RADWIMPS野田洋次郎「GQ」が選ぶ“今年活躍した男”に、元SMAP3人も
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野田洋次郎(RADWIMPS、illion)
本日11月22日に「GQ MEN OF THE YEAR 2017」の授賞式が東京・東京アメリカンクラブにて行われ、野田洋次郎(RADWIMPS、illion)、元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾らが出席した。
「GQ MEN OF THE YEAR」は各国で発行されている雑誌「GQ」が展開するアワードで、その年に各分野において活躍を見せた男性に贈られるもの。アメリカでは1994年に、イギリスでは1998年にスタートし、フランス、ドイツ、インド、中国、韓国などでも展開されている。日本では2006年にスタートし、今回が12回目の開催。今年は野田、稲垣、草なぎ、香取のほか、俳優の斎藤工と長谷川博己、棋士の佐藤天彦、レーシングドライバーの佐藤琢磨、お笑いトリオ・ロバートの秋山竜次が受賞した。
野田は海外での公演を含め、ミュージシャンとして精力的に活動をしながら「100万円の女たち」でドラマ初主演を務めたことが評価され、ミレニアル・インスピレーション賞を受賞。授賞式で「GQ JAPAN」編集長の鈴木正文からトロフィーを受け取った彼は「ミュージシャンの野田洋次郎です。場違いなところにいる気持ちでいっぱいです。これをいただけたのは音楽だったり、映画だったり、一緒に作り上げてくれた同志だったり、監督だったりのおかげだと思います。これからも皆さんがドキドキできる作品を作っていきたいと思います」とうれしそうにコメントした。
稲垣、草なぎ、香取の3人はSMAP解散後、公式ファンサイト「新しい地図」を立ち上げ、自ら活動の場を広げていることや「パラリンピック」のスペシャルサポーターに就任したことなどから、インスピレーション・オブ・ザ・イヤー賞を獲得。稲垣は「今年、香取くん、草なぎくんと共に“新しい地図”というコミュニティをスタートさせていただきました。情熱はいっぱいなんですが、まだ功績は残せていないのに、このような賞をいただきありがとうございます。この賞に恥じぬよう、1人のエンターテイナーとして前進し続けていきたいと思っています」と受賞の喜びを語る。草なぎも「とてもうれしいです。今年はゼロからのスタートでしたが、ここに来て素晴らしい賞をいただけて皆さんに感謝しています。これからも新しい可能性を信じて努力していきたいと思っております」、香取は「新しい挑戦を、新しい人生を、新しいまっさらな地図に描こうと始めたばかり。ゼロからのスタートだと思っていたんですが、最近InstagramとTwitterを始めてみて、世界とつながって、ゼロじゃなかったんだなと。ありがとう、世界」と笑顔に。さらに香取は「この賞をもらうためにここまでやってきました。これが終着点にならないようにがんばっていきます」と報道陣を笑わせた。
トークセッションでは登壇者たちが改めて受賞についてコメント。野田は「20代の頃はあんまり人を信じてこなかったんですが、今年は1人の力では仕事ができないと感じた年でした」としみじみ語った。香取は「この賞の大きさ、重さを今実感しています。ここに立っている皆さんそうだと思うんですけど、これ(トロフィー)がとんでもなく重い(笑)。皆さん今必死に持っていると思います」と場を和ませる。
MCに来年チャレンジしたいことを問われた野田は「音楽をじっくりじっくりちゃんと作りたい。海外でのライブがどんどん楽しくなっていて、垣根がなくなっていることを感じています。アジアだったりヨーロッパだったり、海外でもどんどんライブをしていきたいです」とさらなる海外進出に意欲を覗かせた。稲垣、草なぎ、香取の3人は「新しい地図」のメンバーで製作する映画「クソ野郎と美しき世界」に全力投球したいと意気込む。それに加えて香取は「(SNSで)草なぎ剛が本当に大きなミスで炎上しないように見張り続けたい」と話し、会場の笑いを誘った。
「新しい地図」メンバーの横で話を聞いていた斎藤は自身が監督した長編映画をじっくりと世に届けたいという思いを語ったあと、「新しい地図さんの映画のオファーをお待ちしたいと思います」とコメント。斎藤の発言に「新しい地図」のメンバーはペコリと頭を下げた。
「GQ MEN OF THE YEAR 2017」受賞結果
インスピレーション・オブ・ザ・イヤー賞
・稲垣吾郎
・草なぎ剛
・香取慎吾
アウトスタンディング・アチーブメント賞
・斎藤工
ブーム・オブ・ザ・イヤー賞
・佐藤天彦
ベスト・スポーツマン・オブ・ザ・イヤー賞
・佐藤琢磨
ミレニアル・インスピレーション賞
・野田洋次郎(RADWIMPS、illion)
アクター・オブ・ザ・イヤー賞
・長谷川博己
ベスト・コメディアン賞
・秋山竜次(ロバート)