ももクロ百田夏菜子「かいけつゾロリ」ヒロイン役で原作者キュンキュンさせる

2017.11.17
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「映画かいけつゾロリ ZZ(ダブルゼット)のひみつ」完成披露試写会の様子。左からゾロリ、原ゆたか、百田夏菜子、藤森雅也。

本日11月16日に劇場アニメ「映画かいけつゾロリ ZZ(ダブルゼット)のひみつ」の完成披露試写会が東京・新宿バルト9で行われ、キャストの百田夏菜子(ももいろクローバーZ)、原作者の原ゆたか、監督を務めた藤森雅也、そしてゾロリが登壇した。

ゾロリの若き日の母親・ゾロリーヌを演じた百田は、ゾロリのイヤリングを付けて登場。彼女は「初めてヒロイン役をやらせていただいて、すごく緊張しましたがとても素敵なものができあがりました」と満足気な表情を見せた。藤森は百田の演技について「実はアフレコがあまりうまくなかったらどうしようと不安でした(笑)。でもいざ始まるとものすごく百田さんが素敵で。この映画はこれで大丈夫だなと思えましたね」と称賛。さらに藤森が百田とゾロリ役の山寺宏一がデュエットした主題歌について「初めて絵と歌があったときの気持ちよさがすごかった」と語ると、百田は「レコーディングで山寺さんの声と自分の声が重なったときに、グッとくるものがあったのでそれを皆さんにもお届けできたらいいな」と目を輝かせた。

続いて原が「本当にお上手でキュンキュンしました。これから本で若い頃のゾロリーヌを書くときは、彼女の声しか出てこないというぐらいハマってるんです」と百田のアフレコを振り返ると、百田は「何よりもうれしい言葉です」と喜びを見せる。彼女が「セリフをキャラクターの口に合わせるのに必死になりすぎて。監督から『気持ちを込めてください!』と3回も注意されちゃいました……」と明かすと、藤森は「だいぶ少ないほうです(笑)」と続け、「それぐらい優秀だったんですから」と絶賛した。

司会者がゾロリに「百田さんのゾロリーヌはどうでしたか?」と話を振ると、百田はすかさず「すごかったぞ!」とゾロリの物真似をして見せ「山寺さんに怒られる!(笑)」と場内の笑いを誘った。終盤には「かいけつゾロリ」誕生30周年を記念したドーナツタワーが壇上に運び込まれ、百田は「映画ではドーナッツが重要なものとして出てきます!」とネタバレを控えながらほのめかす。最後に彼女は「笑いあり、涙あり、家族っていいなと思えるような作品です! ぜひ楽しんでください」とアピールし、イベントの幕を下ろした。

「映画かいけつゾロリ ZZ(ダブルゼット)のひみつ」は、11月25日より全国で上映される。