21
ニュース
音楽

内澤崇仁(Vo, G)(撮影:橋本塁)

andropが9月19日に東京・Zepp Tokyoにてワンマンツアー「one-man live tour "androp"」の初日公演を行った。

「one-man live tour "androp"」は8月にリリースされたセルフタイトルの最新アルバム「androp」を携えてスタートしたワンマンツアー。10月25日の愛知・Zepp Nagoya公演までの全10公演の初日、彼らは開演を待ちわびた観客の熱気に迎え入れられてステージに登場した。

彼らは序盤から観客のシンガロングや、手拍子を受けつつ、一体感あふれるライブ空間を生み出していく。しかし「Paranoid」ではイントロでメンバーがミスをしてしまい、演奏を中断する場面も。そんな中、内澤崇仁(Vo, G)は「なんか“初日感”あるでしょ、今日しか観れないよ」と笑顔で話し、演奏を仕切り直した。

内澤は「新しいアルバムからたくさん曲をやります。今日は今日しか起こらないことがあるんで、みんな楽しみましょう!」と語り、バンドはその後も新作の収録曲をたっぷり含んだセットリストを披露。内澤と佐藤拓也(G, Key)がキーボードを演奏した「Ghost」では、力強くも温かなアンサンブルに多くの観客がゆったりと体を揺らしながら聴き入っていた。

ライブの後半、エレクトロサウンドを取り入れたダンスチューン「MirrorDance」では伊藤彬彦(Dr)がスティックを高く投げてキャッチするといったアクションを繰り返して歓声を浴び、前田恭介(B)と佐藤は客席に近づいて楽しげな演奏を見せつける。そしてライブ定番曲「Voice」では曲中に観客一体となっての盛大なシンガロングパートがあり、内澤はイヤーモニターを外して笑顔でフロアからの声を全身で受け止めた。彼は「最高だよ!でももっと楽しもう!」と話してからアッパーチューン「Yeah! Yeah! Yeah!」を投下。またMCでは内澤が「音楽の力」について語る場面があり、「つらいときや悲しいときがあっても、それを救ってくれる“音楽の力”を伝えたくて僕らは曲を作ってます」とコメントする。彼はそんな気持ちを込めたナンバー「Songs」を観客1人ひとりに語りかけるように歌い上げた。

androp「one-man live tour "androp"」(※終了分は割愛)

2015年9月23日(水・祝)宮城県 Rensa
2015年9月26日(土)北海道 Zepp Sapporo
2015年10月4日(日)広島県 広島CLUB QUATTRO
2015年10月11日(日)福岡県 Zepp Fukuoka
2015年10月17日(土)大阪府 Zepp Namba
2015年10月18日(日)大阪府 Zepp Namba
2015年10月24日(土)愛知県 Zepp Nagoya
2015年10月25日(日)愛知県 Zepp Nagoya