30歳目前の対照的な女性2人を描く香港映画『29歳問題』 一人芝居を映像化
2017.12.26
ニュース
映画
-
ポスト -
シェア - 送る
©2017 China 3D Digital Entertainment Limited
映画『29歳問題』が2018年の春から東京・YEBISU GARDEN CINEMAほか全国で順次公開される。
女優、脚本家、演出家として香港で活動するキーレン・パンが、12年間演じてきた一人芝居を自ら映画化した同作。30歳の誕生日を前にマンションを一方的に追い出された主人公ヨックワンが、パリに旅行中の同い年の女性ティンロの家に仮住まいし始め、部屋で見つけたティンロの日記に綴られた彼女の幸せそうな日常に惹かれていくというあらすじだ。原題は『29+1』。
仕事のプレッシャーに追われ、恋人との関係にも暗雲が立ち込める香港在住の主人公・ヨックワンを演じるのは、香港でモデル・女優として人気を集め「クリッシー現象」という言葉を生み出したクリッシー・チャウ。ヨックワンが出会う同じ誕生日の29歳ティンロを、同じく香港で歌手としても活躍するジョイス・チェンが演じる。
なお同作は『第12回大阪アジアン映画祭』で観客賞を、『第6回ニース国際映画祭』で外国語映画監督賞をそれぞれ受賞している。