魔法少女になり隊は何になりたいのか? 1stフルアルバム発売前にメンバー全員に問う
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魔法少女になり隊
ボーカル・火寺バジルが“喋れなくなる”という魔女にかけられた呪いを解くために、“歌”という魔法を使って冒険している、というアレコレある、ラウドでポップでファンタジーなRPG系バンド・魔法少女になり隊。アニゲ? パンク? V系? それらどれにも属するようで属さない、オンリーワンにして守備範囲の広さもバツグンな1stフルアルバム『魔法少女になり隊~まだ知らぬ勇者たちへ~』にはどんな物語が描かれているのか? そして魔法少女になり隊は何になりたいのか? メンバー4人に訊く。
(筆談で)初めて見る人は、“こんなアルバム作るくらいだから、ライブでも何かやってくれるんじゃない?”って期待が相当あると思う。
――(『魔法少女になり隊~まだ知らぬ勇者たちへ~』の出来たてホヤホヤのゲームソフト仕様スペシャル・パッケージを見ながら)いや~~、凄いですね! このパッケージは見たことない!!
gari(VJ&Vo):サイズだけは再現出来なかったんですけど、パッケージ感は完全再現しました(笑)。
火寺バジル(Vo):(筆談で)私たちも今、初めて現物を見たんです。嬉しいですね!
――やっぱり、みなさんゲームは好きなんですか?
gari:ゲームは好きなんですけど、みんなジャンルが違って。
明治(Gt):ドラクエとか、RPGをやってるのはgariさんだよね。私はホラーゲームとかが好きで。自分でやるより、ゲームの実況を見たりするのが好きなんです(笑)。
ウイ・ビトン(Gt):僕は格闘ゲームとアクションゲームが好きです。
――でも、元祖のファミコンとかって、世代的にジャストじゃないですよね?
gari:ジャストではないですね、ドラクエもリメイク版でやりました。
――ドット画とか8ビットサウンドとか古い表現に興味が湧いたのはなぜですか?
明治:私たちの世代は、それがちょうど移行していく時代だった気がするよね?
gari:そうそう。ゲームでいうと、スーパーファミコン~NINTENDO64、プレステみたいな時代だったんで、荒かったドットがどんどん綺麗になっていくのも見ていて、両方の良さがネイティブに分かる世代な気がするんですよね。
バジル:(筆談で)最近、高校生のインタビューをする機会があったんですけど、その子はドット画が珍しいみたいで。いまはゲームも超ハイクオリティだし、あまり見る機会がないから、「ドット画の感じがすごく可愛い」って言ってて。そう考えると私たちのやってることって若い世代には新しく感じてもらえるし、親の世代だと懐かしく感じてもらえるし。広い世代に楽しんでもらえるんじゃないかな? と思うんです。
――なるほど。音楽的にはジャンルが崩壊して、どんどんジャンルレスになってきたのを見てきた世代だと思いますが。今作もジャンルレスで、自分たちのカッコいいと思うものをギュッと詰め込めていて。特にリード曲「完全無敵のぶっとバスターX」を聴いて、いま4人がバンドでやりたいことが明確に分かった気がしました。
バジル:(筆談で)ありがとうございます。やりたいことがしっかり形に出来たっていうのは、自分たちでも思ってます。“聴き終わった時、ひとつのゲームをクリアしたような感覚になるアルバムにしたいね”ってところから、パッケージも内容もみんなでこだわって。見た目も中身もみんながやりたいことを全部詰め込んだアルバムになりました。
明治:アルバムに至るまで、時間がたっぷりあったというのも大きいかも。いま、結成4年目なんですけど“やっとアルバムが出せる”みたいな感覚もあって。その期間に考えてたやりたいことを全部、アルバムに詰め込めて。みんなが納得出来る作品になりました。
ウイ:それは曲もそうで、明治が歌ってる8曲目の「ヒトリ サク ラジオ」とか今回、初めて明治が作詞作曲した曲で。それも“いつか歌えたらいいね”ってところから始まって。
明治:初めて作った曲をアルバムに入れちゃうって、結構ハードルが高いことだと思うし、自分たちにとっても挑戦なんですけど。いまは反応がすごく楽しみです。
――ではそれぞれ、アルバム完成しての感想を聞かせて下さい。
gari:僕はアルバムを作る前にみんなで話し合った時、話し始めてすぐに“ゲームを作りたいね”ってアイデアが出て。そこから動き始めて、すごい細部まで話し合って、それが形になった喜びに浸ってます(笑)。早く店頭に置いて、ゲームだと勘違いさせたいです。
バジル:(筆談で)私はメジャーデビュー1年目のタイミングでみんなが納得するものを詰め込んだアルバムが出来たことが嬉しいし、発売日が楽しみで仕方ないです。サウンドもそうだし、パッケージから中身まで、これだけ遊び心をくすぐれるものを作れるのって、普通に音楽だけやってるだけだとなかなか出来ないことだと思うんで。これが店頭に並ぶと思うと、私たちにしか出来ないことをやってやった感もすごいあって。「完全無敵のぶっとバスターX」で歌ってるみたいに、今は無敵感があります。
――うん、既存のフォーマットをぶち壊して、ここまで振り切れているのはすげぇカッコいいし、ロックだと思います! 明治さんはアルバム完成しての感想は?
明治:私もこうやって形になったのを見ると感動するし、やりきった感というか手応えもすごくあるし。今回、1stアルバムでこれだけの物が出来たので、次がすごく楽しみになりました。個人としてもバンドとしてもまだまだ伸びると思うし可能性を感じるし、アイデアを形にする楽しさも分かったので、もっと面白いことが出来たらいいなと思ってます。
ウイ:僕は出来上がったアルバムを聴いて、すごいボリュームのある作品になったなと思って。1stアルバムなのに、ベストアルバムが出来たような感覚もあったし、やりたいことをとことんやらせてくれて、メンバーやスタッフにすごい感謝の気持ちもあるし。聴いてくれた人がどんなリアクションをするのか、すごく楽しみですね。
――メジャーに来て1年。メジャーの環境はいかがですか?
ウイ:自主の頃にはやれることにも制限があったんですけど、そこの制限がちょっと開放されたというか。
明治:やりたいことを形にする手助けをしてくれるから、すごくありがたいよね。
バジル:(筆談で)このパッケージもよくOKしてくれたよね(笑)。だから、めちゃくちゃ応援してもらって、協力してもらって、これが出来たって感謝の気持ちはありますね。
――RPGで言ったら大きなお城に到着して、また新しいクエストが始まったって感じで。新しい冒険が始まって、バンドのレベルもグッと上がったんじゃないですか?
ウイ:どうだろ、そういう感じなんですかね?
バジル:(筆談で)レベルは可視化出来ないですからね、どうなんだろう?
――メジャーに来て、強い敵ともたくさん戦ったでしょう?
gari:いま、そう言われて思いついたのはMIYAVIさんとの対バンでした。超強くて、全然勝てねぇなと思いましたけど(笑)。
バジル:(筆談で)MIYAVIさんがMCで、「魔王役が必要になったら呼んでくれ」って言ってくれたので、レベルを上げていつか戦いに行かなきゃいけないなと思ってます(笑)。
ウイ:僕は今回のアルバムでも色んな挑戦が出来たけど、これからも色んな挑戦をしていかなきゃいけないんだろうなと思っていて。世界にはどんな曲が溢れてるんだろう?と日々模索してるし、新しいことが色々出来る環境にもなってきたから、どんどん色んなものを作り上げていきたい気持ちがあって。メジャーに来て、アルバムを出して、またワールドマップが広がった感じはありますね。
――今まで隠れてたマップの雲が消えてね(笑)。曲作りで変化した部分はあります?
ウイ:僕が骨組みを作って、みんなで広げていくスタイルは今まで通りだし、これでやっていきたいなと思ってるんですけど。今回思ったのは、メンバー以外の意見も大事にしていこうってことで。アレンジで悩んだ時、レコーディングエンジニアさんと話をしていて気付いたところがあって。すごく参考になったし、良かったですね。
――バジルさん、レコーディングはいかがでしたか?
バジル:(筆談で)「完全無敵のぶっとバスターX」で、今までの曲に比べてネガティブな要素を出したくて。効果的に聴かせるにはどうしたらいいかな? と考えた時、ラップだと思って、ラップに初めて挑戦したんですけど。ラップをやったこともないし、どうやって歌ったら良いのかな? と思って、ウイさんに「どうやったらいいんですかね?」って相談したら、「エミネムでお願いします」って言われて。私、エミネムを知らないから「どんな人なんですか?」って聞いたら、なんとなくで教えてくれて。「……というのを踏まえて、エミネムだと思ってやってくれ」って言われたから、頭の中で自分で作った架空のエミネムになりきってラップをしたんです。
――わははは、いい加減だなぁ!(笑) ネガティブ要素を見せたかったというのは?
バジル:(筆談で)私たちの曲は最終的には前向きであって欲しいと思ってるんで、しんどい言葉やネガティブな言葉が並ぶと雰囲気に合わなくなっちゃうんじゃないかな? と思って、今まであまりネガティブな要素を出さないようにしてたんですけど。今回、ラップだったら良いんじゃないかな? と思って、挑戦したんです。
――ネガティブな面が見えることで、ポジティブな面がより映えたりしますからね。魔法少女になり隊の楽曲って、バジルさんのエフェクティブな声の奥に見える素の部分だったり、歌詞や歌のふとしたところに出てくる女の子っぽさだったり、聴けば聴くほどにその人間味の部分に惹かれていくところがあると思うんです。
バジル:(筆談で)あ~、それは嬉しいです! 例えば、「完全無敵のぶっとバスターX」の歌詞だと、RPGゲームの中にも人生にも色んな敵が出てきたり、辛い戦いがあったり、日常でもあり、夢の世界でもあるみたいなものを書きたくて。魔法少女になり隊というゲームのフィルターは通してるけど、日常を描いてるといえば日常を描いてて。リアルなんだけど、ちょっと非リアル、みたいな表現を楽しんで欲しいなと思っています。
――バジルさん作詞の「ハッピーエンドの魔法」もアニソンっぽい世界観の中に、<ハッピーエンドを願ってみては胸が苦しくなるんだ>と本音がポロッと出てるところにキュンとしたし。明治さん作詞の「ヒトリ サク ラジオ」には、女の子の強さを感じました。
明治:一人よがりの歌詞にならないように、開発者のあだるとゆうくんにどういう感じの歌詞を歌ったら面白いか相談しながら作っていったんです。自分のことってあんまり分からないもんだなと思いながら書いたので、そういう感想をもらえると嬉しいです。
――最後の一行は歌詞カードを見て、“え、そういう話!? ”って驚かされたし(笑)。「完全無敵のブットバスターX」では、gariさんがデスボイスで何を歌ってるかと思ったら、結構可愛いことを歌ってたり、掘れば掘るほどに細部の遊び心にも気付きます。
gari:僕のセクションは基本ノリ重視で、特に意味を持たせないように歌ってて。ゲームでいうバグの部分みたいなのが、僕の担当なんです(笑)。ゲームやってると、バグプレイみたいなのも面白いじゃないですか? 全てが完璧である必要はないと思うんですよね。
――わははは、バンドのバグ担当って初めて聞きました!(笑) でも、ライブではVJ担当でしっかり役割を果たしていて。それぞれが責任を持って任務を全う出来てますよね。
gari:そうですね、RPGで言うとそれぞれが違う職業みたいな。
――この4人で生み出す音楽ってところで、音楽性が定まってきたのはいつ頃でした?
gari:音楽性に関してはウイさんが音を落とし込んで、僕たちは「ザザザザッて感じで」とか、「ピュイ~ンって音入れようよ」とか無茶振りして、まとめてくれたものが魔法少女になり隊の音楽って感じなので。好きな音楽やジャンルもバラバラだし、ウイさんがまとめてくれないと崩壊してます(笑)。
バジル:(筆談で)結成当初からそのやり方でしたね。そこにそれぞれの“こうしたい”っていうアイデアが加わっていって、みんなが満足出来る形になったのが今作だと思います。
ウイ:僕は最初、何がしたいというのは全く見えてなかったんですけど。「ユーロビートに派手なギターとドラムを付けてくれ」って注文があって。そこに僕のルーツであるポップ・パンクやメタルの要素を加えて、メンバーに聴かせたらすごく納得してくれて。さらにメンバーから、「ゲームっぽいピコピコ音を入れてくれ」ってアイデアが出てきたりする中で徐々に形が出来てきた感じでいたね。“これでいいんだ”と思えたのは2015年にミニアルバム『冒険の書1』が出来た時で、どんだけラウドでスクリームが入ってきても、ポップでキャッチーなところから外れなければ、僕たちの音楽になるなと思ったし。“あとはバジルが歌ってくれれば完璧!”と思いました。
――また、この個性的な4人がよく揃いましたよね(笑)。
gari:そうですね。よくする話なんですけど、「同じクラスだったら、絶対仲良くないよね」って(笑)。それぞれが違うグループみたいな。
ウイ:それぞれ嗜好が違うけど、それを尊重し合えているのがバンドで表わせているんじゃないかな? と思いますけどね。
gari:お客さんもそうだよね? 隣同士、きっと違うグループだろうなみたいな(笑)。モッシュやダイブをするライブキッズもいるし、アイドルやアニメが好きなコールミックスのオタクっぽい人もいるし、ヘドバンしてるV系好きの人もいるし。
バジル:(筆談で)親子で来てくれる人もいるよね? ライブの会場は本当にカオスです。ワンマンだからとか、自主企画だからとかじゃなくて、どこに行ってもカオスになっちゃうんです。最近だと台湾に行ってすごい大歓迎されたんですけど、ライブがすごいカオスで。日本みたいに色んなタイプの人がいて。オタ芸してる人がいて、その周りをサークルモッシュが囲んでたんです(笑)。
ウイ:ダイブするスペースがないからって、胴上げしてる人もいたもんね(笑)。
――わはは、最高じゃないですか(笑)。では最後にそれぞれ、アルバムで思い入れのある曲を教えてもらえますか?
ウイ:僕は「願い星」ですね。ギター満載ってところで、ギタリストとしてすごいやってやった感もあるし、90年代くらいの音楽の感じが出せてるのもすごく良いし。僕らの音楽って音数が多いんですけど、この曲ではあえてスッキリさせて、バジルの歌だったり、ポップなメロディに俺らの曲らしさが出ていて、すごく良かったです。
明治:私はもちろん「ヒトリ サク ラジオ」です。昔からラジオが好きで、音楽が好きになったのもラジオがキッカケで、今は人生の大きな割合を締めるものとしてバンドをやっていて。同じように私たちの曲をラジオで聴いて、音楽に興味を持って、みたいな人がいるかも知れなくて、そうやって時代が繋がっていくことを表現したくて。これを聴いてそう感じてくれたり、繋がっていけたら嬉しいなって。
バジル:(筆談で)私はめっちゃ悩むんですけど、思い入れがあるのは「ハッピーエンドの魔法」と「完全無敵のぶっとバスターX」の2曲かな。「ハッピーエンドの魔法」は、私、アイドルが好きなんですけど、曲の印象がアイドルっぽかったので、自分の好きなアイドルがどんな歌詞を歌ってくれたらグッとくるかな? と思って書いた歌詞で。
――じゃ、それを聴いてキュンとした僕はまんまとハメられたわけですね(笑)。
バジル:(筆談で)そうですね(笑)。アイドルって元気な印象があるけど、センチメンタルな歌詞を歌ってくれたらよりエモーショナルになるかな? と思って歌詞を書いて、すごく満足出来る形になりました。まんまとハマってくれて、ありがとうございます!
gari:僕も2曲あるんですけど、1曲目「START~まだ知らぬ勇者たちへ~」と13曲目「END~まだ知らぬ勇者たちへ~」ですね。
明治:言うと思った!(笑)
gari:最初に“ゲームをクリアした感覚になるアルバムにしたい”って話して、アルバムの最初と最後もすごいこだわって。iPodのシャッフルで聴く時とかはすごく嫌がられると思うけど、アルバムを順番に聴く方向に持っていけるって意味で、配信で1曲ずつ買うのが当たり前になってるいまだからこそ、時代に合ったやり方だったのかな? と思いますね。
――そして、リリース後は初のワンマンツアーが控えてます。
バジル:(筆談で)アルバムに“まだ知らぬ勇者たちへ”ってサブタイトルが付いているように、まだ知らない人たちにも届けたい作品が出来て。ツアーもまだライブを知らない人にも響く内容にしたいと思っているので。しっかり準備して、ツアーに臨みたいです。
ウイ:うん、アルバムでかなりハードル上げたと思うから、“ライブも良いな”と思ってもらえるように。ライブでしか感じられないことをガツンとやりたいね。
バジル:(筆談で)初めて見る人は、“こんなアルバム作るくらいだから、ライブでも何かやってくれるんじゃない?”って期待が相当あると思うから。ファンはもちろん、そういう人たちの期待にもちゃんと応えられるようなツアーにしなきゃね。
全員:頑張りましょう!
取材・文=フジジュン
2017年9月27日 (水)発売
完全無敵の初回盤X(CD+DVD)※全国TOUR
SRCL-9525〜9526 ¥3,703+tax ※ゲームソフト仕様スペシャル・パッケージ
魔法少女になり隊 初回盤
1. START〜まだ知らぬ勇者たちへ〜
2. 完全無敵のぶっとバスターX
3. my!show!time!
4. KI-RA-RI
5. ハッピーエンドの魔法
6. 革命のマスク
7. first star
8. ヒトリ サク ラジオ
9. Call me From Hell
10. アルテ魔ダンテ
11. ヒメサマスピリッツ
12. 願い星
13. END〜まだ知らぬ勇者たちへ〜
DVD:約30分(予定)
[魔法少女になりな祭] LIVE AT 2017.07.02 SHIBUYA / TOKYO
1. ヒメサマスピリッツ
2. BA・BA・BA ばけ〜しょん
3. 完全無敵のぶっとバスターX
4. 冒険の書1
MUSIC VIDEO 2016.09-2017.09
1. KI-RA-RI
2. 革命のマスク
3. ヒメサマスピリッツ
4. 完全無敵のぶっとバスターX
通常盤(CD)※初回仕様限定盤:全国TOUR
SRCL-9527 ¥2,685+tax ※BONUS TRACK「冒険の書1-album ver.-」収録
魔法少女になり隊 通常盤
<収録曲>(全14曲)
1. START〜まだ知らぬ勇者たちへ〜
2. 完全無敵のぶっとバスターX
3. my!show!time!
4. KI-RA-RI
5. ハッピーエンドの魔法
6. 革命のマスク
7. first star
8. ヒトリ サク ラジオ
9. Call me From Hell
10. アルテ魔ダンテ
11. ヒメサマスピリッツ
12. 願い星
13. END〜まだ知らぬ勇者たちへ〜
14. 冒険の書1-album ver.-