フエルサの来場者5万人突破にミニオンが駆けつける！　フエルサ ブルータ「WA！」フォトレポート

9月12日、体感型エンタテイメント集団フエルサ・ブルータによる新作『Panasonic presents WA！』の来場者が5万人を突破した。5万人目の来場者は、2人で訪れたという都内在住の実香さん（28）と、亜希さん（27）。実香さんの誕生日祝いで品川エリアに来たところ、品川ステラボールでフエルサ ブルータが公演中であると気づき「前に先輩が観て、 あまりにもきれいで泣きそうになったと聞いていたので」と、当日券を購入したのだそう。

5万人突破記念のコラボ企画として、映画『怪盗グル―』シリーズのキャラクターであるミニオンがサプライズで登場し、セレモニーを盛り上げた。

 

１階スタンディングエリアをフォトレポート

5万人突破記念企画として、12日のフエルサ・ブルータ「WA！」にもミニオンとグルーが登場した。平日夕方の回とあり、１階スタンディングエリアの来場者は国籍も年齢層もさまざま。小学生からシニア世代までが一体となって盛り上がった公演の模様を、ミニオン登場シーンも含めレポートする。

和をイメージしたフエルサ・ブルータ最新作「WA！」は、戦国時代の幕舎を思わせる小部屋から始まる。暗がりの中、どこからともなく響く拍子木の音。四方を囲む幕が大きく上下したかと思うと、幕が取り去られ大きな会場に早がわり。異世界へ放り出されるような感覚の中、和太鼓とともにパフォーマンスがはじまる。

「WA！」は、上演時間約70分。人間と巨大なセットが創り出すパフォーマンスで構成されている。演目はパートごとに全く違う見どころをもち、人が壁を走ったり、頭上からプールが下りてきたり、キャストと来場者がいっしょになって踊ったりする。会場には、水しぶきや紙吹雪が舞う。

「体験以外、ネタバレなし！」と公式サイトにもあるとおり、フエルサブルータの魅力は「体験型」であること。だからこそステージパフォーマンスとしては珍しく全編撮影OK！

１階スタンディングエリアは、好きなところからパフォーマンスを観ることができる。

開演直後こそ「紳士淑女はお行儀よく遠巻きに静観……」といった雰囲気もあった。しかし、フエルサブルータ「WA！」では、360度からステージが登場する。全体の後方を陣取ったつもりが、次の演目で最前線になったり、キャストやスタッフの方にのせられたりで、いつのまにか世代を越え、会場全体がひとつになって盛り上がる。

フロアの中央に水が落ちてくる演目では、キャストとスタッフのスマートな誘導もあり、突然頭からずぶ濡れになるようなことはない。けれども、この演目は積極的に“浴びにいく”のがおすすめ！ ミドル世代の品の良いご婦人2人組も「行っちゃいましょうよ！」「こんなはずじゃなかったんだけど！」と弾けるような笑顔で飛び込んでいくと、つられて別のグループも輪の中に！