ギャロ ニューシングル「KERBEROS」を3月に発売、黒百合と影とのツーマンツアーも決定
ギャロ
今年2017年、8月中旬より10月まで地下活動へ没頭してきたギャロ。11月には、ツアーを通し約3ヶ月ぶりに表舞台へ姿を現した。現状、ふたたび制作のため年内のライブ活動は終了しているが、2018年はLIRAIZO/バラライカ/シビレバシル/SAVAGEらと対決公演を行う日程も発表になっているように、より長くギャロの世界観を味わえるようにと、ツーマンを軸に据えたライブ活動を行う姿勢を示している。
その対決公演へ、新たなメンツが加わった。それが、黒百合と影 。2バンドは、3月に名古屋/大阪/岡山/京都/東京の5ヶ所で対決ツアーを行う。全会場とも今回は、この2バンドを軸にゲストバンドを交えてのイベントツアーという形を取っている。毒々しさでは互いに引けをとらないギャロと黒百合と影との対決は、かなり刺激的で濃い内容になりそうだ。
さらにギャロは、3月14日のホワイトデーに最新シングル「KERBEROS」を発売することも発表した。今回のヴィジュアルを観ていただければおわかりのように、かなりグロテスクな様相を呈している。ケルベロスとは、ギリシャ神話に登場する、三つ頭を持つ冥府の番犬のこと。このタイトルと収録した楽曲の内容、そして今回のヴィジュアルがどのようにシンクロしているのかも気になるところだ。
シングル「KERBEROS」は、2018年のギャロの動向はもちろん、これからのギャロが歩むべき道を指し示してゆく作品になる。彼らが、どんな音楽性を提示しながら先へと続く行路を進むのか。その片鱗は、来年からのライブにも反映されるだろう。気になる方は、まずはギャロのライブに足を運んでいただきたい。
さらに、ギャロは初夏と初秋に新しい音源を世に出すことも宣言。シングル「KERBEROS」が、その後の2枚と連動してゆくのか。それとも、異なるメッセージを投げかけるのか。いづれにせよ、2018年のギャロがヤバい存在になりそうなのは確かだ。彼らの動きの一つ一つを、この先しっかりと追いかけてくれ。
文=長澤智典
EMR-016 ¥1,500(税込)
<収録曲>
壱.KERBEROS
弐.蛔蟲
参.神鯨型潜水艦・黒鯨
発売元:ヱンペラーレコード
販売元:ONG DISTRIBUTION
平成30年03月19日(月) 名古屋ホリデーネクスト
平成30年03月20日(火) 大阪ルイード
平成30年03月22日(木) 岡山イマージュ
平成30年03月23日(金) 京都MOJO
平成30年04月08日(日) 池袋ブラックホール
◆出演者詳細、ほかライブ情報はオフィシャルサイトへ http://9allo.jp/