きゃわふるTORNADO の“武道館までの道のり” #34
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きゃわふるTORNADOリーダーのあんにゃんこと杏斉ゆかです。
今回は「杏斉ゆか」について少し書こうと思います。
私は、小さい頃から外で走り回り、じっとしていることが苦手で、
いろんなところにアザや傷をつくって家に帰ってくるような子どもでした。
幼稚園の頃は鉄棒にハマっていて、手が豆だらけ(笑)
夢中になるとそのことしか見えなくなる。
それは今も変わらない。
小学生の時のバレーボールに始まり、中学、高校の6年間はソフトボール、毎日真っ黒になりながらやりたいことを全力でやり続けました。
そんな中、高校2年生の時、大好きなお母さんに病気が見つかり入院と退院を繰り返す日が続きました。
初めて感じた辛い気持ち、胸が苦しくて、どうすればお母さんが笑顔になってくれるだろう。
毎日いろいろ考えました。
不器用な自分は何も声をかけてあげられない。
お母さんの前で1つも涙を見せたくない。
ずっと笑顔でそばにいてあげる。
そう自分に約束をしました。
18歳になりアイドルという世界を知りました。
私もそこに飛び込んでみたい!
飛び込んでみたらその世界は本当に素敵で、ステージに立つ瞬間が最高に幸せに感じました。
「ステージに立つ姿を見ると私も元気になるよ。輝いてる!」
お母さんがライブを見に来てくれて言ってくれたこの言葉が、
「アイドルの夢を東京で叶えたい!」と決心した瞬間でした。
誰かの元気の源でありたい。
誰かのために踊り続けたい。歌い続けたい。
きゃわふるTORNADOのオーディションに合格し、東京に行きたいとお母さんに相談しました。
アイドルになることは応援してくれたお母さんでしたが、東京に行くことには反対されました。
それでもきゃわふるTORNADOとして頑張りたい!!
ずっと笑顔でそばにいてあげるはずが、自分の夢を追いかけたいという気持ちの方が強くなってしまった。
結局、夢中になってしまった自分の気持ちを抑えることができずに、親に反対されたまま、大学を辞めて東京にやってきました。
不安しかなかった東京生活。
でも、いつの間にか不安から希望に変わっていました。
それはメンバーがいつもそばで支えてくれたから。
私は頼りないリーダーかもしれない。
でもこんなにも素敵な仲間がいる。
頼りない自分に悔しい気持ちが込み上げてきて、逃げ出そうとする自分がいる。
自分を変えたい。
悔しい。成長したい。
進み続けたい。
6人であのステージに立つまで。
そして最後はお母さんに、ゆかの満面の笑みを見て欲しい!