ジェローム・ベル『Gala-ガラ』が2018年1月上演 “異才”によるダンスの祭典、開催迫る

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2017.12.25
 (C)Bernhard Müller

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世界のダンス界で賞賛と論争を巻き起こしてきたジェローム・ベルが、ダンスの祭典『Gala-ガラ』を2018年1月20日(土)・21日(日)の2日間、彩の国さいたま芸術劇場 大ホールで開催する。

2011年『ザ・ショー・マスト・ゴー・オン』(2001年初演)で彩の国さいたま芸術劇場に初登場したジェローム・ベルは、同作で先鋭的なダンスやパフォーマンスに贈られるベッシー賞(ニューヨーク・ダンス・アンド・パフォーマンス・アワード)を受賞した“異才”だ。

6年ぶりの埼玉公演で登場するのはこれまで50都市以上で上演されてきた『Gala-ガラ』。本作の出演者は、それぞれの開催都市でキャスティングされた20名の老若男女。プロのバレエダンサー、コンテンポラリーダンサー、俳優に加えて、6歳~75歳のダンスや芝居とは全く縁の無いアマチュアまで、年齢、職業、国籍など多種多様なバックグラウンドをもつメンバーにより展開される。その職業は会社員、イラストレーター、飲食店スタッフ、主婦、ドラァグクイーンまで様々だ。

出演者一人ひとりのありのままの個性が輝くこの「無差別ダンス」は、身体から放たれる「美しさ」がこんなにも多様なのかと観客に気付かせる。それは観る者の想像を超え、世界の観客を魅了してきた。

今回の公演は「彩の国さいたま芸術劇場」での開催ということでキャストも埼玉版となり、誰もがその技術を問われず踊ることの純粋な喜びを取り戻し、社会の縮図が現れるなか、舞台上に新たな共存の可能性が探られる。世界各地で絶賛を浴びている『Gala-ガラ』、埼玉版キャストはどう魅せてくれるのか。満を持して日本初登場を果たす。 

公演情報
ジェローム・ベル『Gala-ガラ』
(上演時間:約90分・途中休憩なし)

公演日時:2018年1月20日(土)15:00開演 21日(日)15:00 開演
    (開場は開演の30分前)
会場:彩の国さいたま芸術劇場 大ホール


構想・演出:ジェローム・ベル   
演出助手:マキシム・クルヴェルス、シモーヌ・トゥロング
出演:相澤陽太 新井悠汰 入手杏奈  梅村千春 Elhadji Ba 大北岬 オクダサトシ 金子紗采 川口隆夫 木下栞 佐々木あゆみ 竹田仁美 BIBIY GERODELLE 百元夏 繪 星 遙輝 堀口旬一朗  矢崎与志子 吉田駿太朗 吉村 計 李 昊
衣裳:キャスト私物


製作:R. B. ジェローム・ベル(パリ)
世界初演:2015年5月 クンステン・フェスティバル・デザール(ベルギー)

(税込・全席指定・前売):一般 S 席 4,000円、A 席 3,000 円 U-25*S 席 2,500円、A 席 1,500円
※当日券は各券種+500 円

主催・企画・制作:公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団
助成:平成 29 年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業
後援:在日フランス大使館/アンスティテュフランセ日本 


 
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