竹野内豊、きつめのパーマ&ド派手な衣装で初の“若頭”役 映画『孤狼の血』に参戦「素晴らしい作品になる!」

2017.10.1
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竹野内豊

2018年5月12日(土)公開の映画『孤狼の血』に竹野内豊が出演していることが明らかになった。

『孤狼の血』は、第69回日本推理作家協会賞を受賞し、第154回直木賞候補作ともなった柚月氏の同名小説の映画化作品。『仁義なき戦い』や『県警対組織暴力』の大ファンである柚月氏が昭和の広島を舞台にし、捜査のためなら違法行為も厭わない孤高のマル暴刑事・大上章吾(役所広司)と、その相棒の新米刑事・日岡秀一(松坂桃李)がある失踪事件を機に、暴力団同士の抗争に挑む姿を描く。映画『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』の白石和彌監督がメガホンをとる。

今回出演が発表された竹野内は、『彼女がその名を知らない鳥たち』以来白石監督と2度目のタッグを組む。『孤狼の血』で演じたのは、バリバリの呉弁とド派手な衣装&パーマが目を引く加古村組若頭・野崎康介だ。加古村組は、江口洋介演じる一之瀬守孝が若頭を務める暴力団。竹野内演じる野崎は、ストーリー冒頭から登場し、強烈な存在感を放つという。竹野内にとって、呉弁、ド派手衣装&パーマは初の挑戦とのこと。出演発表を受けた竹野内のコメントは以下のとおり。

 

竹野内豊

――初挑戦となった暴力団役(野崎)を演じてみての感想は?

『彼女がその名を知らない鳥たち』撮影直後に、白石監督から、「今度、竹野内さんに出て欲しい作品がある」と言われ、台本も読まずに、「はい」と返事をしていたので(笑)台本を読ませて頂いた時は、完成度の高さに「素晴らしい作品になる!」とわくわくしました。今まで、いい人だったり、エリート的な役が多かったので、また一つ、白石監督の現場で新たな役に挑戦出来る事が嬉しかったです。

――初挑戦となった広島弁(呉弁)で苦労した点は?

以前から、方言のある役をとにかくやってみたかったんです。呉弁は、抑揚が激しかったり、イントネーションを間違えると関西弁の様に聞こえてしまったりするので難しかったですが、呉出身のスタッフの方と確認しながら取り組める事が 楽しかったです。自分の演じた野崎の呉弁は、暴力的な言い回ししかしないのですが、本来の呉弁は、とても温かみがあって、どこか人間臭さを含んでいます。 また是非チャンスがあれば、呉弁を話す役柄に出逢いたいです。

――初挑戦となったきつめのパーマをかけた経緯や感想を教えてください。

衣装が想像していたものと全く違って、とにかく派手でした(笑)。
ですので角刈りはやめ、衣装に合う髪型をヘアーメイクさんと話しながら作って頂きました。


映画『孤狼の血』は2018年 5月12日(土)ロードショー。

 

作品情報
映画『孤狼の血』
キャスト:役所広司、松坂桃李、真木よう子、滝藤賢一、音尾琢真、駿河太郎、中村倫也、中村獅童、矢島健一、田口トモロヲ、ピエール瀧、石橋蓮司、江口洋介ほか
原作:柚月裕子「孤狼の血」(角川文庫刊)
監督:白石和彌
配給:東映
公式サイト:
(C)2018「孤狼の血」製作委員会
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