小倉智昭、藤田ニコルらが生パフォーマンスに興奮! シルク・ドゥ・ソレイユ『ダイハツ キュリオス』2018年日本上陸
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『ダイハツ キュリオス』日本公演記者発表
世界最高峰のサーカス集団シルク・ドゥ・ソレイユの『ダイハツ キュリオス』日本公演が、2018年2月から4月にかけて東京、大阪、愛知、福岡、宮城にて上演される。この記者発表が、2017年10月12日(木)都内にて行われ、シルク・ドゥ・ソレイユのパフォーマーたちと共に、小倉智昭、藤田ニコルほか公演のスペシャルサポーターたちが登壇した。
「キュリオス」とは「好奇心」「骨董品」というシルク・ドゥ・ソレイユ独自の言葉。産業革命の時代を彷彿とさせながら、近未来を感じさせる不思議な世界が舞台となる。「目に見えない世界が存在する」と信じている主人公シーカーが、あちこちから集めた骨董品などで作った機械の世界に足を踏み入れる所からストーリーが始まる。風変わりなキャラクターたちがシーカーの想像力を刺激しようと、詩やユーモアでこの世界をひっくり返そうとした時、骨董品たちが命を宿して―。
今回の舞台で登場する何でも屋「ニコ」、スカートの向きを変えるとα波を受信できる「クララ」、そしてリーダー的存在でテクノロジーの進化の化身「ミスター・マイクロコスモス」が登場すると、会場が一気に『ダイハツ キュリオス』の世界へと変わる。続いて登場したジャグラーはボールを使ったジャグリングを披露し、さらに「ロシアン・クレードル」という、高所で男性が女性を空中に放り投げるという人間空中ブランコのようなパフォーマンスを見せると会場から大きな拍手が沸き起こった。
『ダイハツ キュリオス』日本公演記者発表
パフォーマンスの興奮冷めやらぬ中、スペシャルサポーターの小倉、藤田そしてキャイ~ンの天野ひろゆきとウド鈴木、サンドウィッチマンの伊達みきおと富澤たけし、LiLiCo、チャラン・ポ・ランタンのももと小春が登壇した。
藤田ニコル
皆、生で観たパフォーマンスに「すごい」、「興奮した」と盛り上がる中、小倉は一足先にアメリカ・ポートランドで本公演を観た時の感想を話し出した。「本作は、CDのベスト盤みたいなもので、どこから観てもおもしろいんですよ。あと、シルク・ドゥ・ソレイユ史上、一番小道具が多い舞台とも言われているんです。実際にそれらを拝見したんですが、本当に素敵で一つくらい持って帰りたくなりました」。その言葉に周囲から「ダメです!(笑)」と突っ込みが入っていた。
小倉智昭
今回初めてシルク・ドゥ・ソレイユの世界に触れるという藤田は、ファッションモデルということもあって、クララのスカートの形状に興味津々。クララに近づきスカートを眺めたり触れたりしている藤田に「ちょっと見ていて!」とクララ。すると円状のスカートが一瞬にして形を変え、パラボラアンテナのような形に変身!目を丸くして驚く藤田だった。
『ダイハツ キュリオス』日本公演記者発表
チャラン・ポ・ランタンのももは「姉の小春がアコーディオンを始めたきっかけが『アレグリア』を観たことだったんです」と、過去日本で上演された作品について触れ、その場で『ダイハツ キュリオス』のイメージに合わせた自作曲を二人で披露。どこか懐かしさが漂うメロディラインが『ダイハツ キュリオス』の世界観とマッチしており、場内から二人に拍手が送られていた。
チャラン・ポ・ランタン
前回日本で上演された『ダイハツ トーテム』に続き、スペシャルサポーターを務めるサンドウィッチマンの伊達は「当日までに『ダイハツ キュリオス』に出演できるよう間に合わせたい」と自身のふくよかな身体を眺めながらコメントし、笑いを誘っていた。
サンドウィッチマン(伊達みきお、富澤たけし)
「僕らは『キダム』以来のサポーター役なんです!」と嬉しそうに語ったのはキャイ~ンの二人。ウドはニコとお互いの真似を始め、あげくにはステージ上で突然の追いかけっこをスタート。会場を笑いの渦に落としていた。
キャイ~ン(ウド鈴木、天野ひろゆき)
天野に「波長が合いますね」と言われたニコとウド鈴木
LiLiCoは、ミスター・マイクロコスモスの“お腹”が気になるらしく、博士がお腹の上部についている蓋を開けるとその中を覗きこんだり「重いんですか?」と話しかけたりと、自由に楽しんでいた。
LiLiCo
『ダイハツ キュリオス』日本公演記者発表
なお、この日会場には来ることが出来なかったが、中村勘九郎、中村七之助、中村勘太郎、橋本環奈もスペシャルサポーターを務める。VTRで勘九郎は「子どもの頃に『サルティンバンコ』を何度も観ました。父がシルク・ドゥ・ソレイユの大ファンだったんです」と思い出を振り返っていた。
記者発表後半では「コントレーション」というもう一つのパフォーマンスも披露され、パフォーマーたちが人間離れした柔軟性を用いて組み合わさり、動くオブジェのようであり、新種の生き物のような動きを見せると「おお」とうめくような声が漏れ、その後は割れんばかりの拍手が起きていた。
『ダイハツ キュリオス』日本公演記者発表
欧米では、11:11になると「メイク・ア・ウイッシュ!」とつぶやき、1分間願いごとをするという風習がある。1が並ぶこの時間は、偶然が重なり合うような幸運な時間と言われている。この『ダイハツ キュリオス』の舞台にも11:11の時計表示があり、11:12となったら不思議な世界から現実に戻る、という設定となっているそうだ。たった1分間に起きる夢のような出来事を2時間で描く『ダイハツ キュリオス』。来年2月、日本に上陸するのが待ち遠しい限りだ。
『ダイハツ キュリオス』日本公演記者発表
取材・文・撮影=こむらさき
<東京>
2018年2月7日(水)~4月8日(日)
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