日本のゲーム音楽の歴史を体感せよ！ゲーム音楽だらけのフェス『DIGGIN' IN THE CARTS 電子遊戯音楽祭』開催

日本のゲーム音楽の歴史とその魅力を探ったドキュメンタリー作品『DIGGIN' IN THE CARTS（ディギン・イン・ザ・カーツ）』が、Kode9主宰のレーベル”Hyperdub”からコンピレーションアルバムとして全世界でリリース。さらにロンドン、ロサンゼルス、東京でライブイベントを開催することが決定した。

『DIGGIN' IN THE CARTS』とは、2014年にレッドブル・ミュージック・アカデミーが公開した、日本のゲーム音楽の歴史とその魅力を探った全６エピソードのドキュメンタリー映像シリーズ。８ビット・16ビットゲームの時代を中心に、当時のゲーム音楽が世界のミュージックシーンにどれだけの影響を与えてきたかを、日本のゲームミュージックコンポーザーおよび、世界で活躍するミュージシャンたちのインタビューを絡めながら紹介し、公開当時、世界中のゲームファンの話題を呼んだ。

そんな"DIGGIN' IN THE CARTSプロジェクト"の一環として、今回開催されるのがゲーム音楽のライブイベント『DIGGIN' IN THE CARTS 電子遊戯音楽祭』。ワールドツアーではデトロイトテクノやシカゴハウスに影響を受けて制作された『ベア・ナックル』シリーズのサウンドの生みの親、古代祐三と川島基宏によるスペシャルユニットがライブセットを披露。

そして東京公演では『MOTHER1』『MOTHER2』『メトロイド』『バルーンファイト』『スーパーマリオランド』などの音楽で知られるChip Tanaka、ゲームボーイ・トラックメイカーQuarta 330、人気カルトゲーム「LSD」を手がけたOsamu Sato、チップチューンの第一人者Hallyはゲームミュージック界を代表する仲間と共に登場。

この夜だけは、日本のハウス＆テクノ界を代表するGONNOも特別なDJセットを披露。スペシャルゲストにテクノ界の大御所Ken Ishiiは90年代テクノセットを披露する。

また”Hyperdub”主宰のKode9も来日決定。STUDIO4℃の創設メンバーであり、『ディギン・イン・ザ・カーツ』コンピレーションアルバムのアートワークを手掛けた森本晃司の作品とコラボレーションしたオーディオ・ヴィジュアルセットで登場。日本のゲームソングの歴史を紡いだアーティスト達による共演を楽しみたい。