大塚 愛が「どうでもよくて」と話す真相から生きる姿勢まで インタビュー掘り起こし企画第3弾
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大塚 愛
大塚 愛が、14周年を記念して14年間のインタビュー掘り起こし企画&配信プライスオフキャンペーンを実施。第3弾となる今回は、2007年のインタビューとなっている。
また、本日9月27日から2週間にわたって、3rdアルバム『LOVE COOK』の配信がプライスオフとなるので、そちらもぜひチェックしてみよう。
「周りがこうだから、自分はこの立ち位置にいなきゃいけないんじゃないか」とかは、どうでもよくて。
2007年、大塚 愛は『CHU-LIP』なるシングルで世間に衝撃を与える。夏開催の【a-nation'07】にて“a-nation”ではなく“ai-nation”と書かれたプラカードを持って大人数を引きずれて行進し、自分のファンも他の出演アーティストのファンも巻き込んで、5万人による『CHU-LIP』のコミカルダンスを繰り広げるという、革命を起こした。
本人は同曲について、「この楽曲に関しては、良い意味でイライラしてほしい(笑)。「なんかムカつくけど、もう一回聴こう」みたいな。「何がしたいんだよ?この女」っていう感じではあるのに、でも気になるから最終的には聴いてしまう。で、気付いたら意味も分からず「とにかく騒ぎたいから歌いたい!」ってなる。子供たちが意味も分からず歌ってるのも面白いだろうし、大人たちが本当の意味をマニアックに楽しんでいるのも面白いし。まぁよく分かんない楽曲です(笑)。」とコメントしていたが、結果的に同曲のような笑えるナンバーから涙を誘えるバラードまで。あらゆる方向へ振り切れた音楽アプローチが出来るアーティストとしての地位を確立した。
なお、この唯一無二なスタイルのバックボーンについて掘り下げたインタビューで彼女は、「周りがこうだから、自分はこの立ち位置にいなきゃいけないんじゃないか」とかは、どうでもよくて。「じゃあ、自分はどうしたいんだ?」「楽しく生きたい!」ってなったら、その楽しく生きる姿勢を貫いていけばいいと思うんです。そうやって自分から自分を変えていけば、周りも変わっていったりする。だから自分の人生は、自分がどう感じて、どう思って、どう判断するか。それしかないと思うんです。あんまり時代に合わせて生きていこうとは思わず、なんとなく流れに乗りながらも「自分がどうありたいか」っていうのを常に持っておく」と語っている。(TEXT:平賀哲雄)
http://www.billboard-japan.com/special/detail/314