櫻井孝宏と小松未可子「あげぽよ」な収録秘話&チャウ・シンチーへの想いを明かす 映画『西遊記2~妖怪の逆襲~』公開記念舞台挨拶
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左から、小松未可子、櫻井孝宏
9月8日(金)、映画『西遊記2~妖怪の逆襲~』の公開記念舞台挨拶がTOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われ、吹替え版で声優を務めた櫻井孝宏と小松未可子が登壇した。
『西遊記2~妖怪の逆襲~』は、『少林サッカー』などで知られるチャウ・シンチーが製作・監督をつとめ、全世界で230億円以上の興行収入を記録した『西遊記~はじまりのはじまり~』の続編。今年2017年1月に中国で公開され、2017年度中国国内映画興行収入第3位(※8月現在)となる、 16.5億元(日本円で約265億円)のヒットを記録している。チャウ・シンチーが再び製作、『セブン・ソード』などのツイ・ハークが監督を担当し、 妖怪ハンターの三蔵法師(クリス・ウー)が、孫悟空(ケニー・リン)、猪八戒(ヤン・イーウェイ)、沙悟浄(メンケ・バータル)たちの天竺への旅をCGとアクションたっぷりに描く。
櫻井孝宏
その日本語吹替え版では、三蔵法師を櫻井孝宏が、三蔵と旅をともにすることになる美女・小善を小松未可子が演じている。二人はイベントに、櫻井と小松は、劇中で使用されている「Gメン'75のテーマ」をバックに登場。
櫻井は、「まさかこの曲で登場するとは……!」と感慨深い様子でコメントした。前作にあたる『西遊記~はじまりのはじまり~』など、チャウ・シンチー作品をいくつか観ているという櫻井は、「チャウ・シンチーとツイ・ハークという、自分の好きな監督の作品に関わることができて嬉しいです」と熱い想いを明かし、「チャウ・シンチーならではのテイストがあって、新鮮な驚きの連続でした」とアフレコを振り返る。
小松未可子
また、小松は、「チャウ・シンチー作品は初挑戦ながらも、笑いや驚き、感動など気持ちが豊かになりました。キャラも俳優も個性的でいち観客としても楽しめました!」と、楽しげに感想を語り、「自分にとって、チャレンジがあったり闘志や欲が沸いた作品でした。吹き替え版を楽しんで頂いたあとは、オリジナルではどんなセリフになっているのか気になるんじゃないかと思います。字幕と吹き替えを見比べて堪能してほしい作品です!」とアピール。
左から、小松未可子、櫻井孝宏
さらに、トークでは劇中で三蔵法師と小善が“イチャつく”シーンが話題に。アフレコ時には、実際には採用されなかったものの、「あげぽよ」や「LINE交換しよう」などといったアドリブが飛び交ったという。しかし、最終的には作品の仕上がりに自信をのぞかせていた。また、「自分の演じたキャラ以外で魅力的なキャラは?」という質問に対し、櫻井は、印象的で突き抜けたキャラクター・沙悟浄を挙げる。アフレコ前に沙悟浄登場シーンを繰り返し観ていたことも告白するも、「次回作のオファーがあったら、やはり三蔵法師が良い」と懇願。一方の小松は、「妖怪が変化するようなひと癖あるキャラクターのほうが楽しい」と、作中に登場する妖怪・蜘蛛女を挙げていた。
映画『西遊記2~妖怪の逆襲~』は公開中。
(2017年/中国/108分/カラー/ステレオ/ビスタサイズ )
【キャスト】
クリス・ウー『トリプルX 再起動』/ケニー・リン『グレートウォール』
ヤオ・チェン『モンスター・ハント』/リン・ユン『人魚姫』/スー・チー『西遊記~はじまりのはじまり~』
【スタッフ】
製作・脚本:チャウ・シンチー『少林サッカー』『西遊記~はじまりのはじまり~』『人魚姫』
監督・脚本:ツイ・ハーク『セブンソード』(05)、『ドラゴンゲート 空飛ぶ剣と幻の秘宝』 撮影:チョイ・スンファイ『人魚姫』
アクション監督:ユン・ブン『カンフー・ジャングル』
原題:西遊2 伏妖篇 JOURNEY TO THE WEST: THE DEMONS STRIKE BACK
提供:日活、 Zenith Entertainment Inc.
公式サイト:http://saiyu-movie.com/