手塚治虫生誕90周年「MANGA Performance W3」マンガの日に開幕
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手塚治虫生誕90周年記念プロジェクト「MANGA Performance W3(ワンダースリー)」より。
手塚治虫生誕90周年記念プロジェクト「MANGA Performance W3(ワンダースリー)」が、昨日11月3日に東京・DDD AOYAMA CROSS THEATERにて開幕した。
手塚治虫のマンガ「W3(ワンダースリー)」を原作とした本作。構成・演出をウォーリー木下が手がけ、少年・真一と3人の宇宙人が地球の存亡をかけて悪と戦う“SF活劇”がノンバーバルで描かれる。7月には同劇場で「Amazing Performance W3(ワンダースリー)」のタイトルでトライアウト公演が行われた。
手塚の90回目の誕生日であり、“マンガの日”でもある11月3日に開幕した本公演。ダンスやマイム、マジック、アクロバットなどのパフォーマンスやプロジェクションマッピング、そしてパペットなどさまざまな表現を融合させた演出が見どころとなっている。
キャストは上演回ごとに替わり、初日は主人公・真一役の西島数博をはじめ、フィリップ・エマール、川原一馬、松本ユキ子、手代木花野が出演。西島は「15名のキャストがいろいろな組み合わせで出演しますから、それだけでも空気感は全然変わります。きっと観るたびに新しい発見があるはずです」と語っている。
またこの日は開幕を記念し、終演後にアニメ版「W3(ワンダースリー)」第1話の上映が実施されたほか、西島、ウォーリー、そしてマンガやアニメ好きで知られるニッポン放送アナウンサーの吉田尚記によるスペシャルトークショーも開催された。
吉田が「まるでアトラクションみたいな舞台ですよね。年間パスが欲しいくらい。おとなしく観ているだけじゃなくて、もっと観客がどんどん参加できるようにしてほしい」と提案し、ウォーリーがそれに賛同する1幕も見られた。「MANGA Performance W3(ワンダースリー)」の上演は12月22日まで、時間は約70分。
手塚治虫生誕90周年記念プロジェクト「MANGA Performance W3(ワンダースリー)」
2017年11月3日(金・祝)~12月22日(金)
東京都 DDD AOYAMA CROSS THEATER
原作:手塚治虫 漫画 W3(ワンダースリー)
構成・演出:ウォーリー木下
出演者:西島数博、フィリップ・エマール、川原一馬、椎原夕加里、石井咲、藍実成、坂口修一、梅澤裕介、松本ユキ子、関口満紀枝、伊藤壮太郎、鈴木秀城、坂口涼太郎、廣瀬水美、手代木花野(※各回5名が出演)
※廣瀬水美の「瀬」は旧字が正式表記。